春といえば?「春の風物詩」50選。自然、食べ物、桜以外の花、行事など

日本には四季折々の美しさがある中でも、寒さが和らぐ春は生命力にあふれ、春を象徴する自然や風景が多数あります。日本の春の風物詩を紹介します。

日本の春の風物詩:自然

1. 春一番

春になって初めて吹く強い南風のこと。もともと一部の漁業関係者の間で使われていた言葉が広まったものです。「春一番」に続く強い南風を「春二番」、「春三番」と呼ぶこともあります。

2. 春の長雨・菜種梅雨

北海道 春 春の長雨・菜種梅雨

3月下旬から4月にかけて、関東から西の地方では天気がぐずつく時期があります。梅雨に似た現象で、「春の長雨」と呼びます。ちょうど菜の花が咲く頃なので「菜種梅雨」とも呼ばれます。

3. うぐいす

春の風物詩 うぐいす

別名「春告鳥」とも呼ばれ、日本人にとって古くから親しみのある鳥。春の訪れとともに、「ホーホケキョ」という美しい鳴き声を響かせます。なお、日本では野球場や選挙カーでアナウンスを担当する女性を、その声の美しさから「うぐいす嬢」と呼ぶことがあります。

4. ツバメ

春の風物詩 ツバメ

春になると日本に飛来する渡り鳥で、「ツバメ」が飛び交う姿は日本の原風景です。冬の間は暖かい東南アジアで過ごし、3月から10月にかけて日本で子育てをします。天敵から身を守るため、人の気配がある軒先に作られた巣は縁起物。また、「ツバメが低く飛ぶと雨が降る」という言い伝えがあります。

5. ドラゴンアイ

秋田県 八幡平 ドラゴンアイ
©Akita Prefecture Tourism Promotion Division

5月下旬から6月上旬頃にかけて、運が良ければ現れる「八幡平ドラゴンアイ」。岩手県と秋田県にまたがる八幡平の山頂付近にある火口湖・鏡沼の神秘的な自然現象です。エメラルドグリーンに輝く湖水が春の雪解けによってドーナツ状になり、まるで龍の眼のように見えます。

6. 黄砂

春になると、車や建物に黄色い砂が積もることがあります。これは中国やモンゴルの砂漠の砂が偏西風にのって日本に飛んできたもの。土地開発を続けたことによる砂漠化の影響と言われます。

7. 新緑

東京都 丸の内中通り 新緑

丸の内中通り:©TCVB

みずみずしい緑色の若葉のこと、または若葉を茂らせた木々のこと。冬の間に葉を落とした落葉樹が、暖かい日差しを浴びて葉をつけ始める4月から5月にかけて見られます。

日本の春の風物詩:花

8. 桜

春 東京都 隅田川 桜

隅田川沿いの桜 :©TCVB

日本人が春の訪れを最も感じることができる花。日本に古くから様々な原種が自生しますが、中でもなじみ深いのがソメイヨシノです。淡いピンクの花を一斉に咲かせ、はかなくも潔く散りゆく様子は武士の品格に例えられ、日本文化を象徴します。

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9. 芝桜

春 埼玉県 芝桜
©Saitama Prefecture Products & Tourism Association "Reproduction and Reproduction Prohibited"

4月から5月にかけて芝のように地面に広がり、桜に似た5弁の花びらを咲かせます。日本人の桜好きが高じ、「芝桜」という和名が付けられました。日本各地にこれを一面に植えた観光スポットがあり、埼玉県秩父市の羊山公園「芝桜の丘」や、山梨県・富士本栖湖リゾートの「富士芝桜まつり」が有名。

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10. チューリップ

春 チューリップ 富山県
©Toyama Tourism Promotion Organization

丸いフォルムが可愛らしいチューリップは、日本でも人気。江戸時代後期に伝わったと言われます。現在、日本における主な生産地は富山県と新潟県。特に富山県は日本一の球根生産量を誇り、砺波チューリップ公園では「となみチューリップフェア」が4月下旬から5月初旬にかけて開催されます。

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11. 桃

春 桃の花 福島県

「桃」は弥生時代から栽培されていて、当初は観賞用でした。桃は魔除けの力を持つと考えられ、「古事記」や「日本書紀」などの古い文献にも登場します。また、桃から生まれた主人公が犬・きじ・猿と一緒に鬼を退治する「ももたろう」は、日本の子どもたちにとって定番の昔話です。日本では福島県や山梨県が名産地として知られています。

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12. たんぽぽ

春の風物詩 たんぽぽ

「たんぽぽ」はとても身近な植物で、日本各地の野原、道端に咲いています。江戸時代には「鼓草」と呼ばれ、日本の伝統的な楽器である鼓を叩く「たん」「ぽぽ」という音が語源になったとも。数十種類の在来種があるものの、現在多く見られるのは外来種のセイヨウタンポポ。

13. つつじ

春 つつじ 東京都
©TCVB:根津神社

春から初夏へ移る頃、山中や川岸に赤・白・ピンク・紫色の鮮やかな花を咲かせます。庭の垣根、公園の花壇で見られるほか、街路樹としても人気です。日本の気候に合っているため栽培しやすく、野生種を元に「本霧島」や「白琉球」など、たくさんの園芸品種が作られました。

14. 藤

春 藤の花 群馬県

Provided by Gunma Tourism Photo Gallery: https://gunma-kanko.jp/

「藤」もまた古来より、薄紫色の花房が垂れ下がる姿が日本人に愛されてきました。美しい女性を例えるときにも使われ、日本舞踊では藤の花の精が舞う「藤娘」という演目が有名です。花が咲くのは4月中旬から5月上旬で、つる植物であることを活かした藤棚を日本各地で見ることができます。

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15.しょうぶ・あやめ

春 しょうぶ あやめ 水郷潮来 前川あやめ園
水郷潮来 前川あやめ園

「しょうぶ」と「あやめ」はいずれも5月上旬に咲き始めます。見た目がそっくりなため、その昔は同じ植物と考えられ、現在も「菖蒲」という同じ漢字が用いられることに。5月5日の「端午の節句」(こどもの日)は「しょうぶの節句」とも呼ばれ、無病息災を祈ってしょうぶ湯に入る習わしがあります。茨城県の水郷潮来 前川あやめ園などが有名です。

16. ネモフィラ

春 ネモフィラ 茨城県 国営ひたち海浜公園

3月下旬頃からだんだんと色づき始め、4月上旬から6月下旬に見頃を迎えます。日本には青の美しいネモフィラ畑の絶景を見られるスポットが全国にあり、中でも茨城県・国営ひたち海浜公園の約530万本の「ネモフィラ」は、SNSを通じて世界中に大きなインパクトを与えました。

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日本の春の風物詩:祭りやイベント

17. ひなまつり

春 ひなまつり 埼玉県
©Saitama Prefecture Products & Tourism Association "Reproduction and Reproduction Prohibited"

3月3日は「ひなまつり」の日。桃の花が咲く季節なので「桃の節句」とも呼ばれ、女の子の健やかな成長を祈り、お祝いをする年中行事です。女の子のいる家庭ではお殿様とお姫様からなる雛人形、赤・白・緑のひし餅を飾ったり、ちらし寿司や雛あられを食べたりします。

2月下旬頃から日本各地でひな祭りのイベントが行われ、埼玉県「鴻巣びっくりひな祭り」では日本一といわれる高さのひな壇が展示されます。

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18. ホワイトデー

春 行事 ホワイトデー

日本特有のバレンタインデーと対をなす日。女性から男性にチョコレートを贈り、愛を告白するバレンタインデーに対し、3月14日は男性から女性にお返しとしてプレゼントを贈ることになっています。

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19. 桜まつり

春 桜まつり 東京都

©TCVB:千鳥ヶ淵の桜 

桜を愛でる「お花見」をイベントとして開催するもの。全国各地の桜が多く植わる公園などで実施されています。例えば、日本三大桜名所の一つに数えられる青森県の弘前公園では「弘前さくらまつり」が開かれ、国内外から約200万人が訪れます。

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20. 花祭り(灌仏会)

仏教を開いた釈迦の生誕を祝う「花祭り」。「灌仏会」とも呼ばれ、宗派に関係なく全国の寺院で4月8日前後に行われます。釈迦が誕生したとき甘露の雨が降り注いだことになぞらえ、花々で飾られたお堂で仏像に甘茶をかけます。

21. 三社祭

東京・浅草に鎮座する浅草神社の祭りで、江戸三大祭りの一つ。「三社権現社」、「三社明神社」という旧社名にちなみ、「三社祭」と呼ばれています。毎年5月中旬に行われ、東京都無形文化財に指定された「びんざさら舞」、神輿を担いで浅草を巡行する「神輿渡御」などが見どころ。

22. 葵祭

毎年5月に京都の上賀茂神社と下鴨神社で執り行われ、京都三大祭の一つに数えられます。約1500年前に行われた五穀豊穣を祈る祭りが起源で、平安装束を身に付けた人々の行列が市内を練り歩きます。

23.博多どんたく

春 博多どんたく まつり
© Fukuoka Prefecture Tourism Association

毎年5月3日、4日に開催される博多三大祭りの一つで、正式名称は「福岡市民の祭り 博多どんたく港まつり」。老若男女が思い思いの仮装でシャモジを叩いて町を練り歩き、特設のステージや広場で踊りを披露します。出場者約3万3千人、見物客約200万人を動員する賑やかな祭りです。

日本の春の風物詩:季節の行事や風景

24. お花見

春 お花見 上野
©TCVB:上野恩賜公園

日本人が愛してやまない桜。「お花見」と言えば、満開の桜を眺めながらゆったりと時間を過ごすことを指します。家族や友人と共にお酒を呑んだり食事をしたり、桜の下で語り合う独特の文化です。東京の上野公園などが花見の名所として知られています。

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25. 卒業式

春の風物詩 卒業式

日本では3月に各学校における教育課程が修了します。これを祝って卒業証書が授与される式典です。友人や先生との別れを惜しむ卒業ソングを歌い、思い出に残る感動的な式にするのが日本のスタイル。

26. 入学式・入社式

春の風物詩 入学式 入社式

3月の卒業式に続き、4月に新しい年度が始まります。新しい学校で入学を祝って行われるのが「入学式」。会社が新しい社員を迎え入れるために行われるのが「入社式」です。

27. エイプリルフール

4月1日の「エイプリルフール」が日本に入ってきたのは大正時代。欧米では嘘を付いても許される日として、新聞などで紹介されました。日本語の直訳で「四月馬鹿」とも呼ばれます。なお、江戸時代には「不義理の日」とされ、日頃のご無沙汰を詫びる日だったとか。

28. 田植え

春 田植え 新潟県
© Niigata Prefectural Tourist Association

水田に稲の苗を植えること。日本では種子をまいて発芽させ、一定の大きさに育てた苗を移植する栽培方法が一般的。地域によって異なるものの、4月末から6月下旬にかけて行われます。米どころの新潟県などでは美しい田園風景が見られます。

29. こいのぼり

春 こいのぼり 埼玉県
©Saitama Prefecture Products & Tourism Association "Reproduction and Reproduction Prohibited"

男の子の成長を祝う飾り。5月5日の「端午の節句」(こどもの日)に、鯉に見立てた細長い筒状の旗を家の庭先に立てます。江戸時代に武家で始まり、その後庶民にも広まりました。埼玉県の加須市で行われるジャンボこいのぼりの遊泳は、この時期の恒例行事です。

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30. 花粉症

花粉に対して起こる人体の反応。主にスギの花粉が舞う春に発生し、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目・耳・喉のかゆみが典型的な症状です。スギ花粉症は日本特有の病気で、約20%の人が罹患しているとも。

31. 潮干狩り

春 潮干狩り 千葉 木更津
©Chiba Prefectural Tourism & Local Products Association

干潟でアサリなどの貝類をとります。日中に潮が大きく引き、アサリが太って産卵が活発になる春はベストシーズン。場所やルールが決まっているので、出掛けるときは必ず確認しましょう。

32. 五月病

5月に生じる心身の不調を「五月病」と呼びます。日本では4月に進学、就職、転居などがあり、このときにストレスや疲労を溜める人が少なくありません。4月末から5月初めにかけて「ゴールデンウイーク」という大型連休があり、これが明ける頃、軽度のうつ症状のようなものを発症しやすいようです。

日本の春の風物詩:国民の祝日や記念日

33. 春分の日

春 春分の日

「春分の日」は毎年3月21頃。昼と夜の時間の長さがほぼ同じになる日です。「自然をたたえ、生物をいつくしむ」という趣旨の国民の祝日になっています。

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34. 昭和の日

春 昭和の日

4月29日は昭和天皇の誕生日。「昭和の日」と呼ばれ、国民の祝日の一つです。昭和時代には第二次世界大戦が起こり、多くの悲劇的な出来事がありました。「私たちが乗り越えてきた苦難の時代を振り返り、昭和時代を振り返り、国の未来を考える」という理由で制定されています。

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35. 憲法記念日

春 憲法記念日

5月3日は日本国憲法が施行された日。1948年の祝日法により制定され、国民の祝日となりました。「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する日」という趣旨があります。

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36. みどりの日

春 みどりの日

自然に親しみ、その恩恵に感謝することを目的とした祝日。その名称は昭和天皇が日本各地の植樹祭(植物を植えるイベント)に頻繁に参加し、環境問題の解決のための緑化プロジェクトに熱心だったことに由来するとされます。以前は昭和天皇の誕生日にあたる4月29日でしたが、2007年以降は5月4日に変更されました。

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37. こどもの日

春 こどもの日 こいのぼり

5月5日は「こどもの日」。親は子どもの成長を祝い、子どもは育ててくれた親に感謝します。祝日に制定される前は「端午の節句」と呼ばれ、奈良時代から男の子の成長を祝う日とされてきました。

🌸日本の祝日:5月5日は「こどもの日」

38. ゴールデンウイーク

春 ゴールデンウィーク

毎年4月末から5月初めまでの日本の大型連休のこと。4月29日から5月5日までの期間に休日・祝日が集中し、年によっては最大10連休になることも。全国各地でさまざまなイベント・祭りが開催されるため、国内・海外旅行に出かける日本人が多く、空港、主要駅、景勝地などは観光客であふれ返ります。

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39. 母の日

春 母の日

5月の第2日曜日は「母の日」。日本では、大正時代にキリスト教会や婦人団体を中心に少しずつ広がり、大手菓子製造会社が全国で開催したイベントをきっかけに定着しました。この日が近くなると、花屋さんの店先には母親にプレゼントするためのカーネーションが並びます。

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日本の春の風物詩:食べ物・グルメ

40. たけのこ

竹の子どもで、地下茎から出てくる若い芽を呼びます。やわらかくおいしく食べられるのは、土から頭を出すか出さないかのわずかな期間。掘りたては生でも食べられ、通常は茹でたり、焼いたりして調理します。独特の香りと歯応えがあります。

41. 春キャベツ

春 春キャベツ 群馬県 嬬恋村
Provided by Gunma Tourism Photo Gallery: https://gunma-kanko.jp/

キャベツは南北に長い日本の地理を活かして一年中栽培されますが、早春から初夏にかけて収穫されるのが「春キャベツ」。葉の巻きが緩いので柔らかく、瑞々しいため、生で食べるのが好まれます。群馬県の嬬恋村などが産地として有名。

42. 新玉ねぎ

春 新玉ねぎ 兵庫県

一年中出回っている玉ねぎは独特の辛味を持つ一方、春に旬を迎える「新玉ねぎ」は柔らかくて甘いのが特徴。火を入れればさらに甘味が引き立ちますが、日本人はやっぱり生で食べるのが大好き。あまり手を加えず、しゃきしゃきでフレッシュな「新玉ねぎ」の素材を活かした調理が粋でお洒落とされます。玉葱の名産地として有名なのは、兵庫県の淡路島など。

43. 桜エビ

春 桜エビ 静岡県
©Shizuoka Prefectural Tourism Association

桜色が美しい小型のエビ。日本国内で水揚げされているのは静岡県の駿河湾のみ。資源保護のため春(3月下旬〜6月初旬)と秋(10月下旬~12月下旬)しか漁が行われず、とても希少な食材です。甘味と旨味が強く、生、釜揚げ、素干しなどで食べられ、料理に彩りや風味を加えるために使われることも。

44. カツオ

春 カツオ 高知県
©Kochi Visitors & Convention Association

古代日本の税制において最高級品に指定され、漁場のある地方から朝廷に納められていました。近世の江戸では初夏の頃に獲れる「初ガツオ」が珍重され、これを食べることを誇りとする風習があったようです。現在も刺身、照り焼きなどで食べられるほか、かつお節の材料になります。高知県などが有名。

45. 柏餅

春 柏餅 こどもの日

蒸した上新粉(うるち米を乾燥させて粉状にしたもの)の餅で餡を包み、柏の葉でくるんだお菓子。主に、5月5日の「端午の節句」(こどもの日)に食べられます。古代では柏の葉は食器として使用されており、その名残とも言われるようです。

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46. 新茶

春 新茶 富士山 静岡県
©Shizuoka Prefectural Tourism Association

その年に初めて摘んだ新芽で作られるお茶。濃厚でありながら新鮮かつ爽やかな味わいが特徴。4月から5月に迎える旬の時期にしか味わえず、1年で最も美味しいお茶とされます。

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47.つくし

春の風物詩 つくし

シダ植物であるスギナの胞子茎のことで、春先に日当たりの良い土手などに生えます。ハカマと呼ばれる硬い葉を取り除いてから、おひたしや天ぷらなどに調理するとおいしい。

日本の春の風物詩:フルーツ

48. いよかん

春 いよかん 愛媛県

柑橘類の一種。「いよかん」の名称は愛媛県の旧国名、伊予にちなんだものです。山口県が原産ですが、明治時代に愛媛県で栽培されるようになってから有名になりました。濃い橙色と甘味の強さ、香りの強さが特徴で、3月から4月まで店頭に並びます。

49.キウイフルーツ

春の風物詩 キウイフルーツ

日本では1963年にニュージーランドから種子を導入したことをきっかけに、翌年には果実が輸入されています。その甘酸っぱさが日本人の好みに合っていたことから、国内でも栽培が盛んになりました。現在は日本各地でより甘味の強いオリジナルの品種が開発され、生産されています。

50.マンゴー

春 マンゴー 宮崎県
©Miyazaki Prefecture Tourism Association

日本に登場したのは明治時代。1980年代に宮崎県や沖縄県を中心に本格的な栽培が始まりました。国産の完熟マンゴーが流通するようになってからは、日本でも身近なフルーツです。特有の香りと濃厚な甘味が多くの日本人に愛され、生食はもちろん、プリンやケーキ、スムージーなども人気。

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