4月29日の「昭和の日」、5月3日の「憲法記念日」、5月4日の「みどりの日」、そして5月5日の「こどもの日」と、日本では4月の終わりから5月の上旬は祝日が続き、「ゴールデン ウィーク(Golden Week)」と呼ばれています。この記事では、5月4日の「みどりの日」について解説します。
日本の祝日「みどりの日」とは?
みどりの日は、自然に親しみ、その恩恵に感謝することを目的とした祝日です。
「みどりの日」という名称は、昭和天皇が日本各地の植樹祭(植物を植えるイベント)に頻繁に参加し、環境問題の解決のための緑化プロジェクトに熱心だったことに由来するとされています。
昭和天皇は、植物に関する知識が非常に豊富で、自然を愛していたと言われています。
2006年まで、5月4日は「国民の休日」と呼ばれる祝日で、「みどりの日」は昭和天皇の誕生日にあたる4月29日に設定されていました。
しかし、2007年以降は、4月29日が昭和の日となり、5月4日が「みどりの日」となりました。
5月4日は「植物園の日」でもある
日本の祝日である「みどりの日」は、みどりにちなんで「植物園の日」としても知られています。5月4日になると、日本各地の様々な植物園が一般の人に開放されたり、国立公園などで植物の種を配るイベントが行われたりします。
植物とは関係ありませんが、動物園や水族館、博物館のなかには、この日だけ入館料を無料にする施設もあります。
みどりの日は、有名な観光スポットに無料で入れる日!
みどりの日に行けば無料で入れる施設がたくさんあります。以下は、みどりの日の入館料・入園料を無料にしている東京の施設です。
- 上野公園(台東区)
- 新宿御苑(新宿区)
- 葛西臨海水族園(江東区)
- 六義園(文京区)
- 浜離宮恩賜庭園(中央区)
- 旧芝離宮恩賜公園(港区)
- 国立科学博物館附属 自然教育園(港区)
- 清澄庭園(江東区)
- 小石川後楽園(文京区)
もし、あなたが日本滞在中にみどりの日を迎えるようであれば、ぜひお得に観光を楽しんでください!
*新型コロナウイルスの影響で、施設の営業が変更となっている場合があります。最新の情報をお確かめのうえ、お出かけください。
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