鳥取県は、鳥取砂丘が代表的な観光スポットとして人気ですが、それ以外の観光スポットはご存じでしょうか？実は楽しめる観光スポット、グルメがたくさんあり、自慢の温泉郷が10箇所もあります！さらに、県内の2つの空港「鳥取砂丘コナン空港」と「米子鬼太郎空港」はキャラクターをテーマに建てられており、空港名にも起用されています。遊び心が溢れていますね！
鳥取県は日本のどこ？気候はどう？
鳥取県は日本の中国地方の北東部に位置します。東西に細長い形をしており、北には日本海に面した海岸線、南には名峰「大山」をはじめとする山々が広がり、美しい自然スポットが充実しています。鳥取は比較的温暖な地域で、とくに春から秋にかけて晴れの日が多いので、快適に鳥取観光をするなら春〜秋が良いでしょう。
鳥取はエリアによって魅力が大きく異なります。ここでは鳥取の観光エリアを「鳥取・岩美」、「中部」、「米子・境港」、「大山」、「近郊周辺」の大きく５つに分けておすすめの観光スポットをご紹介します。
鳥取・岩美エリア：鳥取砂丘はもちろん、白兎神社もおすすめ！
鳥取・岩美エリアは、鳥取市の海岸線を中心に「鳥取砂丘」や透明度の高い海 「浦富海岸」など人気スポットが集まります。とくに日本最大級の砂丘である「鳥取砂丘」が有名です。「鳥取砂丘」では、広大な海・青く澄んだ空・果てなく続く砂丘が織りなす絶景を見ることができます。また、鳥取砂丘周辺には、「砂の美術館」という精巧で巨大な砂像を展示する人気施設もあります。 2022年に新しくオープンしたおしゃれな「タカハマカフェ」もお見逃しなく！
鳥取砂丘以外では、日本神話や歴史の舞台とされる白兎神社も人気な観光スポットです。日本最古のラブストーリーと言われる「因幡の白兎」ゆかりの白兎神社は、縁結びのパワースポットとして知られています。境内に並んだ兎形の砂像、兎をモチーフにしたお守りや絵馬が可愛いですよ！
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他にも、西洋風の鳥取県立図書館の建物を復元して、童謡・唱歌とおもちゃの博物館に変身した「わらべ館」は、約2000点のおもちゃが展示され、遊びながらおもちゃの歴史にも触れられる面白いスポットです。
中部エリア：「倉吉」や「三徳山三佛寺」など昔ながらの風情が残る町並み
中部エリアは、倉吉を中心とする歴史的景観が見どころです。とくに倉吉の「白壁土蔵群」は、赤い瓦屋根と白い漆喰の壁が特徴的な伝統的建造物が立ち並ぶエリアです。飲食店や土産店に立ち寄りながら、17〜19世紀の面影を残すレトロな街並みを散策してみましょう。
三徳山三佛寺投入堂は、断崖絶壁の中腹にある洞窟の中に建つ国宝のお堂です。建設方法が未だに明らかになっておらず、1000年の間守られてきたお堂は、神秘的で人々を魅了します。そのほか多数の建造物が山内に建てられています。また、近くにある「三朝温泉」は、世界屈指のラジウム温泉、微量の放射線で新陳代謝を促進する効果を持つ、鳥取県の有名な温泉の一つです。
大山エリア：「大山」や「とっとり花回廊」など自然豊かな場所
米子・大山エリアは、「大山」を中心とした自然景観が美しいスポットが多いです。「大山」は標高1,709mの人気登山スポットで、山頂からは山の裾野・平野・日本海へと繋がる壮大な景色が見られます。 登山以外にも、サイクリングやシャワークライミング（水しぶきを浴びながら川を上っていくアクティビティ ）、星空観賞、スキーなどのWINTERスポーツなど、季節ごとに様々な体験を楽しめます。
日本最大級のフラワーパークである「とっとり花回廊」では、多種多様な花が園内に咲き乱れ、四季折々の色鮮やかな風景が見られます。例えば桜、チューリップやバラ、ユリ、マリーゴールド、ヒマワリなど多種類の花。屋外の庭園や水上花壇から、直径50m、高さ21mの巨大なガラス温室や屋根付きの展望回廊まで、一年中どんな天候でも花や植物鑑賞を楽しめます。また、毎年不定期に開催される月明かりをイメージしたライトアップ「ムーンライトフラワーガーデン」や、冬限定の「フラワーイルミネーション」は、花と光のコラボで、昼間とは違う幻想的な空間を作り上げます。
米子＆境港エリア：米子のお城から境港の水産まで魅力満載の観光エリア
米子には「海に臨む天空の城」と誇る米子城があり、戦国時代の面影を残した雄大な石垣と天守から360度のパノラマ風景を眺望できるところが魅力です。また、城下町の街並み散策や、日本海に面した海水浴と温泉を同時に楽しめる皆生温泉もおすすめです。
米子駅から鬼太郎列車に乗って、終点の境港駅まで行けば、鬼太郎や妖怪たちの姿が現れる「水木しげるロード」や「水木しげる記念館」など日本漫画関連の面白いスポットがあります。境港はカニや生クロマグロなど水産の漁獲量を誇る漁港で、新鮮な魚介類を堪能できる場所です。また、近くにある江島大橋は急勾配の坂で、正面から写真を撮影するとまるで壁のように映り、「ベタ踏み坂」と呼ばれてとても話題になりました。どの写真が撮れるか、ぜひ挑戦してみてくださいね。
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近郊周辺エリア：金持神社に金運アップ！
「金持（かもち）」と言う縁起の良い名前を持つ「金持神社」は名前の通り、金運のパワースポットです。このエリアはかつて、「黄金より勝る」と言われた鉄の産地で、鉄を「かね」と呼んで、かつ鉄山を持つ村と言う意味で、その地は漢字の「金持」と呼ばれるようになったそうです。
金運招福、商売繁盛のご利益が有名で日本全国から多くの参拝客が集まります。授与所に販売している金色の福袋や御守など開運グッズも人気です。
鳥取のフード＆レストラン
鳥取は、豊かな自然に育まれた環境のため、食材の宝庫と言われています。この土地で作られた食材を使った名物料理を食べられる店は、JP鳥取駅など、主要駅周辺に多いです。その他、各エリアにある道の駅や観光スポットなどにも飲食店が点在します。
鳥取の名産品「二十世紀梨」
「二十世紀梨」は鳥取の名産品で、酸味と甘みのバランスが取れた味わいが特徴です。二十世紀梨はフルーツのため、そのまま食べても美味しいですが、梨を使ったデザートやお菓子などもあり、色々な形で二十世紀梨の美味しさを味わって欲しいですね。
また、梨をテーマとしたミュージアム「鳥取県立鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館」は、梨に関する展示や体験を提供しています。倉吉の「白壁土蔵群」から徒歩約16分で行けるので、倉吉に観光する際に寄ってみてもいいでしょう。
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鳥取のブランド牛「鳥取和牛」
「鳥取和牛」は鳥取県のブランド牛です。肉質は柔らかく、口溶けが非常に良い。脂分はあるものの、まろやかな口当たりなので食べやすく、幅広い年代に好まれています。鳥取和牛の料理は、ステーキ・しゃぶしゃぶ・焼肉など様々です。中でも、肉本来の味を堪能するならステーキ、鳥取産の野菜と一緒に食べるならしゃぶしゃぶがおすすめです。
新鮮な海産物
日本海に面した鳥取では、一年中新鮮な海の幸を楽しむことができます。例えば、11月から3月までが旬の松葉ガニ「五輝星」をはじめ、鳥取県では「猛者エビ（もさえび）」と呼ばれる甘みとうまみが強いクロザコエビ、「とろはた」と称されるはたはたの鳥取県オリジナルのブランド商品もあります。また、6月から10月までが旬の「白輝姫」は墨袋を取り除いた 白イカのことで、全て鳥取県の自慢の特産品です。鳥取を訪れたら、獲れたて海鮮料理を絶対に食べておきたいですね。
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鳥取のホテル・旅館
鳥取の宿泊施設の多くは、JR鳥取駅周辺に充実しています。このエリアはホテルの数が多く、とくに駅から徒歩5分圏内は宿泊特化型のホテルが多いです。また、鳥取には10カ所の有名温泉地があり、各温泉地には天然温泉に入れる宿が多く集まっています。
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鳥取へのアクセス
鳥取を訪れるなら、観光拠点となる「JR鳥取駅」を目指しましょう。その際は「特急スーパーはくと」という、京都・大阪方面と鳥取・倉吉方面を繋ぐ特急列車を利用すると便利です。「特急スーパーはくと」の始発駅であるJR京都駅からは、約2時間50分で到着します。
東京から飛行機で行くなら、鳥取県内二つの空港を利用できます。漫画キャラクターの名を起用した空港、東の「鳥取砂丘コナン空港」と西の「米子鬼太郎空港」です。日本の人気漫画家の出身地であり、それぞれの有名な作品のキャラクター、コナンと鬼太郎をテーマとして設計した空港です。
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鳥取県内の交通について
県内の各エリアを観光する際は、JR鳥取駅から電車、周遊バスを利用しましょう。また、人気漫画のキャラクターをテーマにした「鬼太郎列車」と「名探偵コナン列車」は観光列車で、遊び心のある仕掛けや飾りが満載！また、若桜鉄道は沿線23施設が国の有形文化財に登録され、列車や駅舎から昭和レトロの風情を感じられます。
Spot information
- 名称：鳥取（JR鳥取駅）
- 住所：〒680-0835 鳥取県鳥取市東品治町111
- アクセス：JR京都駅から特急列車で約3時間
- Wi-Fi：Available（tottori BB）
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