「鳥取砂丘コナン空港」「米子鬼太郎空港」の楽しみ方。お土産は買える?

人口約55万人の鳥取県は、47都道府県で最も人口が少ない県。にもかかわらず、空港が県の東と西に2つも存在します。それは、住む人より観光などで訪れる人が多いことを意味します。そして、魅力的な観光地だということも。

そんな鳥取の空港は、世界で唯一のまんが名を冠した2大空港!一つは鳥取砂丘コナン空港、もう一つが米子鬼太郎空港。この記事では、空港自体が観光地として楽しめる、この2つの空港の魅力を紹介します。

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「鳥取砂丘コナン空港」の楽しみ方

鳥取県の県庁所在地、鳥取市にある鳥取空港。日本の人気漫画「名探偵コナン」の作者、青山剛昌さんの出身地が鳥取県北栄町であることから「鳥取砂丘コナン空港」と名付けられました。以降、コナンに会える空港として広く親しまれています。

コナンと蘭がお出迎え!青山先生のメッセージボードから入場

入り口で出迎えてくれるのが、パイロットと客室乗務員に扮したコナン君と蘭ねえちゃんこと毛利蘭。その後ろには、青山剛昌さんによって「鳥取砂丘コナン空港へようこそ!!」と書かれたメッセージボードが。

神出鬼没な「怪盗キッド」も登場!

そして、いたるところにあるのが、コナン君をはじめ主要なキャラクターたちのオブジェやウォールアート。そのなかには、コナン君のライバルの怪盗キッドも。神出鬼没な彼だから、思いがけない所にいるかもしれません。名探偵コナンのファンにとって夢のような時間が始まります。

「喫茶ポアロ」には、安室透と毛利小五郎が!

作中でよく登場する喫茶ポアロも空港内に再現。ここでは、私立探偵兼店員…の安室透が笑顔でお出迎え。店内には、居眠りをしている毛利小五郎も。「もしかしたら推理中?コナン君がどこかに隠れているのでは?」と思わせてくれる喫茶店です。

赤井秀一が潜入捜査中!?

その喫茶ポアロの横にある階段を昇った所には、煉瓦の壁によりかかるFBI捜査官の赤井秀一の姿。彼の雰囲気に合わせて写真を撮ると、素敵な写真に仕上がりそう。安室透と赤井秀一ファン必見の場所です。

展望デッキのメモリアルスポットで愛と郵便を

展望デッキの工藤新一と毛利蘭の仲睦まじい雰囲気のイラストの前には、シルクハットの形をした鐘が。カップルで鳴らすと永遠の愛が誓えるかも。そして、その前にはハート形のメモリアルポストが。このポストに投函した郵便物には、空港オリジナルの消印が押してもらえます。旅の記念にいかが?

コナンの思い出が振り返られるキャラクターウォール

ほかにも阿笠博士の発明品やキャラクターの絵が飾られたキャラクターウォールなどが。名探偵コナンの世界を思い切り満喫しましょう。

鳥取砂丘コナン空港の空港内のレストラン・お土産ショップ情報

名探偵コナングッズの専門店「コナン探偵社」には、関連グッズやお菓子が勢ぞろい。特に、空港限定商品がおすすめです。ほかにも、鳥取の名産品が買えるショップや鳥取の食材を味わえるレストランやカフェも楽しめます。

路線

国内線は羽田空港の1路線、国際線はチャーターのみ

スポット情報

  • 名称:鳥取砂丘コナン空港
  • 住所:鳥取県鳥取市湖山町西4丁目110−5
  • アクセス:鳥取駅から連絡バスで約20分

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「米子鬼太郎空港」の楽しみ方

鳥取県西部の境港市にある米子空港。境港市出身の漫画家、水木しげるさんの代表作「ゲゲゲの鬼太郎」の主人公・鬼太郎にちなんで「米子鬼太郎空港」と呼ばれています。このマンガに登場するのは、妖怪や人間。主人公の鬼太郎は、幽霊族最後の生き残り。「ゲゲゲの鬼太郎」は、その鬼太郎が仲間の妖怪達と一緒に、人間社会に悪さをする妖怪と戦う物語です。

鬼太郎と目玉おやじがお出迎え

米子鬼太郎空港は、鬼太郎や妖怪たちと会える場所であり、いたるところにいる鬼太郎たち妖怪と記念撮影もできる場所です。まず、到着フロアで出迎えるのが、飛行機に乗った鬼太郎と鬼太郎の父親である目玉おやじ。

ベルトコンベアに目玉おやじが出現!

目玉おやじは、預けた手荷物が流れてくるベルトコンベアに出没する可能性が。もし出会えたらラッキーかも。ほかの妖怪たちも思いがけない場所に潜んでいます。だから、もし視線を感じたら振り向いてみましょう。天井や窓、ベンチ、ドアに「ぬりかべ」や「ねこ娘」などの妖怪たちが。でも、恐れることはありません。みんな、人間にやさしい妖怪たちだから。

芸術のなかの妖怪

この空港には、芸術作品のなかに潜む妖怪も。その名は、高さ2.8m、幅10.2mの大型ステンドグラス「妖怪たちの森」。このなかに生きるのは、「一つ目小僧」や「砂かけばばあ」など「ゲゲゲの鬼太郎」に登場するお馴染みの妖怪たち。森の植物たちに囲まれ、楽しそうに色とりどりの光を透過させる。

このステンドグラスは、手作りの「アンティークグラス」を使い、専用の絵具で絵付けしたものを焼成して定着させる技法で制作されたものです。しかも、1000年以上続く伝統技法により実現しました。妖怪たちの居心地の良い森は、こうしてできたのですね。

旅客搭乗中にも妖怪に会える

同じく色の光を透過させるのが、旅客搭乗橋の妖怪たち。窓に住みついた黄色やオレンジの妖怪たちが通路に模様を描く、そんな妖怪の美しいいたずらをぜひ鑑賞してください。

米子鬼太郎空港の空港内のレストラン・お土産ショップ情報

空港内には、鬼太郎グッズや地元の名産品が買えるお土産ショップがあり、買い物も楽しめます。また、国際線搭乗待合室には、さまざまな商品が買える免税店も。

そして、お腹がすいたら地元の食材を使った料理が味わえるレストランがおすすめ。いろいろな楽しみ方ができる空港です。

路線

国内線は羽田空港の1路線、国際線は香港国際空港、仁川国際空港、上海浦東国際空港。

スポット情報

  • 名称:米子鬼太郎空港
  • 住所:鳥取県境港市佐斐神町1634番地
  • アクセス:米子駅から空港連絡バスで約25分

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東京から鳥取へ。鳥取砂丘コナン空港と米子鬼太郎空港、どちらがおすすめ?

東京から鳥取は、飛行機で約1時間10分~1時間20分で到着します。その際、鳥取砂丘コナン空港か米子鬼太郎空港のどちらを利用するかは、訪れる観光スポットによって決めるのがおすすめ。

鳥取砂丘やダイナミックで美しいリアス式海岸の浦富海岸などを巡るなら鳥取砂丘コナン空港。日本百名山のひとつ「大山」や鬼太郎たち妖怪に会える「境港」を観光する場合は、米子鬼太郎空港が便利です。

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