鳥取県境港の楽しみ方!美味しい水産を食べながら鬼太郎に出会える?

鳥取県の境漁港は、全国1位や2位を争うほどの水揚げ量を誇る生本マグロやカニをはじめ、日本海のさまざまな海産物が水揚げされる、日本でも有数の漁港です。そんな漁港に隣接した直売所では、購入した新鮮な魚介をその場で堪能することも可能。また、「ゲゲゲの鬼太郎」をテーマとしたJR境線や「水木しげるロード」など、境港出身の漫画家、水木しげるさんが描く日本の妖怪の世界観も楽しめる地域です。今回は、そんな境港の観光スポットを紹介します。

マグロ、カニの水揚げ量が凄い!境港に行ったら絶対に食べてほしい水産!

ベニズワイガニ

境港でまず食べてほしいのが、日本有数の水揚げ量を誇る、主に6月〜7月に漁獲される生本マグロと9月〜翌年6月が漁期のベニズワイガニ。また、11月〜3月に沖合底曳網漁で漁獲される松葉ガニ(ズワイガニ)、6月~9月のケンサキイカ(白いか)も全国的に有名です。ほかにも、日本海の豊富な海の幸が境港には集まります。そんな水揚げされたばかりの新鮮な魚介が堪能できるおすすめの直売所や市場を紹介します。「魚市場見学ツアー」も体験できますよ。

境港水産物直売センター

境港水産物直売センター

境港魚市場に隣接する「境港水産物直売センター」では、水揚げされた海産物がその日のうちに並べられます。購入した海鮮は、その場で刺身にしてもらい堪能することも可能。食堂では、天然マグロをはじめ様々な海鮮丼がいただけます。ここでしか食べられない魚介を堪能しましょう。

海鮮丼

境港水産物直売センター

スポットインフォメーション

  • 住所:鳥取県境港市昭和町9-5
  • アクセス:JR境港駅から車で約5分

「大漁市場なかうら」も「境港さかなセンター」もおすすめ!

高さ7.7mの「鬼太郎」の石像「がいな鬼太郎」が目印の「大漁市場なかうら」。カニをはじめ、一夜干や蒲鉾、お菓子、鬼太郎グッズなどを販売。館内の食堂では、新鮮な海鮮料理が堪能できます。

スポットインフォ

  • 住所:鳥取県境港市竹内団地209
  • アクセス:JR境港駅から車で約10分

境港さかなセンター」では、店舗で購入した水産物を調理してもらい、併設のお食事処で食べることができます。館内には、鬼太郎のご神体を祀っている「鬼太郎大漁社」もありますよ。

スポットインフォ

  • 住所:鳥取県境港市竹内団地259-2
  • アクセス:JR境港駅から車で約10分

海とくらしの史料館

海とくらしの史料館
©鳥取県(漢字)©Tottori Pref.(英語圏)

趣のある白壁が美しい「海とくらしの史料館」は、魚などの剥製で日本一の収蔵数を誇る博物館。その数なんと、700種類、4,000体。人食いザメとして知られる体長4.2mのホホジロサメや日本一の巨大マンボウなど多くの魚たちが光沢のある姿で展示されています。この、海中の魚たちの色を再現するための光沢や色により、図鑑とは異なる魚の姿が楽しめます。魚以外に水産情報や漁法も展示され、本物の漁船「みなと丸」は乗船も可能です。

スポットインフォ

  • 住所:鳥取県境港市花町8-1
  • アクセス:JR境港駅から「はまるーぷバス」で約8分

鬼太郎・妖怪関連スポット

鬼太郎列車

境港では、水木しげるさんの代表作「ゲゲゲの鬼太郎」にちなんだスポットも大人気。その1つがJR境線で米子駅を起点に運行する、鬼太郎たちのキャラクターが描かれた「鬼太郎列車」。終点の「鬼太郎駅」の愛称がつけられた境港駅や周辺には、妖怪巨大壁画や鬼太郎ポストなども。

境港駅

境港駅から約800m続く「水木しげるロード」は、177体の妖怪ブロンズ像や「妖怪神社」、「水木しげる記念館」など妖怪一色。非日常感を満喫できますよ。

江島大橋

江島大橋(ベタ踏み坂)
©鳥取県(漢字)©Tottori Pref.(英語圏)

天に昇るような急勾配の形状からアクセルを踏みしめなければ登れない「ベタ踏み坂」と呼ばれる全長1,446.2メートルの「江島大橋」。しかし、これは錯覚効果によるもの。実際は、5千トン級の船を通すため最上部の高さが45mになっているものの、ベタ踏みするほどではありません。しかも江島大橋の近くには、急勾配の写真を撮れる場所はないのです。

江島大橋(ベタ踏み坂)
©鳥取県(漢字)©Tottori Pref.(英語圏)

実は、急勾配の橋を撮影するには、隣の「大根島」の海岸線に移動し、橋のたもとから最上部が直線に見える位置まで移動する必要があります。そして、カメラ機能のズーム機能で拡大。すると、迫力ある急勾配の写真が撮れます。

スポットインフォ

  • 住所:島根県松江市八束町から鳥取県境港市渡町
  • アクセス:JR境港駅より車で約10分

境台場公園

境台場公園
©鳥取県(漢字)©Tottori Pref.(英語圏)

JR境港駅から車で約5分の場所にある「境台場公園」。江戸時代に鳥取県内に築かれた8つの砲台の1つで、国の史跡に指定されています。春には園内の240本の桜が咲き誇り、毎年「桜まつり」も行われます。園内には山陰地方最古の白亜の木造六角洋式灯台が復元され、桜祭りの期間中などは内部の見学も可能です。桜の花に彩られた白亜の灯台は撮影スポットとしてもおすすめです。

スポットインフォ

  • 住所:鳥取県境港市花町
  • アクセス:JR境港駅より車で約5分

境港で日本の漁港ならではのお祭り・イベント

境港 みなと祭り
©鳥取県(漢字)©Tottori Pref.(英語圏)

漁業が盛んな境港では、漁業関係の祭りやイベントが年間を通して行われます。特に夏の「みなと祭」は毎年盛大に開催。約50隻もの漁船が行う迫力満点のパレードや神輿、縁日などで1日中楽しんだ後のフィナーレは花火大会。約2000発の花火が夜空を彩ります。

もう一つの夏の祭が「境港まぐろ感謝祭」(※2022年は開催中止)。本マグロの解体ショーやさまざまなマグロ料理が堪能できます。秋は「境港水産まつり」(※2022年は開催中止)。カニ汁がふるまわれ、セリ体験、漁船の体験乗船などのイベントが楽しめます。冬に開催される「カニ感謝祭」(※2022年は開催中止)では、鬼太郎たちと参加者がカニ満載のリアカーで水木しげるロードをパレード。妖怪神社にカニを奉納し、豊漁を祈願。

境港へのアクセス

境港
©鳥取県(漢字)©Tottori Pref.(英語圏)

米子空港駅からJR境線で約20分、JR米子駅からは約45分でJR境港駅に到着。米子鬼太郎空港から「はまるーぷバス」を利用すると約25分で境港に到着。

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