【2025】日本旅行前の準備と注意点15選。交通パスは本当にお得?

  • Nov 18, 2024
  • Shiori

日本旅行 紅葉

日本への旅行は楽しみがいっぱいですが、文化や習慣が異なる場所に行くことへの不安を感じる人もいるでしょう。この記事では、日本で快適に楽しく過ごすために知っておきたい15の情報を紹介します!

※記事で紹介した商品を購入したり予約をしたりすると、売上の一部がFUN! JAPANに還元されることがあります。 

1. SIMカードやポケットWi-Fiを用意しよう

日本SIMカード

無料Wi-Fiは多くのカフェやコンビニ、商業施設、一部の公共施設で利用できますが、地方ではアクセスが難しいことも。そのため、事前にSIMカードやポケットWi-Fiを準備しましょう。

日本でSIMカードを即日利用したい場合、主要空港にある専用カウンターやSIMカードの自動販売機のほか、街中の家電量販店やコンビニなどで購入できます。また、ポケットWi-Fiは日本国内の主要な空港での受け取り・返却が可能で、到着前にオンラインで予約をしておくとスムーズです。 

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2. 無記名の「Suica」「PASMO」の販売停止に注意

日本電車

首都圏を中心に発行するプリペイド式の電子マネー「Suica」及び「PASMO」は、ほぼ全国の列車やバスで使えるほか、コンビニや自動販売機などでの支払いにも利用できます。

しかし、個人情報の登録が不要で駅の券売機で簡単に発行できる無記名式のSuicaやPASMOは、半導体不足により2023年から販売停止となっているので、代わりに「Welcome Suica」の利用を検討しましょう。これは外国人旅行者向けに作られたICカードで、東京駅や品川駅などの駅の窓口や、羽田空港、成田空港にある自動販売機で購入できます。デポジットは不要で、有効期限は28日間。チャージは現金のみ対応しています。 

2025年春からは、iPhone向けにWelcome Suicaのアプリがリリースされる予定。入国前にSuicaを発行できるほか、Apple Payに登録したクレジットカードでのチャージが可能になります。

「PASMO PASSPORT」2024年10月から廃止されたので、ご注意ください。 

電車乗り放題パスは本当にお得?購入前によく検討を

「Japan Rail Pass」は外国人観光客向けに提供される電車乗り放題パスで、JRが運営する日本全国のほとんどの列車に追加料金なしで乗ることができます(一部を除き新幹線も対象)。

長距離を移動する人にとってお得なパスですが、2023年10月に大幅に値上げされた結果、有効期間7日間のパスが50,000円、14日間が80,000円、21日間が100,000円となりました。パスを利用するよりも個別に切符を購入した方が安い場合もあるので、どちらがお得か、よく検討する必要があります。

Japan Rail Passのほかに、地域限定のお得なパスもあります。以下の記事をご参考に 

3. 荷物はなるべくコンパクトに

スーツケース

日本へはコンパクトなスーツケースで来るのがおすすめ。日本のホテルは部屋がやや狭めに設計されていることが多いほか、古いホテルや旅館ではエレベーターがない場合もあります。

また、電車やバスの車両はスペースが限られていたり、通勤ラッシュ時は満員だったりするので、大きなスーツケースを持っていると乗り降りの際に不便に感じることがあるでしょう。 

<Tip: スーツケースを持ち歩かないで済む方法> 

多くの駅にはコインロッカーが設置されており、一時的に荷物を預けることができます。主要な駅ではスーツケースを預けられる大きさのロッカーも完備されています。

コインロッカー以外に、都市部を中心に手荷物を有料で一時的に預かってくれる場所もあります。 

また、主要空港からホテルへ荷物を配送してくれるサービスも。空港でスーツケースを預ければ当日または翌日には宿泊するホテルに届くのでとても便利です。

👉成田空港・羽田空港・荷物 ホテル・都内/舞浜周辺ホテル~羽田空港・成田空港/東京駅・Airporter 手荷物当日配送サービス(東京都・荷物配送サービス)

👉関西国際空港(KIX)・大阪・京都市内ホテル/荷物を送る・Airporter 手荷物当日配送サービス(大阪・京都・荷物配送サービス) 

4. 現金の用意を忘れずに

地方の小規模なお店や飲食店などでは現金しか使えない場所もあります。また、神社やお寺で納める「お賽銭」はほとんどの場合、現金しか対応していません。そのため、常に現金を持ち歩くと良いでしょう。

現金は空港などにある両替所のほか、コンビニのATMでも引き出すことができます。例えば「セブン-イレブン」のATMは24時間利用可能で、外国発行のクレジットカードにも対応しているので、急な出費にも対応できます。手数料はカードのブランドによって異なりますが、比較的安い点もポイントです。 

5. お店の営業時間を事前に確認しよう 

レストラン

日本の飲食店や観光施設は、曜日やシーズンによって営業時間が異なることがあります。また、飲食店ではラストオーダーが閉店時間の30~60分前に設定されていることが一般的なので、あらかじめ営業時間を調べておきましょう。

ショッピングモールなどの商業施設や飲食店は午前11時頃から営業を開始することが多いので、時間を有効に使いたい人は、朝のうちに神社やお寺などの観光を楽しんで、その後に商業施設などを訪れましょう。 

6. 歩きやすい靴を履こう

日本では長距離歩道があったり 、神社やお寺は階段が多かったり山道を歩く必要があったりします。そのため、滑りにくくクッション性のある靴が適しています。

また、寺社仏閣や和食店では靴を脱ぐ場面もあるため、脱いだり履いたりしやすい靴が便利です。

7. 公共の場でのマナーを守ろう

日本では、公共の場でマナーを守ることが重視されます。電車やバスの中で携帯電話の通話をしたり、大声で会話したりすることはマナー違反とみなされます。マナーから外れた行動がきっかけでほかの乗客とトラブルになることもあるので、配慮しましょう。

また、神社やお寺といった静けさを大切にする場所では、その雰囲気を尊重して静かに過ごしましょう。 

8. 飲食マナーに気をつけよう

寿司 飲食マナー

日本には、独自の食事のマナーがあります。例えば、箸を使う場合、自分の箸から相手の箸へ料理を受け渡す所作はマナー違反です。これは、亡くなって火葬された人の遺骨を拾う際の動作を想起させるためです。

また、お米が盛られた茶碗や、スープが入ったお椀は口元まで持ち上げて食べるのが一般的です。

また、歩きながらの飲食はお行儀が悪いと見なされるので、購入したものはその場で食べ終えるようにしましょう。 

9. 行列の文化に慣れよう

日本では、公共の場において「順番を守る」ことが重視されます。電車やバスを待つ時、レストランの入り口、エレベーターの前など、さまざまな場所で人々は整然とした列を作ります。

列に加わる時は必ず最後尾に並びましょう。割り込みはマナー違反なので、しないようにしましょう。

10. ゴミは持ち帰るのが基本 

ゴミ箱 ゴミ分別

テロのリスクを減らすことや、「ゴミを持ち帰る」という意識が日本人に根付いていることなどから、日本の街中にはゴミ箱がほとんどありません。

旅行者は、袋を用意して観光中に出たゴミを入れておき、ホテルに戻った際に処分しましょう。

11. 温泉や銭湯でのマナーを守ろう

温泉

温泉や銭湯は、日本の文化を体験する素晴らしい機会ですが、守るべきマナーもあります。

まず、お湯に入る前に体をしっかりと洗い流すことが基本です。入浴前に体を清潔にすることは、ほかの入浴者に対する配慮となります。タオルを湯船に入れることはマナー違反とされているので、入浴中は頭の上に載せるか、浴槽の外に置いておきましょう。

12. 人気の観光スポットは事前予約を 

2022年にオープンした愛知県のジブリパークや、チームラボが手がけるデジタルアートの体験型ミュージアム、大阪府のユニバーサル・スタジオ・ジャパンなど、日本には多くの人気観光スポットがあります。

快適に観光を楽しむためには、事前にオンラインでチケットを購入しておくのがおすすめ。当日券を買うより時間を節約できるほか、事前購入の方が安いことも。また、ジブリパークは2024年11月時点で、完全事前予約制となっています。

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13. 季節に合わせた服装や持ち物を

旅行 スーツケース

日本には四季があり、季節に応じて服装や持ち物、観光の楽しみ方が変わります。春は桜の花見が人気ですが、寒暖差が大きい季節でもあるので、夜桜見物の際は上着を忘れずに。

夏は日焼け止めや帽子が必需品です。湿度が高く熱中症になりやすいので、飲み物も常に携帯しましょう。

冬は沖縄など一部の地域を除いて寒さ対策が必要です。ダウンジャケットやマフラーのほか、雪の降る地域ではスノーブーツがあると安全に過ごせるでしょう。

14. 旅行中の災害に備えよう 

日本災害

日本は地震や台風などが多い国。災害時に備えて自治体や地域ごとに避難所が指定されているので、滞在する地域の最寄りの避難所を地図などで把握しておきましょう。

災害が起きた時は、テレビやラジオ、スマートフォンのニュースアプリで状況の確認を。便利なアプリとしては、日本国内における緊急地震速報や津波警報、気象警報、熱中症情報などを15言語で通知する「Safety tips」や、災害時に避難所や給水所の場所、道路の通行状況などを把握できる「Nerv」があります。

火事の場合や怪我をした場合は電話番号「119」で消防と救急につながります。事件や事故の際は「110」で警察に連絡を。 

15. 日本人が使うジェスチャーやハンドサインを理解しよう

日本ジェスチャー

日本には独自のジェスチャーやハンドサインが存在します。それらの意味を知っておくと、日本人とコミュニケーションする際に役立つでしょう。

例えば、親指と人差し指で円を作るジェスチャーは「良い」「問題なし」という意味で使われます。両手を使って頭の上で大きな円を作る動作も「OK」を意味します。

手を立てた状態で顔の前で左右に振ったり、両手を交差させて「バツ」を作ったりする動作は、「否定」を意味します。顔を左右に振る動作も、否定を意味します。

飲食店で会計をしたい時は両手の人差し指を交差して小さなバツを作ります。このジェスチャーには「お会計をお願いします」という意味があり、特に年配の方が使うことが多いです。 

日本旅行を楽しいものにしましょう!

必要な情報を確認し、マナーや文化への理解を深めることで、日本での滞在をより楽しいものにしましょう! 

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