日本国内でSIMカードを即日購入できる場所まとめ。空港やコンビニでは買えるの?

日本旅行に欠かせないもののひとつが、写真をSNSに投稿したり、目的地までの交通手段を調べたりするため等のデータ通信。ところが、用意していたSIMカードがうまく認識しなかったり、出発前に買い忘れたりして、急遽現地で調達しなければならない場合も。

そんな時のお役立ち情報として、訪日観光客が日本国内でSIMカードを即日購入できる場所をまとめました。購入する前に押えておきたいポイントと合わせて、ぜひ参考にしてみてください!

※当記事に登場する情報はすべて2024年5月執筆時のものです。最新情報は事前に公式サイトなどをご確認ください。
※記事で紹介した商品を購入したり予約をしたりすると、売上の一部がFUN! JAPANに還元されることがあります。

観光客が日本でSIMカードを買う際の選び方と注意点は?

観光客が日本でSIMカードを買う際の選び方と注意点

短期滞在の訪日観光客が日本国内で購入・利用できるSIMカードは、プリペイド型が主流。プリペイドSIMカードとは、利用期間やデータ容量があらかじめ決まっており、前払いで購入した分のデータ容量を使い切るまで、もしくは使用期限が過ぎるまで利用できるというもの。

ただし、一口に「プリペイドSIMカード」と言っても、その種類は様々です。一般的に、訪日観光客向けのSIMカードはデータ通信専用で、音声通話およびSMSは利用不可とされています。その反面、通信キャリアとの契約・解約手続きなどが不要なため、購入後にSIMフリーやSIMロックが解除されている端末に挿着すればすぐに使えることが特徴として挙げられます(※一部、設定・開通手続きが伴うものもあり)。

観光客が日本でSIMカードを買う際の選び方と注意点

SIMカードの3種類のサイズ:

  1. (左)標準SIM / miniSIM(25mm×15mm)
  2. (中)microSIM(15mm×12mm)
  3. (右)nanoSIM(2.3mm×8.8mm)

市販されているプリペイドSIMカードは基本、流通している「標準SIM」、「microSIM」、「nanoSIM」の3種類に全て対応できる「マルチサイズ」が採用されています。端末に適したサイズに合わせて台紙から切り離して使用するため、事前にどのサイズにするか事前に調べておく必要はありません。

また、プリペイドSIMカードは商品により、いろいろな有効期間が設定されています。一般的な有効期間は数日間から1 カ月間、または半年間のものもあります。一方、データ通信量も商品により、1日あたりの通信量に上限があるものや期間中に無制限に利用できるもの、データ容量の数GBのものから数十GBと大容量のものなどさまざま。中には都度、データ量を追加購入できる商品もあるので、自身の利用状況を考慮し、滞在日数や使用したい日数、データ容量などニーズにあったものを選びましょう。

日本国内でSIMカードを購入できる場所まとめ

観光客が日本国内でプリペイドSIMカードを即日購入・利用できる方法は、主に5つあります。到着後なら主要空港にあるカウンターや自動販売機、街中なら都心部の家電量販店やコンビニ。場所ごとに特徴が異なるので、タイミングやニーズに合わせて使い分けましょう。

1. 空港販売カウンター(成田国際空港、羽田空港、関西国際空港 など)

日本国内でSIMカードを購入できる場所 1. 空港販売カウンター

羽田空港
© (公財)東京観光財団 © Tokyo Convention&Visitors Bureau

多くの国際線が就航する成田国際空港や羽田空港、関西国際空港などでは、日本国内用のプリペイドSIMカードを販売する空港カウンターが到着ロビーを中心に整備されています。

空港カウンターでSIMカードを購入するメリットとして、旅行者の対応に慣れているスタッフが在籍していることが挙げられます。多言語で購入手続きと利用説明などのサポートを受けられるので、初期設定や開通手続きなどの操作が苦手な人でも安心して購入手続きができます。また、店舗によっては購入後に英語や中国語でテクニカルサポートが受けられる場合もあるので、旅行中もずっと安心です。

SIMカードの販売場所については、各空港の公式サイトから詳細を確認できます。

主要空港のSIMカード販売カウンター場所(一例)

【成田国際空港】

【羽田空港】

【関西国際空港】

2. SIMカード自動販売機(成田国際空港、羽田空港、関西国際空港 など)

日本国内でSIMカードを購入できる場所 2. SIMカード自動販売機
イメージ画像

飛行機の到着時間によっては、販売カウンターが営業を終えている場合もあります。そんな時に便利なのが、各主要空港に設置されている、年中無休・24時間稼働のSIMカード自動販売機です。ターミナルビルの営業時間中なら、いつでも手軽にプリペイドSIMカード購入ができます。

データ容量は1GBから無制限プランまで、使用期間は最短数日間から最長数十日間まで、様々なプランから旅行日数や使用頻度に合わせて選ぶことができます。お支払いは現金やクレジットカード、機種によってはSuica等の各種交通系ICカードなどに対応しているものもあります。

主要空港のSIMカード自動販売機設置場所(一例)

【成田国際空港】

  • 第1ターミナルビル1F、第2ターミナルビル1F

【羽田空港】

  • 第3ターミナルビル3F

【関西国際空港】

  • 第1ターミナルビル1F

【中部国際空港セントレア】

  • 第1ターミナルビル2F・3F、第2ターミナルビル1F

【新千歳空港】

  • 国際線ターミナルビル

3. 家電量販店(ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダデンキ など)

日本国内でSIMカードを購入できる場所 3. 家電量販店
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事前に用意していたSIM カードが急に使えなくなった!街中でそんな事態に遭遇した時に頼りになるのが、ビックカメラやヨドバシカメラ、ヤマダデンキなどの家電量販店です。

豊富な品ぞろえはもちろん、全国の主要都市に展開しているので、旅先で気軽に立ち寄れるのが魅力です。特に都市部にある多くの店舗には、中国語や英語が話せるスタッフが在籍しています。選び方や設定方法などについてアドバイスやサポートを提供してくれるので、購入後に問題や不明点があれば、すぐに相談できます。

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訪日観光客向けSIMカードの取り扱いのある家電量販店(一例)

4. 通信会社の実店舗(ソフトバンクショップ)

訪日観光客向けのSIMカードは、日本の大手携帯キャリアの1つであるソフトバンクの実店舗「ソフトバンクショップ」からも購入できます。その名も、「Prepaid SIM for Travel」です。

種類は3GBまで3GBのデータ通信を31日間利用できる1タイプのみ。利用開始までには設定と手続きが必要ですが、付属する台紙には手順が英語で書かれており、必要な際には店頭スタッフも対応してくれるので、設定などが苦手な人でもスムーズに使い始めることが可能です。

購入時にパスポート原本の提示が必要なので、忘れずに持っていきましょう。

【Prepaid SIM for Travel】

5. コンビニ(ファミリーマート、セブン-イレブン、NewDays)

日本国内でSIMカードを購入できる場所 5. コンビニ
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夜の時間帯にSIMカードが急遽必要になったのに、近くに営業している家電量販店やキャリアショップがありません。そんな場合は、コンビニで探してみるのも1つの方法です。

訪日観光客向けのプリペイドSIMカードを販売しているコンビニチェーンは2024年5月現在、ファミリーマート、セブン-イレブンとNewDaysのみ。しかし、観光客向けのSIMカードを取り扱っている地域・店舗は限られているため、近くのお店で取り扱いがあるかを事前に調べておくようにしましょう。

訪日観光客向けSIMカードの取り扱いのあるコンビニ(一例)

【ファミリーマート(関東・関西地方のみ)】

【セブンイレブン(成田空港第2ターミナルB1F店)】

【NewDays(対象店舗のみ)】

日本でSIMカードを調達する方法はたくさん!

空港から街中の店舗まで、日本ではSIMカードを入手できる手段がたくさんあります。万が一、旅ナカにSIMカードが急に必要となった場合、まずは慌てずに近くの店舗で探してみましょう。

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