学校の年間行事イベント一覧。授業参観、運動会、文化祭はいつ?

日本学校 卒業式 桜

日本の学校生活はイベントがたくさん。の下での入学式、汗と涙で輝く運動会、そして青春の1ページを彩る文化祭、修学旅行など、四季折々のイベントが学生生活を鮮やかに彩ります。本記事では、日本の学校の年間行事を詳しくご紹介します。  

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日本の学年は海外と違う?なぜ日本の入学式や新学期が4月から始まる?

日本学校 学生 制服

日本の学年制度は、海外の多くの国とは異なり、4月に始まり、翌年の3月に終わる のが一般的です。また、多くの学校で、からから、冬から春の3学期制 を採用しています。日本の入学式や新学期が4月から始まる理由は、国の会計年度が4月1日から始まるからです。

また、日本では1月1日から4月1日までに生まれた子は「早生まれ」扱いとなり、4月2日生まれの子よりも1年早く入学 します。これは、法律上の年齢計算に基づき、「満6歳になった後の最初の4月1日から小学校に入学する」というルールがあるためです。

日本の学年は、小学校(6年間)、中学校(3年間)、高等学校(3年間) の3段階に分かれています。

日本の学校の「年間行事」一覧

日本の学校では、四季折々の行事があり、学生たちの成長や思い出作りに欠かせない役割を果たしています。の入学式から始まり、の修学旅行、の文化祭、の卒業式まで、シーズンごとにさまざまなイベントが開催されます。これらの行事は、勉強だけでなく、仲間との絆を深めたり、協力したりする大切さを学ぶ貴重な機会となっています。 

学期行事
一学期(4月~7月) 4月入学式
始業式

5月修学旅行(学校や学年による)

5月運動会(学校や学年による) 

5月校外学習(学校や学年による) 

5月~6月授業参観(学校と学年による) 

7月終業式 

7月下旬~8月末 夏休み
二学期(9月~12月)9月 始業式 

9月 避難訓練 

9月~11月文化祭・学園祭(中学以上) 

10月運動会(学校や学年による)

10月~11月修学旅行(学校や学年による)

12月終業式 

12月下旬~1月上旬 冬休み
三学期(1月~3月)1月始業式 

3月卒業式
終業式

一学期(4月〜7月)の学校行事一覧

4月: 入学式・始業式 

日本学校 学生 入学式 桜

入学式は新しく入学する生徒を迎える式。校長先生の挨拶や校歌斉唱があり、の季節に行われるため、記念写真を撮るのが定番です。

始業式は新学年のスタートを迎える式。新しいクラスや担任の先生が発表され、クラス替えや席替えがある学校も多いです。

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5月~6月: 修学旅行(学校や学年による) 

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修学旅行は、宿泊を伴う校外学習です。単なる観光旅行ではなく、教育的な目的を持った行事です。

修学旅行の時期は学校や学年によって異なりますが、一般的に5月~6月または10月~11月ごろに実施されることが多いです。小学校では比較的近場が多いですが、中学・高校では行き先の選択肢が広がります。京都・奈良・広島などの歴史的な都市や、自然豊かな北海道・沖縄も人気の行き先です。海外へ修学旅行を実施する学校もあります。

それぞれの行き先で、授業で学んだことを実際に体験でき、地域の伝統文化や地域の人々への理解を深める機会にもなります。また、クラスメイトと協力しながら行動することで、集団生活のルールやマナーを学びます。時間を守る、役割を分担するなど、社会で必要なスキルを身につけることができます。

自由行動の時間では、自分たちで計画を立て、目的地を訪れる経験ができるため、主体性が育まれます。

このように教育面でいいことづくめの修学旅行ですが、学生にとっても楽しみなイベントのひとつ。修学旅行で初めて遠方に旅行をする人も少なくありません。

5月~6月: 運動会(学校や学年による)

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運動会は、日本の学校で行われる大規模なスポーツイベントです。生徒たちはチームに分かれ、リレーや綱引き、大玉転がし、組体操など、さまざまな競技に挑戦します。特に高校の体育祭では、応援合戦やダンスパフォーマンスなど、より創造的なプログラムが組まれることもあります。

運動会の開催時期は学校によって異なりますが、一般的には5月~6月の春開催、または9月~10月の開催が多いです。近年では、受験シーズンを考慮してに実施する学校も増えています。

運動会は、体を動かす楽しさを味わうだけでなく、クラスメイトとの団結力を深める貴重な機会です。生徒たちは協力しながら競技に挑み、応援し合うことで、仲間との絆を深めていきます。また、保護者が観戦できる学校も多く、家族とともに思い出を作れるのも魅力のひとつです。

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7月: 終業式

終業式は一学期の締めくくりとして7月に行われます。校長先生の挨拶や通知表の配布があり、休みの過ごし方についての指導も行われます。生徒にとっては待ちに待った夏休みのスタートですが、宿題や部活動、自由研究などを計画的に進めることが大切です。

8月: 休み

日本の学校の休みは、一般的に7月下旬から8月末までの約1か月間です。この期間は、家族旅行や友達との遊びだけでなく、宿題や自由研究に取り組む時間でもあります。部活動の大会や合宿が行われることも多く、特に運動部は夏の特訓で実力を磨きます。また、小中学校では林間学校など、自然の中で学ぶ特別活動が実施されることもあります。

二学期(7月〜12月)の学校行事一覧

9月: 避難訓練

日本の学校では、地震や火災などの災害に備えて避難訓練が行われます。特に9月は「防災の日」(9月1日)に合わせて、多くの学校で実施されます。訓練では、非常ベルが鳴った際の対応や避難経路の確認、防災頭巾の使用方法などを学びます。地震や火災だけでなく、津波や不審者対応の訓練を行う学校もあります。日頃から防災意識を高めることが目的です。

9月~11月: 文化祭・学園会(学校や学年による)  

日本学校 学生 文化祭 学園祭

文化祭(または学園祭)は、学生が中心となって開催する大きなイベントです。この行事は通常、9月~11月に行われることが多いです。

文化祭の魅力のひとつは、学生たちが自由にアイデアを出し合って準備する出し物です。クラスや部活動ごとにテーマを決め、創意工夫を凝らして2~3カ月前から準備を始めます。以下に代表的な出し物を紹介します。

  • 模擬店:定番のたこ焼きや焼きそば、かき氷などを提供する模擬店は、文化祭の目玉です。生徒たちはチームで協力して運営します。
  • 演劇や音楽:演劇部や吹奏楽部、軽音楽部などは、オリジナル劇や合唱、バンド演奏を披露します。観客との距離が近いので、親近感が生まれます。
  • 展示・アート:美術部や科学部は、絵画や実験展示などを行い、来場者にその成果を紹介します。
  • お化け屋敷:学生がお化けや妖怪役に扮して教室の一室をお化け屋敷にする出し物も人気です。 

12月: 休み

日本の学校では、12月の終わりから1月初めまでの約2週間が休みの期間です。冬休みの過ごし方としては、家族との時間を過ごす、年末年始の行事に参加する、または冬休みの宿題を終わらせることが多いです。

また、冬休みの前にはクリスマスイベントや年末の行事が行われる学校もあり、学生たちはその準備や活動に参加することもあります。

三学期(1月〜3月)の学校行事一覧

3月: 卒業式 

日本学校 学生 卒業式

3月は卒業式の時期です。日本の学生生活の中で非常に大切なイベントとされています。卒業生は、制服やスーツを着用し、式典に参加します。卒業式では、卒業証書授与や感謝の言葉、合唱などが行われ、卒業アルバムや卒業記念品を受け取ることが一般的です。

日本では、卒業式の日には、好きな人から制服の第二ボタンをもらうという風習があります。第二ボタンは、学ランや制服のボタンの中で一番心臓が近いので、ハートをつかむという意味で好きな人からボタンをもらうという説です。

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年に複数実施する行事

日本学校 桜

遠足・修学旅行

遠足は、学校の行事の中でも楽しい思い出として印象に残るイベントの一つです。新しい学年が始まる4月~5月に実施されることが多く、特に新入生との交流を深める貴重な機会として位置づけられます。また、二学期にも再度遠足が行われることもあり、秋の気候の中でリフレッシュする時間となります。

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授業参観 

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授業参観は、保護者が学校に訪れ、子どもたちの授業の様子を直接みることができます。学期ごとに実施されることが多く、特に5月~6月ごろ新学年が始まって数か月が経過した時期に、子どもたちの成長や学習の進み具合を確認する目的で実施されます。

学校によっては、授業参観と合わせて懇談会や個別面談が行われることもあります。保護者にとって、子どもの学校生活をより身近に感じられる大切な行事のひとつです。

校外学習

校外学習とは、教室を離れて実際の現場で学ぶ活動です。博物館の見学、工場見学、自然体験など、学校の授業では得られない貴重な体験です。学年や学校により異なりますが、社会科見学や環境学習、歴史探訪など多様なプログラムが組まれます。

校外学習の目的は、教科書だけでは理解しにくい知識を実体験を通じて深めることです。例えば、歴史の授業で学んだ内容を実際の史跡で見学することで、より具体的なイメージを持てるようになります。

校外学習でよく訪れる場所:

  • 博物館・資料館:歴史や文化を学ぶ
  • 自然体験施設:日帰りキャンプや森林学習
  • 工場見学:製造工程を学び、ものづくりの現場を知る
  • 科学館・テーマ展示:最新技術や環境問題について学ぶ 

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