日本列島の南、九州地方の都道府県の一つ福岡県。福岡は冬の観光地としても魅力にあふれた場所です。ラーメンをはじめとする屋台グルメ、もつ鍋、海鮮に明太子など豊富なご当地グルメに観光やショッピングスポット。そして、冬ならではの美しいイルミネーション。。。寒い時期ならでのアクティビティもたくさんあります。この記事を参考に、冬の福岡を訪れて旅の思い出をつくってみてはいかが?
冬の福岡県の天気と気温
九州は日本列島の南西部に位置し、そのため暖かいイメージのある福岡ですが、実は冬は寒いのです。これは、福岡市を中心に、北側が日本海に面していて、冬になると寒さをモロに受けるため。さらに、冬は曇りのことも多く関東などに比べると日照時間が短いため、冬は意外と寒いです。12-月-3月の冬季の平均気温は例年10度を下回っており(1990年-2021年 気象庁統計データ参照)、コートやジャケット、マフラーは必須です。また、レアケースですが、年に数回雪が降ることもあります。
北海道などの雪は、軽くさらさらした「パウダースノー」ですが、福岡の雪は水分量を多く含んでいて、重く降った後は冷気で凍ったり、ぺちゃぺちゃになります。
冬の福岡観光の楽しみ方
「冬の福岡に、日本一のクリスマスマーケットを!」を合言葉に2013年にスタートした「福岡クリスマスマーケット」は2022年に10周年を迎えます。九州の玄関口にあたる新幹線のJR博多駅前に巨大ツリーが出現し、福岡一のショッピング街・天神の周辺一帯がイルミネーションによって美しく彩られ、クリスマスグッズやグルメブースも出店するクリスマスマーケット、この時期ならではの美しい&おいしい福岡が味わえます!
冬の福岡名物!博多駅と天神周辺のイルミネーション・クリスマスマーケット
クリスマスシーズンの福岡は、イルミネーションがとても美しくおすすめめです。特に人気なのは日本最大級の規模を誇る福岡クリスマスマーケット。2013年にスタートし10周年を迎えるこのイルミネーションでは、博多会場、天神会場、福岡大丸会場など市内の繁華街各所にイベント会場が設けられ、コンサートやクリスマスマーケットも開催されます。JR博多駅前や天神中央公園にはシンボルツリーが出現し、その周辺や大型ショッピングモールなど、人が集まるスポットは、趣向を凝らしたライトアップで美しく彩られます。
中でも人気なのが、福岡の中心エリアである天神から屋台なども有名な中州までをつなぐ一大イルミネーション。特に、西日本最大の繁華街としても知られる中州エリアでは中洲中央通り・那珂川通り・明治通り・福博であい橋などがきらびやかなイルミネーションが照らされます。屋台が並ぶ川沿いも色とりどりのライトに照らされ、橋の上からは幻想的な光景を楽しむことができます。
冬におすすめ!福岡の自然スポット
梅は、福岡では「県花」に指定されています。これは、大宰府天満宮の菅原道真公と飛梅の故事によるもので、大宰府天満宮には、「東風ふかばにおいおこせよ梅の花 あるじなしとて春なわすれそ」の歌碑が建っています。
梅の見ごろは1月下旬から2月中旬にかけて。県内各地に咲き誇りますがもっとも有名なのは太宰府市の太宰府天満宮。さらに福岡市内では舞鶴公園、糸島市の小富士梅園なども梅の名所となっています。
Spot Information
- 舞鶴公園
- 住所 : 福岡県福岡市中央区城内1丁目
- アクセス:天神駅から 福岡市営地下鉄に乗車し赤坂駅、または大壕公園駅で下車後、徒歩8分
Spot Information
- 小富士梅園
- 通りの住所: 福岡県糸島市志摩小富士
- アクセス:JR筑肥線の筑前前原駅北口からバスに乗車し「芥屋線小富士」バス停で下車後、徒歩約10分
水炊き、もつ鍋、博多ラーメンなど、絶対食べておきたい冬の博多グルメ
ラーメンをはじめとする屋台グルメに、水炊き、明太子など、福岡の名物グルメはいろいろありますが、寒い冬に特に美味しいのがもつ鍋と水炊き。もつ鍋は、しょうゆや味噌ベースのスープに、牛肉や豚肉のもつ(内臓)とネギやキャベツを一緒に煮込んだ鍋料理。水炊きは、皮や骨付きの鶏肉のおいしさを生かした鍋料理です。特にもつ鍋は有名で、福岡市内だけでなく県内各地に店舗があるので、ぜひ試してみてください。もつ鍋を食べるなら、芸能人や野球選手御用達の「博多もつ鍋前田屋」がおすすめです。
Spot Information
- 博多もつ鍋 前田屋総本店
- 住所:福岡市博多区博多駅東2-9-20 812-0013 福岡県福岡市博多区博多駅東2-9-20
- 営業時間:11:00〜14:30(LO14:00)、17:00〜0:00(お食事LO23:00、お飲み物LO23:30)
※ランチは土日祝のみ - アクセス:博多駅より徒歩6分
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