春(はる)は花(はな)、夏(なつ)は新緑(しんりょく)、秋(あき)は紅葉(こうよう)、冬(ふゆ)は雪(ゆき)と、四季折々(しきおりおり)の絶景(ぜっけい)が楽(たの)しめる北海道(ほっかいどう)のローカル線(せん)。今回(こんかい)は、なかでも特におすすめの観光列車(かんこうれっしゃ)を5つ紹介(しょうかい)します。
1. SL冬の湿原号
1月〜2月の期間限定(きかんげんてい)で、汽笛(きてき)を鳴(な)らしながら釧路湿原(くしろしつげん)を走る「SL冬の湿原号(ふゆのしつげんごう)」。
車窓(しゃそう)からは、エゾシカや 運(うん)が良(よ)ければタンチョウの姿(すがた)を見(み)ることができます。
車内(しゃない)では、レトロ調(ちょう)の制服(せいふく)を着(き)た車掌(しゃしょう)との記念撮影(きねんさつえい)しましょう。また限定(げんてい)グッズや弁当(べんとう)の販売(はんばい)も!車内にはストーブが設置されており、車内販売のスルメを自分(じぶん)で焼(や)いて食(た)べることもできますよ。
基本情報
• 運行区間:釧路駅⇔釧路湿原駅⇔標茶(しべちゃ)駅
• 運行期間:1月下旬の土・日曜、2月の木~日曜を中心に運行
• 運賃:
o 片道大人乗車券¥1290+指定席¥840
o 子ども(6~12歳未満)は半額、6歳未満の幼児・乳児は無料
※全車指定席。乗車前に予約が必要
2. 流氷物語号
冬季限定(とうきげんてい)でオホーツク海沿岸(かいえんがん)を走る観光列車(かんこうれっしゃ)「流氷物語号(りゅうひょうものがたりごう)」。
流氷(りゅうひょう)が、冬の大海原(おおうなばら)を埋(う)めつくす絶景(ぜっけい)を車窓(しゃそう)から楽(たの)しめます。また、無人駅(むじんえき)の北浜駅(きたはまえき)に設(もう)けられた展望台(てんぼうだい)からも流氷(りゅうひょう)を見(み)ることができます。
基本情報
• 運行区間:網走(あばしり)駅⇔知床斜里(しれとこしゃり)駅 1日2往復
• 運行期間:1月下旬~2月下旬
• 運賃:片道大人¥970、 子ども(6~12歳未満)は半額、6歳未満の幼児・乳児は無料
※全席自由席
3. 富良野・美瑛(びえい)ノロッコ号
初夏(しょか)から秋(あき)にかけて運行する富良野線(ふらのせん)でのトロッコ列車(れっしゃ)。
車内には木製(もくせい)ベンチが設置(せっち)され、大(おお)きな窓(まど)に面(めん)した座席(ぜせき)から美(うつく)しい自然(しぜん)を眺(なが)めることができます。
車窓には、美瑛(びえい)の丘(おか)の景観(けいかん)や夏(なつ)に咲(さ)き誇(ほこ)るラベンダー畑(ばたけ)、大雪山(だいせつざん)の山並(やまな)みなど、北海道らしい景色が広がります。
基本情報
• 運行区間:旭川駅⇔美瑛駅⇔ラベンダー畑駅⇔富良野(ふらの)駅
• 運行期間:7月中旬~9月下旬の土・日・祝日に運行
• 料金:富良野駅⇔旭川駅/片道¥1290 指定席¥530
※子ども(6~12歳未満)は半額、6歳未満の幼児・乳児は無料
※指定席券は乗車1カ月前から購入可能
4. 特急フラノラベンダーエクスプレス
札幌(さっぽろ)~富良野間(ふらのかん)を乗(の)り換(か)えなしの約(やく)2時間(じかん)で結(むす)ぶ、臨時(りんじ)の観光特急(かんこうとっきゅう)。
例年(れいねん)6月からのラベンダーの開花時期(かいかじき)や、富良野(ふらの)・美瑛(びえい)の夏の観光(かんこう)シーズンに合わせて運行してます。期間限定(きかんげんてい)や車内限定(しゃないげんてい)の特産品(とくさんひん)の販売(はんばい)なども実施(じっし)しています。
基本情報
• 運行区間:札幌⇔富良野
• 運行期間:7月中旬日~9月下旬の土日祝 1日1〜2往復
• 運賃:札幌⇔富良野/片道 大人乗車券¥2,860 特急自由席¥1,860、特急指定席¥2,390
• 子ども(6~12歳未満)は半額、6歳未満の幼児・乳児は無料
5. くしろ湿原ノロッコ号
道東(とうどう)に位置(いち)する釧路湿原(くしろしつげん)の景色を楽しむことができる人気の観光列車。
春から秋の期間限定で運行し、釧路から小さな湿原の湖・塘路湖(とうろこ)のある塘路駅まで約1時間かけて鉄道旅(てつどうたび)を楽しめます。
絶景ポイントでは、速度(そくど)を落(お)として徐行(じょこう)するため、雄大な景色を思う存分楽しめますよ!
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