
青森、岩手、秋田、山形、宮城、福島の6県からなる東北地方には、日本を代表する壮大な夏祭りが数多くあります。この夏に行くべき「東北の夏祭り」20選を紹介します。
🚅新幹線の予約はNAVITIME Travelで!👉こちらから
※記事で紹介した商品を購入したり予約をしたりすると、売上の一部がFUN! JAPANに還元されることがあります。
青森県で行くべきおすすめの夏祭り
青森ねぶた祭(青森市)


青森ねぶた祭は、東北三大祭りのひとつで、武者絵や神話の登場人物を描いた巨大な灯籠(ねぶた)が街を練り歩く壮大な祭りです。夜には色鮮やかに光るねぶたが勇壮な囃子とともに進み、「ラッセラー!」の掛け声に合わせて跳人(はねと)たちが跳ね踊ります。特に、ねぶたの大きさや迫力、参加者の一体感が魅力です。最終日にはねぶたの海上運行と花火大会が行われ、フィナーレを迎えます。毎年200万人以上が訪れるといわれる、日本を代表する夏祭りのひとつです。
[kkday]👉【青森・青森駅前】青森ねぶた祭まるごと体験~じゃわめぐプレミアムナイト~
弘前ねぷたまつり(弘前市)


扇形をした「ねぷた」と呼ばれる灯籠が主役の祭りです。勇壮な武者絵が描かれたねぷたが「ヤーヤドー!」の掛け声とともに城下町を練り歩きます。青森ねぶたの立体的なデザインとは対照的に、弘前ねぷたは絵巻物のような横長の形が特徴です。背面には女性の美人画が描かれることも多く、繊細で優雅な雰囲気と、迫力ある武者絵の対比が魅力となっています。
- 開催場所:青森県弘前市内(土手町コース、駅前コース)
- 例年の開催日:8月1日~7日
[kkday]👉青森県 |津軽藩ねぷた村
五所川原立佞武多(五所川原市)


高さ約23m、重さ19tにもなる巨大な「立佞武多(たちねぷた)」が街を練り歩く、圧巻のスケールを誇る祭りです。一度消滅しましたが、1998年に復活し、今では青森県内でも屈指の観光名物となっています。超高層のねぷたが堂々と進む様子は迫力満点で、見上げる観客を圧倒します。囃子や掛け声とともに、巨大なねぷたが揺れながら前進する光景は、幻想的かつ壮大です。
- 開催場所:青森県五所川原市内中心市街地
- 例年の開催日:8月4日~8日
[kkday]👉青森 おすすめのレジャー・体験アクティビティ・遊び・観光情報
八戸三社大祭(八戸市)


300年以上の歴史を持つ祭りで、豪華絢爛な27台の山車が八戸市内を練り歩きます。各山車は細部まで精巧に作られ、武者絵や神話のワンシーンを再現しています。からくり仕掛けが施されたものも多数。神輿行列やお囃子、勇壮な演武が加わり、祭り全体に活気が満ちています。ユネスコ無形文化遺産にも登録されており、地域の誇りとして受け継がれています。祭りの夜は、幻想的にライトアップされた山車が美しく輝き、観る者を魅了します。
- 開催場所:青森県八戸市中心街
- 例年の開催日:7月31日~8月4日
[kkday]👉屋形船みらい号 「日本食・豪華料理お食事プラン」(青森 八戸)
岩手県で行くべきおすすめの夏祭り
盛岡さんさ踊り(盛岡市)


盛岡さんさ踊りは、世界一の太鼓パレードとして知られる岩手県を代表する夏祭りです。「サッコラ チョイワヤッセ」の掛け声とともに、色鮮やかな衣装をまとった踊り手たちが華麗なステップを披露します。1万人以上の踊り手が一斉に舞う様子は圧巻!太鼓の力強いリズムが祭りの熱気をさらに高めます。祭りの終盤には観光客も参加できる時間があり、誰でも一緒に踊ることが可能。東北を代表する賑やかな踊りの祭りです。
- 開催場所:盛岡市中央通(岩手県公会堂前〜映画館通り)
- 例年の開催日:8月1日~4日
[kkday]👉盛岡市街半日ウォーキングツアー
北上・みちのく芸能まつり(北上市)


北上・みちのく芸能まつりは、岩手県内外の伝統芸能が一堂に会する祭りです。鹿踊(ししおどり)や鬼剣舞(おにけんばい)といった歴史ある舞が披露され、伝統文化の魅力を間近で感じることができます。夜には花火大会も開催され、幻想的な雰囲気を楽しめます。また、地元のグルメ屋台も充実しており、岩手の味覚を堪能できるのも魅力です。郷土芸能を愛する人々が集まり、世代を超えて受け継がれてきた舞が繰り広げられる、文化的価値の高い祭りです。
- 開催場所:JR北上駅前おまつり広場など
- 例年の開催時期:8月第1金~日曜日
[kkday]👉岩手 おすすめのレジャー・体験アクティビティ・遊び・観光情報
盛岡舟っこ流し(盛岡市)

盛岡舟っこ流しは、お盆の時期に行われる供養の祭りで、先祖の霊を送り、豊漁や無病息災を願う伝統行事です。火を灯した舟が川や海をゆっくりと流れていく様子は、静寂の中に厳かな雰囲気を漂わせます。やがて花火が打ち上げられると、揺れる灯火と夜空の光が水面に映り、浮世離れした光景が広がります。派手さはありませんが、静かで心に響く祭りとして多くの人に親しまれています。
- 開催場所:盛岡市北上川の明治橋右岸
- 例年の開催日:8月16日
[kkday]👉わんこそば体験付き盛岡市街散策ツアー
秋田県で行くべきおすすめの夏祭り
秋田竿燈まつり(秋田市)


秋田竿燈まつりは、五穀豊穣を願う伝統的な祭りで、高さ12m、重さ50kg以上にもなる竿燈(かんとう)を肩や額、腰に乗せる妙技が見どころです。竿燈にはたくさんの提灯が吊るされ、まるで稲穂のように揺れながら夜空を彩ります。熟練の技が披露されるたびに観客から大きな歓声が上がり、祭りの熱気が高まります。昼間には竿燈の体験コーナーもあり、訪れた人も実際に挑戦することができます。東北三大祭りのひとつとして、多くの観光客が訪れます。
- 開催場所:秋田市中心部の竿燈大通り
- 例年の開催日:8月3日~6日
[kkday]👉秋田 おすすめのレジャー・体験アクティビティ・遊び・観光情報
西馬音内盆踊り(羽後町)


西馬音内(にしもない)盆踊りは、日本三大盆踊りのひとつです。踊り手たちは、目深にかぶる「編み笠」や、黒い覆面の「彦三頭巾」を着用することが特徴で、これは死者が紛れて踊れるようにともいわれ、行列する様はとてもミステリアス。勇ましい太鼓と三味線と哀愁の漂うお囃子が、別世界へと誘います。提灯の灯りに照らされながら、静かに流れる踊りの様子は、まるで幽玄の世界を見ているかのようです。
- 開催場所:西馬音内本町通り
- 例年の開催日:8月16日~18日
花輪ばやし(鹿角市)


花輪ばやしは、国の重要無形民俗文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている伝統的な祭りです。豪華な屋台(山車)が10基集まり、迫力あるお囃子とともに夜の街を練り歩きます。屋台同士が狭い道で交差するときには、激しい掛け声とともに移動し、屋台を競うぶつけ合いが見どころです。力強い太鼓の音と笛の旋律が響き渡り、祭りの雰囲気を一層盛り上げます。
- 開催場所:JR鹿角花輪駅前
- 例年の開催日:8月19日~20日
大曲の花火(大仙市)


大曲の花火は、日本最高峰の花火競技大会として知られ、全国の花火師たちが技を競い合う格式高い大会です。昼花火、夜花火、創造花火といった多彩な部門があり、芸術的な花火が次々と打ち上げられます。特にフィナーレの「大会提供花火」は圧巻で、夜空を埋め尽くすほどの壮大な光の演出が魅力です。観覧席は事前予約制。
- 開催場所:「大曲の花火」公園
- 例年の開催時期:8月最終土曜日
山形県で行くべきおすすめの夏祭り
山形花笠まつり(山形市)


山形花笠まつりは、「ヤッショ、マカショ!」の掛け声とともに、紅花模様の花笠を手に持って踊る華やかな祭りです。踊りのスタイルには、力強く躍動感のある「男踊り」と、優雅でしなやかな「女踊り」があります。パレードには地元の団体や企業、有名人のほか、観光客も参加でき、一体感のある祭りとして親しまれています。
[kkday]👉山形市 おすすめのレジャー・体験アクティビティ・遊び・観光情報
赤川花火大会(鶴岡市)


赤川花火大会は、日本屈指の花火競技大会として知られ、全国の花火師が集い、技を競い合います。打ち上げ場所と観覧席の距離が近く、迫力満点の花火を体感できるのが魅力です。音楽とシンクロした演出や、次々と打ち上がるスターマインが夜空を彩り、観客を魅了します。広大な河川敷でゆったりと観賞できるため、毎年多くの来場者が訪れています。
- 開催場所:赤川河川敷
- 例年の開催時期:8月第3土曜日
[kkday]👉山形県 おすすめのレジャー・体験アクティビティ・遊び・観光情報
新庄まつり(新庄市)


新庄まつりは、260年以上の歴史を持つ伝統的な祭りで、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。豪華な山車行列が見どころで、各町内が趣向を凝らした絢爛豪華な山車を披露します。歌舞伎や歴史絵巻を再現した山車は、細部まで精巧に作られており、その美しさに目を奪われます。昼間は山車の展示や神輿行列が行われ、夜にはライトアップされた幻想的な姿を楽しめます。
- 開催場所:新庄市中心部(JR新庄駅周辺)
- 例年の開催日:8月24日~26日
宮城県で行くべきおすすめの夏祭り
仙台七夕まつり(仙台市)


仙台七夕まつりは、日本三大七夕祭りのひとつで、豪華な七夕飾りが街を彩る華やかな祭りです。竹に吊るされた色とりどりの吹き流しが風に揺れ、商店街を歩くだけで幻想的な雰囲気を楽しめます。飾りにはそれぞれ願いが込められ、地元の職人が丹精込めて作り上げます。期間中は、伝統芸能の披露や夜空を彩る花火大会も開催され、祭りを盛り上げます。
- 開催場所:JR仙台駅周辺のアーケード街
- 例年の開催日:8月6日~8日(花火大会は8月5日)
[kkday]👉仙台市 おすすめのレジャー・体験アクティビティ・遊び・観光情報
塩竈みなと祭(塩竈市)

塩竈みなと祭は、日本三大船祭りのひとつで、海の安全と大漁を祈願する祭りです。鹽竈(しおがま)神社の神輿を乗せた御座船が松島湾を巡航し、船団が連なって進む様子は壮観です。港では太鼓演奏や踊りなどの催しが行われ、祭りの賑わいを一層引き立てます。前夜祭では約8,000発の花火が打ち上げられ、海上に映る光の演出が幻想的な景色を作り出します。
- 開催場所:塩竈市内および松島湾
- 例年の開催日:7月第3月曜日(海の日)
[kkday]👉宮城 おすすめのレジャー・体験アクティビティ・遊び・観光情報
政宗公まつり(大崎市・岩出山)


政宗公まつりは、戦国時代に現在の宮城県を中心に活躍した武将・伊達政宗を称える祭りです。甲冑をまとった武者行列が街を練り歩き、戦国時代を彷彿とさせる勇壮な姿を見せます。地元の人々が武士や姫に扮し、時代絵巻の一部となることで、町全体が戦国時代にタイムスリップしたかのような雰囲気たっぷりです。
- 開催場所:JR岩出山駅周辺
- 例年の開催日:9月第2土・日曜
福島県で行くべきおすすめの夏祭り
大内宿半夏祭り(南会津郡下郷町)


大内宿半夏祭りは、江戸時代の宿場町・大内宿で行われる伝統的な祭りで、火伏せや五穀豊穣を願う神事が執り行われます。祭りの見どころは、白装束をまとった地元の人々が、宿場町を練り歩く厳かな行列です。茅葺き屋根が並ぶ大内宿の風景と相まって、江戸時代の雰囲気を楽しめます。
- 開催場所:大内宿(福島県南会津郡下郷町大字大内)
- 例年の開催日:7月2日
相馬野馬追(相馬市・南相馬市)


相馬野馬追は、千年以上の歴史を誇る伝統的な武者行列の祭りです。甲冑をまとった騎馬武者たちが旗を掲げて駆ける「神旗争奪戦」は、まるで戦国時代の合戦を再現したような迫力があります。祭りは3日間にわたって開催され、初日は出陣式、2日目には本祭りの騎馬武者行列、3日目には野馬懸(のまかけ)が行われます。国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
- 開催場所:雲雀ケ原祭場地(福島県南相馬市原町区牛来字出口206-1)
- 例年の開催時期:7月最終土・日・月曜日
福島わらじまつり(福島市)


福島わらじまつりは、日本一の大わらじを担ぎ、街を練り歩くユニークな祭りです。長さ12m、重さ2tにもなる巨大なわらじは、足腰の健康や開運を祈願する象徴とされています。祭りでは、太鼓のリズムに合わせて担ぎ手たちが力強く進み、会場は熱気に包まれます。パレードには一般客も当日に参加申し込み可能です。
- 開催場所:JR福島駅周辺
- 例年の開催時期:8月第1金・土曜日
[kkday]👉福島 おすすめのレジャー・体験アクティビティ・遊び・観光情報
Comments