青森ねぶた祭りは日本を代表する火祭りだ。秋田竿燈祭(あきたかんとうまつり)・仙台七夕祭(せんだいたなばたまつり)とともに東北三大祭りの一つと称される。艶やかな「ねぶた」が街を練り歩く光景に魅入るだろう。
青森ねぶた祭について
青森ねぶた祭りは、東北地方の青森県で開催される。開催期間は、毎年8月2日から7日までの6日間だ。青森ねぶた祭のルーツは1700年代前半まで遡る。弘前の「ねぷた祭」を真似て灯籠(とうろう)を持ち、歩き踊ったことが始まりとされる。
その後1800年代後半から、「ねぶた」と呼ばれる大型の人形をのせた山車や、跳ねて踊る「ハネト」が名物の祭りへと変遷した。
現在は国内外から約300万人もの観光客が訪れる、人気祭りとなっている。
2024年ねぶた祭の開催日時と場所
2024年の開催日時が公式から発表されています。JR青森駅から徒歩10分で運行コースに到着します。運行コース沿線の歩道には有料観覧席が設置されています。観覧席を購入しなくても、観覧席以外の場所でご覧いただけますが、見物客で混雑しています。
- 開催日:2024年8月2日(金) ~ 8月7日(水)
- 場所:〒030-0823 青森県青森市中心部
- アクセス:JR青森駅から徒歩約10分
- チケット:無料(有料観覧席は別途購入が必要)
- 公式サイト:https://www.nebuta.jp/
- 対応言語:日本語、英語、繁体字、簡体字、韓国語
青森ねぶた祭の見どころ
青森ねぶた祭りは鑑賞だけではなく、体験も可能なイベントだ。祭りをより楽しむために、ここではとくに見てほしいポイントを紹介する。
色鮮やかなねぶた
青森ねぶた祭の最大の主役は「ねぶた」だ。ねぶたとは針金や糸を使って作った形に、電球や蛍光灯を入れ、紙を張った大型人形だ。絵柄は製作者によって異なり、日本や中国の伝説、歴史上の人物、歌舞伎、神仏・神話などをモチーフにしている。
また、大きさは人形を乗せる台車を含め、最大で幅9m・高さ5m・奥行き7mにもなる。その壮大さに圧倒されるだろう。
さらに、ライトアップしたねぶたが夜の街を彩る光景も魅力的だ。電飾により墨で描かれた人形の顔や手足、着物の柄が引き立ち、作品の凄まじさを鑑賞できる。
ハネトとして祭りに参加
青森ねぶた祭では、ねぶたの周りを踊る「ハネト」として参加することも可能だ。ハネトとして参加するには事前登録もいらず、自由参加だ。ただ、ハネト衣装の着用が必須なため、
衣装の貸し出し店や着付け対応店を事前にチェックしておこう。尚、衣装の貸し出し料金は約4,000円だ。
せっかく青森ねぶた祭に参加するなら、一緒に踊って祭りの雰囲気を最大限に楽しんでみて!
Comments