東京の人気観光エリアのひとつ、上野。JR山手線、東京メトロ銀座線や京成電鉄スカイライナーなど各線が乗り入れているため、成田国際空港(NRT)からはもちろん、都内各地からのアクセスも便利です。
そんな上野の定番スポットといえば、上野動物園!今回は、そんな上野動物園のチケットの買い方、必見の人気動物とお土産を入手できるギフトショップを徹底解説します。
※当記事に登場する情報はすべて2024年4月執筆時のものです。最新情報は事前に公式サイトなどをご確認ください。
※記事で紹介した商品を購入したり予約をしたりすると、売上の一部がFUN! JAPANに還元されることがあります。
JR上野駅から徒歩5分!上野動物園の入園券の買い方&アクセス
東京都心部の上野に位置する、恩賜上野動物園。1882年に開園し、総面積約14.4haの園内には約300種類、約3,000頭もの動物が飼育されている日本初の動物園です。
出入口は正門、弁天門と池之端門の3カ所。正門はJR「上野駅」、弁天門はJR・東京メトロ「上野駅」や都営地下鉄「上野御徒町駅」、池之端門は東京メトロ「根津駅」からいずれも徒歩10分以内でアクセスできます。利用する鉄道路線と駅に合わせて最寄りの出入口から入園しましょう。
上野動物園の入園券は、有人窓口(写真左)、自動券売機(写真右)またはオンライン販売サイトなどで購入できます。窓口や自動券売機で購入したチケットは当日入園しない場合、別の日に利用可能なので突然の予定変更でも安心。一方、オンラインチケットは日付指定ですが、チケットカウンターの長蛇の列を避けられるのがメリットです。
なお、無料開園日の3月20日(開園記念日)、5月4日(みどりの日)と10月1日(都民の日)ならチケットを購入せずに入園できます。
上野動物園の東園と西園で見られる人気動物
上野動物園は、不忍池の北側にある西園と上野公園の丘陵地に位置する東園の2つのエリアに分かれています。
西園にはジャイアントパンダや「動かない鳥」で有名なハシビロコウのほか、可愛らしいモルモットやワオキツネザルなども展示されています。一方、東園にはホッキョクグマ、アザラシ、エゾシカ、ニホンカモシカなど、人気の高い動物たちが勢ぞろい。
ジャイアントパンダ【西園・<パンダのもり>】
「パンダのもり」には、大人気のジャイアントパンダが住んでいます。2024年現在、オスの「リーリー」とメスの「シンシン」、その両親の間に生まれた双子の「シャオシャオ」と「レイレイ」の4頭がお出迎え。生息地の中国四川省の生態系をモデルに木や岩が再現された環境で、竹を食べたり、お昼寝をしたり、遊んだり。かわいらしい姿が楽しめます。
モルモット【西園・<子ども動物園 すてっぷ>】
ここで体験できるプログラムのひとつが、モルモットとふれあえる「モルモットとなかよし」。モルモットの生活を楽しい動画で学習したあと、ぬいぐるみのような愛らしい姿を間近で観察したり、もこもこの毛をそっとなでたり。楽しいふれあいの時間が過ごせます。先着順の予約制です。開催日や予約方法は公式HPで確認を。
ハシビロコウ、コビトカバ ほか【西園・<アフリカの動物>】
「アフリカの動物」では、ハシビロコウをはじめとするアフリカ、南アメリカ、オーストラリアなどの地域に生息する動物に出会えます。中でもハシビロコウは動物園の環境ではほとんど動かないことから、「動かない鳥」としても知られている人気者です。また、キリンやカバ、サイといった大型動物もこのエリアの見どころです。
ホッキョクグマ、アザラシ ほか【東園・<ホッキョクグマとアザラシの海>】
ホッキョクグマの住む「ホッキョクグマの海」。ガラス越しに水中が見える、北極海の環境を再現した「水と氷の回廊」では、豪快に泳ぐホッキョクグマと一緒に自分まで水中にいるような気分を味わえます。その近くにあるのがアザラシのプール。自由に泳ぐアザラシをガラス越しに観察できます。
エゾシカ、ニホンカモシカ ほか【東園・<日本の動物>】
「日本の動物」エリアでは国指定の重要文化財、五重塔を背景にエゾシカや特別天然記念物のニホンカモシカ、日本の野鳥などが観覧できます。岩場を駆け上がったり、岩と似た毛色で景色にまぎれたりするニホンカモシカの様子は必見です。
ギフトショップで動物をモチーフとしたお土産をGETしよう!
動物たちとの出会いを満喫したら、欲しくなるのが園内で見られる動物をモチーフとしたお土産では?
上野動物園内の西園と東園それぞれのギフトショップを訪れ、上野動物園でしか買えないお土産をゲットしましょう。
ギフトショップ プチカメレオン【西園】
西園の不忍池や「パンダのもり」の近くにあるギフトショップ「プチカメレオン」では、園内で人気の高い動物をモチーフにしたぬいぐるみやみやげ菓子などのオリジナル商品を中心に販売。特にジャイアントパンダをモチーフにしたぬいぐるみやハンカチなどのパンダグッズは大人気。
ギフトショップ リトルトランク【東園】
東園のアジアゾウ運動場前にあるギフトショップが、「リトルトランク」。園内で見られる動物をモチーフにしたぬいぐるみやみやげ菓子、グッズなど、オリジナル商品を中心に幅広い品ぞろえで楽しく買い物ができます。パンダはもちろん、ハシビロコウの手ぬぐいなどのグッズも人気です。
上野動物園のおすすめの回り方&目安観光時間は?
上野動物園での所要時間の目安は、効率よく回るか、じっくり回るかで所要時間は大きく変わります。園内はとても広いので、いずれにしても約2時間~3時間で見ておくと良いでしょう。
エゾシカやホッキョクグマのいる東園からめぐるなら正門、ジャイアントパンダやハシビロコウのいる西園からめぐりたいときは弁天門か池之端門がおすすめ。
上野動物園のおすすめモデルコース①
弁天門から入園したら西園の「パンダのもり」へ。その後は東園へ行き、「ホッキョクグマとアザラシの海」、「日本の動物」、ギフトショップ「リトルトランク」を順番に回ってお土産を買って西園へ戻ります。昼食を済ませたら、コビトカバやパンダと並ぶ人気のハシビロコウ、「子ども動物園」などをめぐり、弁天門から出て上野観光をスタート。
上野動物園のおすすめモデルコース②
正門から入園し、「パンダのもり」以外はコース①と同じ流れにし、「パンダのもり」を最後に観覧するコースです。ただし、ジャイアントパンダの観覧時間は親パンダが16時、子パンダが15時半までのため、それまでに観覧できるよう並びましょう※。パンダと会った後は、プチカメレオンでパンダグッズをゲットすることもお忘れなく!
このように、お目当ての動物がいるエリアを事前にリサーチしておくことが大切です。例えばジャイアントパンダを目当てに訪れるなら、開園時間の9時半に弁天門から入園すれば、早めに並べます。
上野動物園はエサやりの時間を公開していませんが、昼頃にエサを与えられる動物が多いので、タイミングが良ければ活発に動く姿が見られることも。ぜひお気に入りのプランを見つけて、上野で動物と自然に癒される時間を過ごしてみましょう!
※当日の混雑状況により、通常の観覧締切時刻よりも前に締め切る場合があります
- 住所:東京都台東区上野公園9-83
- 開園時間:9:30~17:00(入園および入園券・年間パスポートの販売は16:00まで)
- 休園日:月曜日(祝日や振替休日、都民の日の場合は翌日休園)、12月29日~1月1日
- 入園料:大人600円、65歳以上300円、中学生200円、小学校6年生まで無料
- アクセス:
【正門】JR「上野駅」から徒歩約5分
【弁天門】JR「上野駅」から徒歩約5分、東京メトロ「上野駅」から徒歩約8分、都営地下鉄「上野御徒町駅」から徒歩約10分
【池之端門】東京メトロ「根津駅」から徒歩5分 - 公式サイト:https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/
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