レンタカーなしでも満喫!石垣島観光のすすめ – 観光・宿泊エリアを徹底解説!

沖縄県の南西部、八重山諸島に位置する離島・石垣島。 有名ガイドブックで最高ランクの三ツ星を獲得した川平湾や、エメラルドグリーンの海でのダイビング体験など、絶景と自然アクティビティが楽しめる日本屈指の南国リゾートです。

この記事では、石垣島の観光・宿泊エリアや、おすすめの旅行時期・交通事情などを紹介! 次回の石垣島旅行の参考にしてみては?

※掲載情報、価格は2023年5月取材時点の情報です。

石垣島を旅行するなら拠点選びが最重要!島内観光・宿泊のポイントをエリア別で紹介!

石垣島には電車がないため、移動手段はレンタカーかタクシー、お金をあまりかけたくない場合は路線バスやレンタルバイクなどを利用することになります。イメージ的に「石垣島はレンタカーがないと周れないのでは?」と思う人も多いかもしれませんが、石垣港離島ターミナル周辺のホテルに宿泊したり、王道観光スポットを観光したりするだけであれば、レンタカーなしでも十分楽しめます。

ただし、オーシャンビューを売りにしたリゾートホテルなどは基本にターミナルや市街地から遠いので、車での移動がおすすめ。車なしで複数の観光名所を巡るのは至難の業なので、運転できない場合は、市街地中心のホテルに宿泊し、ツアーや観光タクシーを手配しましょう。

西部(川平湾・リゾート地区)

石垣島 西部(川平湾・リゾート地区)
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石垣島No.1の景勝地、川平湾があり展望台からはエメラルドグリーンに輝く海を臨めるエリア。ダイビングなどのマリンアクティビティ満載で、石垣シーサイドホテルや島初のグランピング施設・ヨーカブシなどがあるのもこのエリアです。ただし、路線バスは1日数本しかないため、レンタカーやタクシー移動が基本になります。

北部地区(ビーチエリア)

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北部はまさに絶景の宝庫!島の最北端に位置する平久保埼灯台や、平久保半島と石垣の海を一望できる玉取崎展望台、西表石垣国立公園にも指定されている天然の米原ビーチなどが有名で、家族水入らずでのんびりとした滞在を楽しめる貸し別荘やヴィラが点在。

ただし、路線バスの本数も少ないため、このエリアに宿泊する場合も車移動がメインの交通手段になります。また、北部の貸別荘は、市街地のホテルとは違い、周辺にスーパーやコンビニがなかったり、wifi環境のない宿泊先も多いため、施設の設備や周辺環境はしっかりリサーチしてから決めましょう。

東部地区(新石垣空港周辺)

新石垣空港(南ぬ島 石垣空港)は言わずと知れた石垣島の玄関口。2013年にできた比較的新しい空港で、空港内にはお土産物屋さんや飲食店も充実しています。空港周辺にホテルや宿泊施設などはありませんが、レンタカーショップが充実しており、レンタカーを借りる人の多くが空港周辺でレンタルします。

南部地区(市街地エリア)

石垣島観光の拠点と言えば、南部の市街地エリアです。竹富島や西表島をはじめ離島を結ぶ高速船が往復する石垣港離島ターミナルがあり、その他スーパーやコンビニ、銀行、飲食店、病院など必要なものがすべて揃うのがこのエリア。

宿泊先の選択肢も、島内でもっとも多く1泊数千円の民宿やアパートタイプの宿や、3つ星、4つ星のリゾートホテルまで選べます。また、繁華街の美崎町周辺には石垣牛や海鮮をはじめ石垣グルメが楽しめるお店がたくさんあります。

石垣島の天気・気温・台風シーズンは?おすすめの観光時期を紹介

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石垣島は、四方を黒潮が流れる暖かい海に囲まれて、気温の日較差が小さく、湿度が75%と高いことから「亜熱帯海洋性気候」と呼ばれています。2022年の1日の平均気温は24.9℃。夏の7~8月の最高気温でも33℃前後、冬の12~2月でも最低気温は16~18℃前後あり、Tシャツで過ごせる日が多いです。イメージとしては本州の「夏」と「秋」の雰囲気。

石垣島の海開きは毎年3月の初旬で、4月末には30℃越えの日も出てくるので、観光するなら日本の正月明けの1月~3月がおすすめ。また、8~9月は台風シーズンにあたるので旅程を組む場合は注意が必要です。秋以降のおすすめは11月。すでに台風の季節も過ぎ去り、快適な涼しさのある気候で、石垣島ならではののんびりした雰囲気が味わえます。

レンタカーって本当に必要?石垣島で観光する際の交通手段

石垣島の島内での交通手段は、主にレンタカーか観光タクシー、または路線バスになります。ここからは各交通手段について詳しく観ていきます。

レンタカー

レンタカーの相場観は、4人乗りの軽自動車タイプが1泊2日で1万2000~1万8000円が相場。

ただし、「レンタカーなしでも沖縄旅行を満喫!効率よく本島を周遊する観光プランの立て方(ID: 13311)」で紹介した、本島のレンタカー事情と同様、コロナ禍での閉業や台数の減少で、渡航解禁後は深刻なレンタカー不足となっています。利用するなら、現地着後の手配はかなり難航するため、事前予約しておきましょう。

観光タクシー

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好みのプランに合わせて複数の名所を巡るなら観光タクシーがおすすめ!観光タクシーは島内の2~3スポットを巡る2~3時間コースから、島内全体の名所を観光できる6~7時間コースまで、時間とスポット数によって価格が異なります。4人乗りの普通車で島内全域の名所を巡れる6時間コースの場合、26000円~30000円前後が相場です。

路線バス

運転免許証を持たない若い層に最近人気なのが「バスを利用した島内観光」。石垣島のほぼ全域を網羅する路線バス(東バス)には、空港-離島ターミナル区間を含め、全部で12線あり、主要な観光スポットへのアクセスが可能です。ただし、空港線以外のバスは基本1日数本しか運行しないので、乗り遅れや乗り間違いには注意しましょう。

※路線バスを利用するなら、全路線が乗り放題になる1日フリーパス(大人1000円)や、5日間乗り放題のみちくさフリーパス(大人2000円)などお得な乗車券)もあるので、ぜひ活用しましょう。

定期観光バスツアーや離島観光へ

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最もコスパよく石垣島観光を楽しむなら、定期観光バスツアーや、離島ツアーへの参加がおすすめ。定期観光バスは昼食付きの島一周観光ツアーが5000円以内であります(予約制)。また、離島ターミナルからは西表島や竹富島、小浜島、黒島、鳩間島など石垣島より南の島へのフェリーが発着しているので、思い切って離島に繰り出してみるのもおすすめ。

また、複数の離島を1日で巡れる離島ツアーなどもあり、西表島のマングローブクルーズや、竹富島、由布島での水牛車観光やグラスボート、カヌー体験など、八重山観光を効率よく楽しめますよ。

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