日本屈指のリゾートアイランド・沖縄。特に沖縄本島は、ダイビングやシュノーケリングスポットなどのマリンアクティビティ、沖縄美ら海水族館やおきなわワールドなど、大自然と独自の歴史・文化を楽しめるスポットが点在しています。
この記事では、沖縄本島の観光・宿泊エリアや、コスパと効率よく周遊したい旅程を立てる際のポイントなどを紹介します。
次回の沖縄旅の参考にしてみては?
沖縄本島の旅行プランを立てるなら拠点選びが最重要!観光スポット・宿泊をエリア別で紹介!
沖縄本島の観光プランは、どこに宿泊するかで大きく変わります。アクセスがよく観光バスやオプショナルツアーの選択肢が多いのは那覇エリア。
対して、北部エリアは、那覇程交通手段が整備されていないため車での移動がベース。レンタカーなしで複数の観光名所を巡るのは至難の業なので、運転できない場合は、北谷や読谷村、恩納村などの有名ホテルに宿泊し、ツアーや観光タクシーを手配しましょう。
南部は、那覇空港へのバス移動がしやすく、2022年に新しくオープンした全室オーシャンビューのリゾートホテルが注目を集めています。沖縄県那覇市周辺の人気観光スポット・おすすめ宿泊エリアは?
ショッピングとグルメスポットが集まる国際通りや第一牧志公設市場、壺屋やちむん通り、沖縄のシンボル的存在である守礼門と復旧工事中の首里城など、見どころがいっぱい。また、那覇を拠点に沖縄の海を満喫するなら、日帰りでダイビングやシュノーケリングが楽しめる慶良間(けらま)諸島がおすすめ!
慶良間諸島は、東シナ海に点在する大小20余りの島からなる列島で、エメラルドブルーのサンゴ礁の海にはカラフルな熱帯魚やウミガメが生息しています。運が良ければクジラやイルカなどに会えるかも!
那覇エリアで宿泊するなら、都市モノレール「ゆいレール」の停車駅沿線、特に観光バスの起点になる那覇バスターミナルからほど近い旭橋駅周辺と、飲食店が多い国際通り・久茂地周辺がおすすめ!
宿泊先の選択肢も多く、価格の安いドミトリーやビジネスホテルから、高級ホテルまで、用途やコスパに合わせて選べます。国際通りや栄町から、徒歩でホテルに帰れるので、沖縄グルメとお酒を存分に楽しみましょう。
沖縄県北部・中部の人気観光スポット・おすすめ宿泊エリアは?
沖縄中央部・北部の観光の目玉といえば、世界最大級の巨大水槽でジンベエザメやマンタの泳ぐ様子を鑑賞できる沖縄美ら海水族館。そして、古宇利島(こうりじま)、備瀬のフクギ並木、名護市のナゴパイナップルパークなどは、SNS映えスポットもたくさんあります!また、リゾートエリアの恩納村や、世界自然遺産にも登録されているやんばる(山原)では、サンゴ礁の美しい海と大自然を満喫でき、沖縄ならではの生物と出会えるアクティビティも充実しています。
中部や北部エリアでの宿泊なら、海の見えるリゾートホテルがおすすめ。また、大切な人とのプライベートな時間を満喫できるコンドミニアムやプライベートヴィラという選択肢も選べます。
中部エリアなら、美浜アメリカンビレッジのある北谷や、バスターミナルがありアクセスのよい読谷。北部エリアなら九州・沖縄サミットで各国首脳も訪れた恩納村や名護エリアがおすすめです。
沖縄県南部の人気観光スポット・おすすめ宿泊エリアは?
南部エリアは、那覇空港や那覇バスターミナルからアクセスしやすく、おきなわワールド・玉泉洞や、鍾乳洞と巨大なガジュマルが見どころのガンガラーの谷をはじめ、観光スポットが点在。沖縄県営平和祈念公園やひめゆりの塔がある糸満市も有名です。
宿泊するなら、おすすめはリゾートエリアの糸満か南城。特に糸満エリアは漁港、「道の駅いとまん」などがあり海鮮とショッピングが楽しめるうえ、那覇空港へもバスで30分程。2022年7月23日に開業した「琉球ホテル&リゾート名城ビーチ」をはじめオーシャンビューのラグジュアリーホテルもたくさんあります。
沖縄旅行がもっとコスパよく、効率よくなる!旅程を立てる際のポイント
ポイント1.暑すぎず寒すぎずコスパもよし!沖縄旅行のおすすめ時期は1~3月
沖縄観光を存分に楽しみたいなら、重要なのは旅行時期。
海開きは4月で、一般的な観光シーズンは、4月〜5月のゴールデンウイークと7月〜8月の夏休み期間ですが、その時期は観光名所が混み合い、飛行機代、宿泊費、レンタカーなどの価格も一気に上がります。
5月~6月は梅雨、7~9月は台風シーズンで、天候にも考慮が必要です。
目的にもよりますが、ダイビングやシュノーケリングは、海開き前の冬を含め1年中楽しめますし、1~3月なら、美ら海水族館などの人気スポットも比較的すいていて観光しやすいのでおすすめです。
また、沖縄には島独自の季節を表す言葉があり、3月からゴールデンウィーク前の4月末までは「うりずん」と呼ばれる時期。この時期は、夏に向けて暖かくなり、晴天も多いので観光するのにおすすめです。
ポイント2.冬のダイビング&シュノーケリングも人気!冬の海でしか出会えない生物もいる
沖縄は、亜熱帯気候で1年中暖かく、2022年那覇では最も寒い時期にあたる1月でも、1日の平均気温が17.7°C前後ありました。(気象庁「那覇 日平均気温の月平均値(℃)」より)
海の水温も、1年を通して20℃を下回ることはほぼなく、ウミウシやコブシメなど冬しか見ることができない生き物もたくさんいるので、ダイビングやシュノーケリング目的の旅行なら実は冬の方がおすすめ!観光シーズンとはずれるので、コスパよく楽しむことが出来ますよ。
ポイント3.最近の沖縄本島観光は、バス観光の人気が上昇中!最近の沖縄観光の交通事情
沖縄観光の主な交通手段は、レンタカー・観光タクシー・バス。
ただ、コロナ禍で台数を減らした影響もあり、渡航解禁後の沖縄は深刻なレンタカー不足となっています。利用するなら、現地着後の手配はかなり難航するため、事前予約しておきましょう。
好みのプランに合わせて複数の名所を巡るなら観光タクシーもおすすめですが、最近は、「バスを利用した沖縄観光」を楽しむ人が増えており、空港から「沖縄エアポートシャトル」、「やんばる急行バス」、「カリー観光」、「東京バス」の4社のシャトルバスが、各地域へ運行しています。
またオプショナルツアーなら、北部や南部の有名スポットをまとめて観光できるのでおすすめです。
沖縄本島の移動に便利なバスの情報はこちら
Okinawa Airport Shuttle
https://www.okinawa-shuttle.co.jp/en/
やんばる急行バス
https://yanbaru-expressbus.com/
カリー観光
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