日本のOL(Office Lady)にどんなイメージを持ってる?
「FJ STAFF図鑑」は、読者の皆さんが知りたい、日本人OLの日常を覗き見するシリーズ。今回登場してくれるのは、FUN! JAPANのEC担当で、お酒が大好きだという山科 綾(やましな あや)さん。FUN! JAPANでの仕事内容から休日の過ごし方まで、山科さんのライフスタイルを語ってもらった!
【仕事編】教えて!日本人OL・山科さんはどんな仕事をしてきたの?
東京のある離島で生まれ、高校時代からは都内在住という山科さん。インテリア雑貨会社の販売職とアパレル関係のEC運用会社を経て、その後FUN! JAPAN(以下FJ)に入社。様々な職場で経験を積んだ守備範囲広めの日本人OLは、今までどんな仕事をしてきただろう?
ーFUN! JAPANに入社する前はどんな仕事をしていましたか?
「前職では、ファッション系EC(Eコマース)関連の仕事をしていました。商品登録から、参考画像・モデル探し、写真セレクトまで、自社ECサイトの制作業務全般を担っていました。商品撮影の時は、スタジオだけでなくロケハンに行くことも。また、ネット上で配信されるバナーデザインのたたき案をチェックしたり、売上計画を立てたりするのも仕事内容の一環でした。」
ー今はFUN! JAPANでどん仕事をしていますか?
「最初は『アジアと日本の架け橋となる』というFJの企業コンセプトに惹かれて、FJの越境ECにも興味があったので入社を決めました。現在は、FJが台湾、香港を対象に展開する越境ECサイトの仕事をメインで担当しています。商品のサンプル確認や撮影イメージの考案などを行ったり、どうすれば売上を伸ばせるか考えたり、日々FUN! JAPANの仲間と一緒に試行錯誤しています。」
―FJに入社する前と入社した後の印象は変わりましたか?
「入社前のイメージは、少数精鋭でシビアなイメージでした。私は、もともと少人数の会社で働きたいと思って転職活動していたのですが、転職活動で初めてFUN! JAPANを知った時、様々な国籍の人がいるベンチャー企業なので、厳しい環境なのでは?と思っていました。しかし、実際に入社してみると優しい人ばかりだったし、日本人スタッフと外国人スタッフ同士も仲が良くてとても安心しました。」
「FUN! JAPANの仕事と前の職場との違いは、各作業にかかる手間と時間ですかね。前職で運用していたECサイトは日本語だけだったので自分1人で完結できる作業も多かったのですが、FJでは海外に向けた事業がメインのため、かかる工数が前と比べて増えています。特に、翻訳やユーザー対応などは各国スタッフとの連携が必須で、より多くの人とサポートしあう重要性を実感しています。記事を制作しても、日本語から各国語に翻訳する時間もかかるので、前職よりも、よりスケジュールに神経を使うことが多いですね。」
【平日の過ごし方】日本人OLって仕事終わりはどうしているの?
こんな風にバリバリと働く日本人キャリアウーマンが、平日の仕事終わりにどんなことをしているか気になる読者も多いはず。山科さんにお仕事が終わった後、寝るまでの時間の過ごし方についてシェアしてもらった。
「朝は基本的に9時半に出勤しますが、退社時間はバラバラで、18時の定時で帰れる日もあれば、20時頃まで仕事をしている日もあります。平日は、週5でお酒飲むほどお酒が大好き(笑)なので、仕事帰りに自宅の近くにある酒屋さんで日本酒やワインを買って、普段から集めている酒器をお供に一人でテレビを観ながら飲むことが多いですね。」
「一人暮らしなので、自炊をする時はInstagramで見たレシピをマネて色々と再現しています。この間は、居酒屋で食べたメニューを自宅で再現しました!」
「料理する時や洗濯物を畳む時は、前職の先輩が教えてくれた『 Podcast *1)』を聴きながら作業するのが好きです。最近は、歴史ものの番組にハマっています!」
*1:スマホやパソコンから、インターネットで配布された音声コンテンを視聴することができるサービス。
「心を鎮める時間を設けようと、この間は抹茶を自分で点ててみました。お菓子は商店街の和菓子屋さんで買いました。」
【休日の過ごし方】日本人OL・山科さんは休みの日はどうしているの?
「バレーボールに興味を持ち始めたきっかけはテレビでの試合観戦。その後、男女混合バレーボールのメンバーを募集している社会人サークルを友達に勧められて入会し、かれこれ5年間ぐらい続けています。社会人で構成されるアマチュアのバレーボールチームで、体育館に週1学生時代の部活のような感覚で集まっています。たまに試合に出ることもありますよ!」
「私、実は宝塚歌劇(*2)の大ファンなんです。なので、年に1回はその本拠地である兵庫県・宝塚市まで、歌劇鑑賞のために遠征しています。都内にある東京宝塚劇場でも歌劇は見られますが、宝塚大劇場(左)は私にとってテーマパークのような大きい存在!駅から劇場までへと続く『花のみち』という並木道(右)や、宝塚ジェンヌのオブジェなどもあり、町全体の雰囲気がすごく気に入っています。」
*2:兵庫県宝塚市を拠点とする、出演者が女性だけの日本の劇団。100年以上の歴史を持つ。
「けっこう部屋のインテリアにもこだわっていて、観葉植物を自分で育てることも趣味の1つ。インテリアショップで土、肥料、植木鉢から、苗、板付けなどを買ってきて、おしゃれにレイアウトしています。日本では100円ショップでも観葉植物の苗を売っているので、コスパも良くておすすめです!」
「最近、石を集めることにも最近ハマっていて、旅先や河原で可愛い石を見つけたら拾うようにしています。部屋にはこれまで拾ってきた鉱物や石とかを飾っていて、見ていると気持ちが落ち着きます。たぶん、可愛いインテリアや好きな絵を鑑賞するのと感覚は一緒!
ちなみに、写真左の石は高知県・仁淀川の河原で拾ったもの。きれいに洗って今はオブジェとして部屋に飾ってあります!もちろん、市販の天然石を買って飾ることもありますよ。」
日本人OLの1日のスケジュール(山科Ver.)
08:30~ 起床 | 朝食、洗濯、掃除
↓
11:00~ 移動
↓
11:30~ 友人と映画
↓
13:00~ 友人とランチ
↓
14:00~ 散歩&ショッピング
↓
16:00~ お茶
↓
18:00~ 帰宅
↓
18:30~ ラジオを聴きながら夕食の支度
↓
19:30~ 夕食
↓
21:00~ テレビドラマを見る
↓
22:00~ 晩酌をしながらSNSチェックor宝塚専門チャンネルを視聴
↓
24:00~ 入浴など
↓
25:00~ 就寝
後記:日本人OL・山科さんが思う日本の職場文化とは?
ここまで山科さんには、日本企業で働く彼女の仕事と就業後や休日の充実したライフスタイルについて語ってもらった。
一方、GoogleのHPで「日本 職場 文化」とキーワード検索をかけると、「過労死」、「残業」といったキーワードや関連記事が出てくることは否めない事実だ。最後に、日本人OL 山科さんが思う今の日本企業の労働環境について語ってもらった。
「私が社会人になりたての頃に在籍していた会社は勤務時間が長かったので、長時間働くことが美徳だと思っていました。ただ最近は日本政府の働きかけや法改正があったり、企業内での『働き方改革』も進んできており、そういう風潮もだいぶ改善されてきているかと思います。私も定時で帰れる時はきちんと帰れるようしていますよ!」
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