【東京23区】エリア分けを地図でわかりやすく解説！皇居、城南、城西、城北、城東はどこ？

国内外から観光客が集まる都市・東京。東京都は、人口約1400万人の日本の首都です。2015年に発表された世界の都市の人口密度ランキングで、1位に選ばれました。2021年には東京オリンピック、パラリンピックも開催され、より一層注目を集めています。この記事では、東京23区と呼ばれる23の特別区、多摩地方と東京都島嶼部で構成されています。今回は、日本地図を見ながら東京23区について学んでいきましょう！

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東京23区のエリア分け1：皇居、城南、城西、城北、城東エリア

東京都内で、部屋を借りたり家を購入するため物件を探していると、「城南」や「城東」「城北」「城西」などの言葉をよく耳にします。

不動産サイトでもよく見かけるこの都心部の区分けでは、皇居にある千代田区を中心に、23区を東西南北にエリア分けした呼び方です。

皇居（緑）：千代田区（東京駅、銀座、日本橋、秋葉原など）
かつての江戸城があったエリア。現在は、天皇陛下の宮殿や、宮内庁関係の庁舎などがあります。
城東（ピンク）：台東区、江東区、墨田区、中央区、葛飾区、江戸川区
皇居の東側のエリアで、観光名所でも知られる上野や浅草、両国、東京スカイツリーのある押上をはじめ、江戸の下町情緒あふれる区域と東京湾沿いを含むエリア。
城南（水色）：港区、目黒区、大田区、品川区
皇居の南側のエリアで、品川駅のある品川区や、新橋、汐留といったオフィス街、六本木や表参道、青山などショッピングスポットもある港区などを含む、都会的で交通利便性も高いエリア。
城西（オレンジ）：新宿区、中野区、渋谷区、杉並区、練馬区、世田谷区
皇居の西側に位置し、新宿や原宿、渋谷などを含むエリア。開発が進んでおり、現在は副都心として重要な機能を担っています。
城北（灰色）：板橋区、北区、豊島区、文京区、荒川区、足立区
皇居の北側に位置し、文京区、豊島区、北区、荒川区、板橋区、足立区の6区です。繁華街の池袋がある以外は、商店街など、昔ながらの地域性が残る街が多いことで知られています。

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東京23区のエリア分け2：都心、副都心

もう一つの分け方は東京中心にある主なビジネス地域を都心と副都心を呼び、残りの区域を東西南北に分ける分け方です。

都心：千代田区、中央区、港区
都心の具体的なエリアとしては、丸の内や霞ヶ関、大手町、永田町、銀座、東京駅周辺で、千代田区、港区、中央区は「都心3区」と呼ばれています。
副都心：新宿、渋谷、池袋、上野・浅草、錦糸町・亀戸、大崎、臨海エリアなど
副都心とは、都心3区の周辺に発展した経済の中心地で、都心の機能を分担する地域。東京における新宿・池袋・渋谷などを指します。また、お台場や青海、有明などの埋立て地を「臨海副都心」としています。