高層ビルや商業施設が立ち並び、鉄道や地下鉄網も発達している関西一の大都会・大阪。観光名所も点在し、関西エリアの観光の拠点でもあります。そして、なんといっても買い物におすすめのエリアです。当記事では、買い物に欠かせないエリアを、梅田、難波&道頓堀、阿倍野&天王寺の3エリア、そして少し郊外にある「りんくうプレミアム・アウトレット」や「ららぽーと門真」などアウトレットモールについてご紹介します!
大阪に買い物スポットがたくさん!
大阪は、東京に次ぎ日本で 2 番目に大きい都市で、関西地方の経済、文化の中心地として古くから栄えてきました。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、あべのハルカス、通天閣、大阪城、万博記念公園など、観光名所が点在しています。それと同時に、アパレル店、雑貨店などが入った商業施設や地元商店街など、買い物におすすめしたいスポットもたくさんあります。
以下では、3エリアに分け、アクセス方法やエリア内にある買い物におすすめの商業施設についてご紹介します。
大阪の人気買い物エリア:梅田
梅田エリアは、JR大阪駅や私鉄各線のターミナル駅がある大阪の中心地です。駅周辺には繁華街やオフィス街が広がり、昼夜、観光客だけでなくビジネス客も行き交っています。「難波 (なんば)」 付近を地元では「ミナミ」と呼ぶのに対して、梅田エリアを「キタ」と呼ぶ人もいます。
HERBIS(ハービス)
ザ・リッツ・カールトン大阪に隣接するショッピングセンター。地下2階から7階まで合計9フロアの「ハービスPLAZA ENT」と合計7フロアの「ハービスPLAZA」から構成された複合ビルです。「グッチ」や「ティファニー」、「エンポリオ アルマーニ」などのハイブランドも多く入っています。機能的で高品質なレザーグッズが揃う「ラルコバレーノ」や皮革ベルト専門店「エリオットローズロンドン」など、こだわりのある高感度のセレクトショップもあり、大切な人へのお土産探しにもおすすめです。
HEP FIVE(ヘップファイブ)
赤い観覧車がシンボルのファッションビル。地下2階から9階まであり、アパレル、コスメ、雑貨をはじめ、カジュアルレストランなど、約160店舗も入っています。特徴はキャラクターグッズを販売するお店が多くあること。ハローキティが好きなら「Sanrio vivitix」、『ONE PIECE』など週刊少年ジャンプ連載中の人気作品を中心としたグッズが揃う「JUMP SHOP」などがおすすめです。
ルクア大阪(LUCUA osaka)
JR大阪駅直結の駅型商業施設。東館「ルクア(LUCUA)」と西館「ルクア イーレ(LUCUA 1100)」から構成されます。地下2階から10階のレストランフロア「ルクアダイニング」まであり、店舗数は約500店舗。アクセサリー、革小物、帽子、バッグ、時計、コスメと幅広いジャンルのお店が揃っています。また、スタジオジブリ作品のキャラクターグッズを販売する「ジブリがいっぱい どんぐり共和国」などキャラクターのお店もあります。
大丸梅田店
JR大阪駅に直結したファッションアイテムが豊富なデパート。トレンドを追求した商品はもちろん、一流ブランド品の店舗もあります。地下2階から15階まであり、特に2階のコスメフロアは充実しています。13階には、「Nintendo OSAKA」「ポケモンセンターオーサカ」「ONE PIECE 麦わらストア」などキャラクターショップもあります。地下1・2階は、スイーツやお惣菜などがあるので、ホテルご飯の際に重宝します。
グランフロント大阪(GRAND FRONT OSAKA)
JR大阪駅の北側に位置し、南館と北館からなる複合商業施設。ショッピングモールのほか、レストランやカフェ、ホテルなどがあります。あわせて約300店舗のショップ&レストランが集まり、「PORTER」「BEAMS HOUSE」などの人気店のほかに、北館の3フロアにわたり「無印良品」もあります。
リンクス梅田(LINKS UMEDA)
地下1Fから8Fまで、ファッションやライフスタイル、グルメなどのショップが約200店舗集まる商業施設。特徴は、スーパーマーケット「ハーベス」やドラッグストア「スギ薬局」、100円均一ショップ「ダイソー」など実用的なお店が集まっていること。「ユニクロ」やアウトドア関連の商品を販売する「石井スポーツ」などもあります。
阪急うめだ本店
地下2階から13階まで、幅広いジャンルの商品を使っています。「(日本の)東の新宿伊勢丹・西のうめだ阪急」といわれるほど、品揃えやクオリティの高さが特徴です。地下2階、地下1階の食品売場も充実しています。特に地下1階には和洋菓子のお店がたくさん集まっていて、お土産を購入するには最適です。また、6階にあるインターナショナルブティックスには、「カルティエ」「ショーメ」などのジュエリー、「フランクミュラー」「オメガ」といった高級時計を取り扱っています。
阪神梅田本店
阪神電鉄「大阪梅田駅」の地下1階百貨店口の改札を出てすぐ、カジュアルな雰囲気の地元の人に長く愛されている百貨店。地下2階から9階まであり、食品売り場は大充実。食パンのセレクトショップや話題のベーカリーが揃う「食祭テラス」(1階)、お土産ショップの他、ラーメンやいか焼き、うどん店など有名店が軒並み連なる「スナックパーク」(地下1階)も、おすすめです。
大阪の人気買い物エリア:難波&道頓堀
道頓堀に代表される賑やかでパワフルな大阪屈指の繁華街。道頓堀川周辺には有名なグリコの看板があり、写真スポットに有名です。「なんばパークス」「心斎橋PARCO」などの商業施設のほかに、ローカル感のある心斎橋商店街もぜひ足を運んで下さい。「ユニクロ」や「ジーユー」、「オニツカタイガー」、ドラッグストアなどもあり、屋根があるので雨の日におすすめです。
なんばパークス(なんばPARKS)
南海電鉄やOsaka Metroなんば駅に直結する商業施設。人気セレクトショップ、ファッション、雑貨、コスメ、レストラン、カフェ等約200を超える店舗が揃います。主に1〜5階がショップフロアで、6・7・8階がレストランフロア、9階が屋上ガーデンになっています。日本の工芸で作られた雑貨を販売している「中川政七商店」や生活雑貨の専門店「ロフト」など、訪日外国人に人気の雑貨店もあります。
心斎橋PARCO
Osaka Metro「心斎橋駅」4番出口からすぐ、地下2階〜14階の16フロアに、約170店舗が出店しています。特徴は、「PORTER EXCHANGE」、「BAO BAO ISSEY MIYAKE」といったラグジュアリーブランドからモード系、ストリート系、セレクトショップなど、幅広い店舗が揃っていること。また、6階には「レゴ®ストア」や「ゴジラ・ストアOsaka」、カプコンの人気キャラクターのグッズを取り揃えた「CAPCOM STORE OSAKA」などポップカルチャーをテーマとしたフロアになっています。
日本橋筋商店街(でんでんタウン)
浪速区日本橋3~5丁目周辺にかけて広がる、東京の秋葉原と並ぶ日本有数の電気街です。約 500 ものの電気・ホビー関連(アニメやコミック、ゲームなど)の専門店が軒を連ねています。堺筋の西の通りは、同人誌、コスプレ、フィギュアやおもちゃなどの店が多数出店し、通称「オタロード」と呼ばれています。
大丸心斎橋店
地下2階から10階まで合計12フロアにグルメ、ファッション、雑貨など約360店舗が出店。2階のラグジュアリーファッション・ジュエリーフロアには、西日本最大級のVIPルームがある「カルティエ(Cartier)」、「ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta®)」など全20の高級ブランドがあります。9階は、「ポケモンセンターオーサカ DX & ポケモンカフェ」や「JUMP SHOP」などがあり、アニメ好きにおすすめです。
大阪タカシマヤ
南海電鉄やOsaka Metroなんば駅直結の老舗のデパート。レディース・メンズファッション、コスメ、雑貨など幅広いラインナップ。地下1階にはクッキーの詰め合わせが人気の「アトリエうかい(atelier UKAI)」や「PRESS BUTTER SAND」など話題のスイーツ店もあります。和洋菓子のお土産購入したい方にはおすすめの場所です。
心斎橋筋商店街
Osaka Metroの「心斎橋駅」付近(長堀通の南側)から戎橋(宗右衛門町通)までの南北約580mのアーケード商店街。約180店舗が軒を連ね、屋根があるので、雨の時にもおすすめです。「ユニクロ」「ZARA」「H&M」などのファストファッションのお店、「宇治園」のソフトクリームや「PABLO」のチーズケーキなど話題のスイーツもあり、食べ歩きも楽しめます。
アメリカ村
三角公園を中心に、古着店などのアパレル・グルメ・雑貨などさまざまな店舗が集まる、賑やかな若者の街。1970年代に倉庫を改装した店舗でアメリカの西海岸の古着やジーンズ、中古レコード、雑貨などを販売したのが話題となり、「アメリカ村」と呼ばれるようになりました。アメリカ村のランドマークであるファッションビル「心斎橋BIGSTEP」やOsaka Metro心斎橋駅の7番出口から直結のファッションビル「心斎橋オーパ」など、商業施設もあります。
なんばマルイ
南海電鉄やOsaka Metroなんば駅の目の前にあり、アクセス便利。地下1階から8階まで9フロアありレディース・メンズファッションから、アクセサリー、雑貨まで幅広いジャンルを扱っています。1階に新しくできた食ゾーン「よってみて」には、レモネードや和テイストのカヌレなどスイーツが勢ぞろいしています。バンダイのガシャポン商品のみを取り扱うガシャポン専門店「ガシャポンオフィシャルショップ」は訪日外国人に人気です。
大阪の人気買い物エリア:阿倍野&天王寺
阿倍野・天王寺エリアは、梅田エリア、難波&道頓堀エリアと並ぶ大阪の核となるエリアです。近鉄百貨店前の道路の南側が「阿倍野」、北側が「天王寺」とよばれています。高さ300メートルを誇る超高層ビル「あべのハルカス」、天王寺動物園、通天閣のある「新世界」など、賑わうスポットが点在しています。
天王寺ミオ
JR天王寺駅直結。本館・プラザ館の2棟からなるファッションビル。両館合わせて約350店が入り、ファッショ、雑貨やコスメなどなんでも揃います。「Francfranc」、「無印良品」、「ニトリEXPRESS」など生活雑貨の店もあります。「3COINS+plus」や「THANKYOU MART」など、プチプラ雑貨のお店もあり、部屋の飾りやキッチン用品など生活雑貨を買いたい人におすすめです。
あべのキューズモール
大阪府内で最大級の売り場面積を誇るショッピングモール。関西初進出「 SHIBUYA109 ABENO(109 阿倍野)」、「ユニクロ」、「ダイソー」、「ビックカメラ」、総合スーパーの「イトーヨーカドー」など幅広いジャンルで約250店舗が集まっています。「FUJIYA FACTORY」、「ビアードパパの作りたて工房」、「Mister Donut」などスイーツ店もあるので、観光帰りに買ってホテルで食べてみて。
あべのハルカス
関西エリア一の高さを誇る一大複合施設。地下2階~14階は「あべのルカス近鉄本店」、12~14階はレストラン街「あべのハルカスダイニング」、16階には「あべのハルカス美術館」、19~20、38~55、57階は「大阪マリオット都ホテル」があります。そして、最上階には展望台「ハルカス300」があり、大阪の街並みを一望できます。
大阪にあるアウトレットや大型ショッピングモール
大阪には、アウトレット店が主に2つあります。2020年に拡張オープンした「りんくうプレミアム・アウトレット」と、2023年4月に開業したばかりの「三井ショッピングパークららぽーと門真・三井アウトレットパーク大阪門真」があります。
りんくうプレミアム・アウトレット
西日本最大のアウトレットショッピングモールです。 関西国際空港の対岸のりんくうタウンにあり、海外の街並みを感じさせるリゾート感溢れる施設です。約210もの店舗が入っています。2020年8月に増設される「シーサイド」エリアには、BurberryやESCADAなどラグジュアリーブランドや、「ARC'TERYX」や「New Balance Golf」などのスポーツ・アウトドアブランドなどがオープンしました。
三井ショッピングパーク ららぽーと門真、三井アウトレットパーク 大阪門真
4階建ての店舗のうち、1階と3階が「三井ショッピングパーク ららぽーと門真」(ららぽーと門真)、2階が「三井アウトレットパーク 大阪門真」(MOP大阪門真)という構成の複合型ショッピングモールです。2023年4月にオープンしたばかりで、「ららぽーと門真」が153店舗(大阪初出店20店舗)、「MOP大阪門真」が98店舗(関西アウトレット初出店17店舗)、それらを含み全 251 件の店舗があります。また、1階の「門真うまいもん街」に黒門市場の11店舗が出店しているのでおすすめです。
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