国営昭和記念公園は、東京都立川市・昭島市にまたがる国営公園。新宿駅からJR中央線で約30分の立川北駅公園口より約8分の場所にあり、都会の喧騒を離れて、四季折々の花々を楽しむことができます。広い園内には様々な施設があり季節のイベントも盛りだくさん!様々なアクティビティが楽しめるので、一年中いつでも気軽に立ち寄れる公園です。
都会にいながら自然を満喫できる国営昭和記念公園
この昭和記念公園は、大正11年に帝都防衛のために築かれた立川陸軍飛行場が前身で、戦後は、アメリカ空軍立川基地だった場所です。元は軍の飛行場でしたが、1983年に昭和天皇在位50年を記念して念公園として整備されました。約165ヘクタールという広大な敷地の中には、たくさんの植物や施設があり、バーベキュー場、昭和天皇記念館、サイクリング、レストラン・カフェ、プール(夏季のみ営業)など、市民の憩いの場になっています。迷子になりそうな人には地図も用意されています。
昭和記念公園に咲く色彩豊かな草花
昭和記念公園には、桜をはじめさまざまな植物が植えられています。開花時期が異なるので、一年を通して様々な絶景が楽しめ、春は花見、秋には紅葉狩り、冬にはイルミネーションと、一年を通して様々なアクティビティを楽しむことができます。
ただし、花はその年の気温や気象条件によって咲く時期がずれたり、開花期間が短くなります。そのため、お目当ての花やイベントがある場合は、事前に開花状況を確認してからお出かけください。
春-Spring
桜にチューリップ、菜の花、ネモフィラ、藤の花、ポピーなど、春を彩る花々や樹木の代表的なものである。毎年「フラワーフェスティバル」が開催され、期間中には旬の花々の開花リレーが楽しめ、何度も訪れたくなるシーズンです。
桜-Sakura
菜の花-Nanohana (Canola)
ポピー-Poppy
夏-Summer
夏になると、ひまわり畑で大人の背丈ほどもあるひまわりを見かけることも!その他にも、梅雨の時期に咲くアジサイや蓮、スイレン、サルスベリ、ユリなど、園内でさまざまな花を見ることができます。
秋-Autumn
一方、秋の園内は紅葉まっさかり!キンモクセイやヒガンバナといった秋の花が咲き誇り、銀杏や楓の葉が変色し、カナールイチョウ並木では200m、かたらいのイチョウ並木では300mもの、黄金のトンネルが楽しめます。
また、9月~10月に「コスモスまつり」、11月に「黄葉・紅葉まつり」が開催されるなどイベント目白押しで、散策しながら花や紅葉を楽しむのにぴったりの季節です。
イチョウ-Ginkgo
冬-Winter
冬の前半の時期、10月下旬~2月下旬まで冬季中ずっと楽しめるサザンカ以外の花はあまり咲きませんが、12月にはクリスマスローズが咲き誇り、夜はイルミネーションも楽しめます。冬の終わりは、1月中旬~3月中旬にかけて梅の花が咲き、フクジュソウやウインタースウィートなどの花も楽しめます。
昭和記念公園へのアクセス
立川市の西部から昭島市の東部にまたがる昭和記念公園は、東京からそれほど遠くない場所にあります。新宿駅からJR中央線で約26分。公園のあけぼの口までは、立川駅北口から徒歩10分です。
Spot information
- 国営昭和記念公園
- 住所: 東京都立川市緑町3173
- アクセス:新宿駅から立川駅まで約26分、立川駅北口よりあけぼの口(みどりの文化ゾーン)約10分
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