![Bathing Accessories Are Weird](https://content.fun-japan.jp/renewal-prod/cms/articles/content/7b4e97461668b014975ec5b7e0b26879fcd584d8.jpg)
日本で、毎日のバスタイムをシャワーですませるのではなく、湯船に長時間しっかりと浸かるリラックスタイムととらえる人が多い。
この記事では、日本の風呂カルチャーと、銭湯や自宅の風呂でよく見かけるお風呂グッズを紹介する。
日本の風呂カルチャーはある種のアートだ!
お風呂時間をリラックスタイムととらえる日本では、バスルームやバスタブのつくりや用途、サイズ感も海外とは異なる。
もともとバスタブにお湯を張ってゆっくり浸かる文化のない欧米諸国では、バスタブは日本でいう体を洗う「洗い場」。海外の映画でも、バスタブに泡をたっぷり浮かべているシーンがしばしば登場するが、この「泡風呂」は映画内のおしゃれな演出ではなく、バスタブを使って体を洗う一般的な方法のひとつ。
また、アメリカやヨーロッパのホテルなどに行くとバスタブすらないシャワーのみのバスルームも多い。対して日本人は、毎日お風呂を1日のリラックスタイムととらえており、湯船に1時間近く浸かる人も。街には、「銭湯」という入浴料を取って入浴させる公衆浴場もあり、毎日のお風呂タイムを楽しむ。
温泉も大好きで、夏休みや長期休暇中に草津温泉や由布院温泉、別府温泉などを訪れ、ミネラル豊富な湯に浸かってリラックスするの好む。
また、露天風呂も大好物。温泉大国・北海道には、阿寒湖温泉や湯の川温泉といった湖や海の見える温泉リゾートがあり、露天風呂からの絶景を眺めることができる。
ボディタオル
![Body towels](https://content.fun-japan.jp/renewal-prod/cms/articles/content/c854fae51ba24cef245aab1502370d2842290c82.jpg)
日本人が入浴中に体を洗う最も一般的な道具のひとつは、「ボディタオル」と呼ばれる小さくてざらざらした布だ。入浴客が肌の角質を落としたり体を洗ったりするのに使う。ほとんどの日本の家庭やホテルで見かけることができる。
また、ボディタオルの生地を縫い合わせた手袋「入浴用ミット」を好んで使う人もいる。これを使えば、シャワーを浴びながら簡単に角質を落とすことができる。その他、スポンジやたわしを使う人もいる。
バスチェア・風呂椅子
![Stool](https://content.fun-japan.jp/renewal-prod/cms/articles/content/eb6fd476483b37eaa36b21edffbdd2acc47e71bc.jpg)
日本の家庭を訪れると、風呂の中に椅子がある事に驚くかもしれない。しかし、よく考えてみれば、温泉旅館やホテルの大浴場の洗い場には、必ずといっていいほど、バスチェアが備え付けられている。この椅子の最大の目的のひとつは、ずっと立っていなくても、座って体を洗うことができることだ。
バスソルト・入浴剤
日本は、バスタイムに使う入浴剤の種類が豊富だ。ドラッグストアをはじめ、渋谷のLOFTや東急ハンズなどには、様々なメーカーの入浴剤や天然のエプソムソルト、保湿効果があったり、良い香りやリラックス効果のあるアロマソルト、伝統的なヒノキのお風呂や有名温泉での湯めぐり気分を味わえる入浴剤などが販売されていて、なかには1袋(1回分)100円~から購入できるものも。
![Bath salt](https://content.fun-japan.jp/renewal-prod/cms/articles/content/adb404261ebbb9db0dd6388fa4874c1ee3e132cb.jpg)
これらの入浴剤は、肌のコンディションを整え、冷え性を癒し、ストレスを和らげるのに最適。ぜひ、様々な入浴剤にTRYしてお気に入りを見つけてみて。
他のツール
湯船に長時間浸かる日本文化ならではのお風呂グッズも。無印良品や3COINSなどにも売られている「スマホ防滴ケース」だ。
これは、お風呂の壁に貼り付けられるスマホケース。スマホを水滴から守りながら、タッチ操作が可能で、スマホを手に持たずに動画視聴ができるので、お風呂でリラックスしながら動画視聴やテレビが観られる。子供たちにとって、楽しみはそれだけにとどまらない。
楽しいお風呂用おもちゃ
![Fun bath toys](https://content.fun-japan.jp/renewal-prod/cms/articles/content/09b2ab11675c0366fc40d9a941435b908dcd5994.jpg)
日本の親たちは、お風呂の時間を子供たちの絶好の学習機会だと考えているようだ。アマゾンで人気のお風呂用おもちゃは、定番のあひるのおもちゃや、子供向けアニメのキャラクターのラバー人形など。
コーヒー牛乳・フルーツ牛乳
銭湯や温泉宿などでは昔から定番人気の乳飲料。湯上がりの一杯=フルーツ牛乳というイメージがあり、日本のお風呂文化に欠かせない存在だ。
紙パックのコーヒー牛乳は、スーパーマーケットやコンビニでもよく見かけるが、銭湯などでおなじみのコーヒー牛乳は、瓶入りで、飲み終わった空き瓶は回収し、再利用される。エコなシステムも今どきだ。
フルーツ牛乳とは、リンゴやイチゴ、バナナなどの果物に牛乳を加えた甘いドリンク。一般のスーパーマーケットなどではまずお目にかかれないので、行った先の入浴施設で見かけたらぜひTRYしてほしい。
バスタイムをもっと楽しもう!
以上日本ならではのお風呂グッズを紹介した。今度、日本のホテルや日本人家庭に泊まるときは、しっかり湯船に浸かって日本式リラックスタイムを味わってみてはどうだろう。また、バスソルトやボディータオルは、旅行のおみやげにもぴったりだ。
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