「東洋一の歓楽街」ともいわれる東京の新宿・歌舞伎町は、昼夜問わず、日本人や訪日外国人で賑わっています。その歌舞伎町に、高層複合施設「東急歌舞伎町タワー」が2023 年 4 月 14 日(金)、オープンしました。その18階、20階~38階にあるのがホテル「HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel」。新宿駅に近くアクセス良好で、スタイリッシュなライフスタイルホテルです。当記事では、基本情報に加え、その魅力、人気の秘密などをお伝えします。
まちとの繋がりを感じられる、ウォールアートや天井や壁の素材に注目を
日本一の歓楽街・新宿歌舞伎町にあるホテル。新宿駅東口から徒歩7分、西武新宿駅南口から徒歩1分という、ロケーション抜群のホテルです。
当ホテルのコンセプトのひとつは「まちと繋がる」。例えば、レセプションから客室エレベーターに向かう壁は新宿の歴史を感じられるウォールアートが展示され、手前から奥にかけて時代が経過するようなデザインです。まちの変化を体感できます。また、客室の窓辺の天井や壁には光を反射する特殊な素材を使っていることもそのひとつ。夜になると歌舞伎町のネオンが客室に入り込むことで、「まちと繋がる」ことを実感してもらいたいという意図があるそう。
また、「東急歌舞伎町タワー」内にある各エンターテインメント施設で得た感動や喜びなどの余韻に浸ることができるという点も当ホテルの魅力です。17階にあるホテルと街を「繋ぐ」ダイニング&バーフロア「JAM17 DINING & BARでは、各エンターテインメント施設とのコラボレーション企画を展開するなど、多様性がある街「新宿・歌舞伎町」で生まれるアート・音楽などのカルチャーをホテルでも楽しめる工夫をしています。
どの客室からも新宿の街を一望!アーティストとのコラボレーションルームも
18階がレセプション、20~38階が客室という造りで、客室は全部で538室。全客室、タワーをぐるっと一周するように配置されているので、どの客室からも新宿の街を眺めることができます。
コンパクトながらも使い勝手の良いSuperior Room(21-22m²)、ベッドでくつろぎながら窓からの絶景を楽しめるDeluxe Room(25-28m²)、カーブを描いた横幅6m以上の大きな窓があるコーナールームのGarden Suite King、そして、訪日外国人が泊まってみたいと感じる畳敷きの小上がりがあり、布団をひくことができるJapanese Suiteなどがあります。Japanese Suite は最大6名宿泊可能。4名であればPremier Suite Kingへ。常設のキングベッドに加えて2台のデイベッドを設置できます。
注目したいのは、アーティストとのコラボレーションによる特別な客室GROOVE ROOM。3人のアーティストが3室ずつ手掛けており、合計9室あります。中でも開発好明氏が手掛けた「開発好明アーティストルーム/カセットテープ」は壁一面にカセットテープが飾られ、インパクト大。開発氏が実際に新宿で採集した音などを、実際に客室内にある3台のラジカセを使って聞くことができます。また、玉山拓郎氏が手掛けた「Unfamiliar Presences : Room」では、壁が床になったような空間に、90度角度を付けて貼りついたパン皿が乗ったトレーなどがあり、床、壁、天井の関係が曖昧になり、一種の無重力空間にいるような不思議な感覚を味わえます。
こだわりの部屋アメニティとドリンクサービス
アメニティは環境に配慮し、歯ブラシは竹製、歯磨き粉もプラスチックチューブではなく、紙製のパッケージ、カミソリも紙製で組み立て式。ドリンクセットの中には新宿の老舗喫茶店「但馬屋珈琲店」のドリップバック式のオリジナルコーヒーを用意しています。パッケージには但馬屋珈琲店のキャラクターと東急歌舞伎町タワーのイラストが描かれています。また全室にBluetooth対応のスピーカーを備えつけており、魅力ある音楽を意味する「GROOVE」というホテルブランドを体感できます。
ダイニングレストランやバー、ジェラートショップも展開
17階にはホテルが運営する「JAM17 DINING & BAR」には、レストラン1件、バー1件、ジェラートショップ1件あり、ジャムセッションのように「型にとらわれず一人ひとりの感性が交わりながら、世界に新たなエネルギーを発し続ける新しいまちの社交場」をコンセプトとしています。
レストラン「JAM17 DINING」は、オープンキッチンがあり、ライブ感たっぷり。キッチンの中心には、石窯があり、やさしい強火でローストや煮込みなどさまざまな料理を調理しています。
ランチ・ディナーともに提供している、「400℃の石窯で旨味を閉じ込めた野菜のグリル(7種盛り)」や、ディナーで提供している「軽くスモークしたNZ産仔羊の石窯グリル ハーフラック」がおすすめです。野菜は、鮮度にこだわり産地直送。神奈川県の三浦野菜など、関東周辺で生産された食材を使った料理を提供しています。当ホテルの宿泊者は朝食を「JAM17 DINING」にてブッフェスタイルでいただきます。
「JAM17 BAR」は世界でも数々の受賞歴があるスターバーテンダー・後閑信吾氏が日本で初めて出店した「The SG Club」が監修したオリジナルカクテルを提供しています。ブラッド・ピット主演『ブレット・トレイン』がモチーフの青色の「弾丸列車」、「ゲイシャの思い出」などネーミングがユニークなカクテルが揃っています。
ジェラートを提供する「JAM17 GELATERIA」では、加糖していないマンゴーそのものの自然な甘さの「マンゴー」、「ピスタチオ」、「紅芋」、ほかに桑の葉を使った苦みと高級感が感じられる「桑茶」などユニークなフレーバーもあります(1Scoop500円)。
また巨大ビジョンとバーカウンターがあるルーフトップテラスもあり、コラボイベントを開催することもあります。
便利なサービスが充実!ランドリールームまでもユニーク!
18階のレセプションは英語、中国語、韓国語など多言語対応可能。また、自動チェックイン機があり、スタッフのサポートのもと、外国人観光客も気軽にチェックイン・チェックアウトが可能です。また、自律走行型デリバリーロボット「Relay」を導入しており、宿泊者から依頼のあった品をロボットが客室に届けてくれます。
20階にある「LAUNDRY & SUNDRY」は、よくあるランドリールームとは一線を画しています。というのも、ホテルができる前にこの場所にあったボウリング場をイメージし、デザインされ、とてもおしゃれです。ぜひ足を運んでみてください。自動販売機もあります。また、長期滞在の外国人に嬉しい洗濯乾燥機付きの客室や電子レンジが付いた客室もあります。
「東急歌舞伎町タワー」1階にはヤマト運輸の宅配サービスがあり、店舗受け取りなどに対応しています(当日発送最終受付18:00)。朝の8時から夜20時まで営業しているのも嬉しいポイント。また同じく1階に羽田空港・成田空港直通のリムジンバスが発着しているので、空港からホテルへ、ホテルから空港へ直行できます。「東急歌舞伎町タワー~ 羽田空港(第2ターミナル)」は約1時間15分、「東急歌舞伎町タワー~成田空港(第3ターミナル)」は最短約1時間30分で運行しています。
ホテル名の一部になっている「GROOVE」は、リズムに乗っている感覚や魅力ある音楽を意味しています。各エンターテインメント施設や新宿・歌舞伎町と呼応した“高揚感”に包まれるよう、「GROOVE」というネーミングにしたそうです。ホテルのロゴは、新宿の街が刻むリズム感を「レコード盤」で、そしてこの街が持つ多様性や様々な出会いを「多彩な色」で表現しています。こうしたホテルのコンセプトやゲストへの想いを知るだけで、ホテルステイがよりワクワクしたものになりますよ!
Spot Information
- 名称:HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel
- 住所:〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-29-1
- アクセス:
- 西武新宿線 西武新宿駅から徒歩1分
- 都営大江戸線新宿西口駅から徒歩6分
- JR各線・⼩⽥急線・京王線・東京メトロ丸ノ内線新宿駅から徒歩7分
- 東京メトロ丸ノ内線・副都⼼線・都営新宿線 新宿三丁⽬駅から徒歩8分
- チェックイン:15:00
- チェックアウト:11:00
- 対応言語:英語、中国語、韓国語
- 公式サイト:https://www.panpacific.com/en/hotels-and-resorts/hotel-groove-shinjuku.html
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