高輪ゲートウェイシティ一部開業!注目のレストラン&ショップは?

高輪ゲートウェイシティ

2025年3月27日、JR高輪ゲートウェイ駅周辺で進められてきた「高輪ゲートウェイシティ」が、いよいよ一部開業。今回FUN! JAPANエディターもメディア向け内覧会に参加し、その最先端エリアを体験してきました。

駅直結の施設には、最新技術やアート、食の魅力が詰まっており、どこを歩いても“未来”を感じさせる演出が満載です。街を行き交う自動走行モビリティや、100本の色彩で未来を描いたアート「100色の道」など、まるで未来都市を歩いているかのような感覚に包まれます。

さらに、ブルーボトルコーヒーの高輪先行メニューや、写真映えするダッチベイビーパンケーキなど、個性豊かなカフェ&レストランも多数登場。現地の様子を、写真とともにレポート形式でお届けします。

高輪ゲートウェイシティとは?

高輪ゲートウェイシティ
高輪ゲートウェイシティ 駅

JR山手線・京浜東北線の新駅として開業した高輪ゲートウェイ駅を中心に、東京の未来を象徴する拠点です。

駅舎は建築家・隈研吾氏によって設計され、日本の伝統的な木組みを思わせるデザインが特徴。周辺は再開発が進行中で、商業施設、文化施設、オフィス、住宅などが一体となった新たな街が誕生しつつあります。

100年先の未来を感じる体験がたっぷり

高輪ゲートウェイシティ

高輪ゲートウェイシティは、最先端のテクノロジーやアートを通して、「100年先の未来」を身近に感じられることをテーマにした新しい街です。一部開業した時点で、都市の未来の姿を体感できる仕掛けが随所に散りばめられています。

街を行きかう自動走行モビリティ&ロボット

高輪ゲートウェイシティ ロボット
高輪ゲートウェイシティ ロボット

高輪ゲートウェイシティでは、「環境」「モビリティ」「ヘルスケア」といったテーマのもと、次世代の都市機能を実現するための実証・研究開発が進められています。

敷地内では、自動走行モビリティが街の中を巡回。利用客の移動を補助するロボットや、街をきれいに保つ清掃ロボットなど、多種多様なロボットが活躍中です。

高輪ゲートウェイシティで先行オープンしたショップ

高輪ゲートウェイシティは現在開発途中ですが、エキナカや今秋開業予定のニュウマン高輪の先行オープンとして、一部店舗が営業しています。

ニコライ バーグマン 高輪

高輪ゲートウェイシティ ニコライバーグマン
高輪ゲートウェイシティ ニコライバーグマン

デンマーク出身のフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマンの新店舗が高輪ゲートウェイシティに誕生。テーマは「Flowers & Design meets Living.」。フラワー・スクール・リビングの3つの要素を融合させた空間です。

高輪ゲートウェイシティ ニコライバーグマン

注目は高輪店限定のフラワーボックス。ファブリックのような質感のボックスに、生花を使用したフレッシュタイプ(5,500円〜)や、長く楽しめるプリザーブドタイプ(8,800円〜)を展開。華やかでありながら落ち着いた色合いで、贈り物や玄関のインテリアにも最適です。

また、初心者でも気軽に参加できるフラワースクールや、日本初登場となるオリジナルのリビングアイテムも展開。デスク周りやワークスペースに彩りを添える雑貨類も揃います。

イベントスペース マチアイ

高輪ゲートウェイシティ イベントスペース

高輪ゲートウェイ駅直結の開放的な空間「マチアイ」は、地域と人、文化をつなぐ交流の場です。各種イベントや展示、ワークショップなどに活用され、訪れた人がふらりと立ち寄って楽しめる場として親しまれています。

高輪ゲートウェイシティ イベントスペース

2025年春には、「マチあるキッチン」プロジェクトの拠点としても活用され、港区およびJR沿線地域の魅力ある“いいモノ”が集結。品川〜目黒〜白金高輪エリアの名産品や飲食店とのコラボレーションにより、日替わりで特産グルメや食文化を体験できる催しが行われます。地域の味と温もりを、未来の駅空間で気軽に楽しめる注目のスポットです。

Gateway Studio

最先端のコンテンツ制作や配信が行える多目的スタジオ。プロの撮影や編集に対応する機材を備え、公開収録やライブ配信イベントなども開催可能です。一般の利用者向けに、映像制作や配信体験ができるワークショップなども今後予定されています。

高輪ゲートウェイシティで先行オープンしたカフェ・レストラン

写真映えするカフェやスイーツが目白押し!エキナカのカフェなど立ち寄りやすいのでぜひ訪れてみましょう。

MAISON CLASSIC

MAISON CLASSICは、「エキナカの概念を変える」をコンセプトに、高輪ゲートウェイシティ内に3つの異なる飲食店を展開します。

高輪ゲートウェイシティ レストラン
高輪ゲートウェイシティ レストラン

3階にある「MAISON CLASSIC SALON」は、日中は紅茶をメインとしたお食事、夜はカクテルやシグネチャージンが楽しめるティーサロン&バーラウンジ。生ハムやアボカド、半熟卵などをトッピングしたダッチベイビーパンケーキや抹茶のシュークリーム、特製の「TAKANAWAブレスト」などが揃い、時間帯によって異なる顔を見せてくれます。

高輪ゲートウェイシティ レストラン

駅構内を見下ろせる解放感たっぷりのテラス席は予約必須となること間違いなし!

高輪ゲートウェイシティ カフェ 駅構内
高輪ゲートウェイシティ カフェ 駅構内

2階にある「MAISON CLASSIC CAFE」は、高輪駅構内に位置し、サンドイッチやドリンクをカジュアルに楽しめるカフェスタンドです。ホットドッグやBLTなどの定番サンドイッチに加え、季節のスペシャルジェラートもおすすめ。朝7時から営業しており、出勤前の立ち寄りにもぴったりです。

高輪ゲートウェイシティ スイーツ
高輪ゲートウェイシティ スイーツ

「MAISON CLASSIC FACTORY」は3階にあるシュークリーム工房で、キャラメリゼなどの工程をガラス越しに眺めながら、できたてのスイーツを味わうことができます。表面を香ばしくキャラメリゼしたブリュレシュークリームや、定番のクラシックシュークリーム、独自の食感が楽しいストーンシュークリームなど、バリエーションも豊富です。

ブルーボトルコーヒー 高輪カフェ

高輪ゲートウェイシティ ブルーボトルコーヒー

2025年3月27日、ニュウマン高輪内「THE LINKPILLAR 1 SOUTH」にグランドオープン。コンセプトは「タイムレス」。伝統と革新が共存するこの地で、“時代を超えて愛されるおいしさ”を追求した店舗づくりがなされています。

高輪ゲートウェイシティ ブルーボトルコーヒー

グルテンフリーのペイストリーや先行販売メニューなど、高輪カフェならではの特別なラインアップが魅力。代表メニューには、季節限定の「チェリーブロッサムラテ」、ブルーボトルの定番人気「リエージュワッフル」、高輪カフェ先行発売の「バナナパウンドケーキ」などがあり、丁寧に淹れたコーヒーとともに楽しめます。

今後、オリジナルグッズやバッグブランド「BAGGU」とのコラボアイテムも数量限定で展開される予定です。

高輪ゲートウェイシティ ブルーボトルコーヒー

カフェの周辺は、素材感を活かしたミニマルなデザインで、初めて訪れる人も自然とくつろげる空間に。スタンド形式で、駅利用の合間や散策中の立ち寄りにもぴったりです。

ナイトミュージアムバー&クラブ「ZERO-SITE Takanawa Gateway」

高輪ゲートウェイシティ バー クラブ

2025年3月27日から7月31日までの期間限定でオープンする「ZERO-SITE Takanawa Gateway」は、音楽・アート・テクノロジーが融合する新感覚のナイトミュージアムバー&クラブ。最先端のサウンドシステムと革新的な空間演出を備え、700人収容可能なイベントスペースラウンジを中心に、エンタメからビジネスまで多様なシーンに対応します。

高輪ゲートウェイシティ バー クラブ

会場には3つのバーが設置され、3Fイベントスペースには世界的音響ブランド「Danley Sound Labs」の音響設備を導入。DJブースや演出照明には「VOID ACOUSTICS」も採用されており、国内でもトップクラスの音響環境が整えられています。天井を彩る270インチの大型OLEDビジョンも圧巻です。

平日夜はナイトミュージアムバーとして静かにアートとともにお酒を楽しみ、週末はミュージックバー&クラブへとシフト。エシカルなフードやドリンクとともに、非日常な時間を体験できる空間となりそうです。

高輪ゲートウェイシティの観光施設・アート

TAKANAWA GATEWAY Travel Service Center

高輪ゲートウェイシティ

高輪ゲートウェイ駅近くの「THE LINKPILLAR 1 SOUTH」1階に位置する観光情報拠点。東日本各地の魅力を伝えるほか、訪日旅行者向けのフリーパスや乗車券の購入、予約済みチケットの受け取りなどにも対応しています。全サービスはキャッシュレス決済で提供されます。

高輪ゲートウェイシティ

英語や中国語などで通訳を介さずに旅行の質問ができる機械も設置。このような言語の不安が解消されるサービスが、今後、各地で増えてくるかもしれませんね!

高輪ゲートウェイシティ

館内には大型のタッチサイネージを設置し、四季折々の自然や文化を映像で体感できるうえに、高輪エリアの街歩きイベントや体験型コンテンツの情報も発信。旅行の拠点としてだけでなく、地域の魅力と出会える窓口として、多様な旅のスタイルに応える施設です。営業時間は11:00~17:00。

ゲート型のアート「100色の道」

高輪ゲートウェイシティ アート

東京在住のフランス人建築家/アーティスト、エマニュエル・ムホー氏によるインスタレーション作品「100色の道(100 colors no.53)」は、高輪ゲートウェイシティの開業を祝うとともに、「未来への時間の流れ」を表現する象徴的なアートです。

この作品は、ムホー氏が手がける代表的なシリーズ「100 colors」の第53作にあたり、100本の柱に、それぞれ異なる100の色彩が施されたゲート型の構造物です。各柱には2025年から100年先までの年号が刻まれており、一本一本が未来へと続く時間の象徴となっています。

ゲートをくぐることで、訪れた人々がそれぞれの未来へと足を踏み出す感覚を体験できるよう設計されており、祝祭のアーチをくぐるような高揚感を与えてくれます。

  • 展示場所:Gateway Park(屋外2F)
  • 展示期間:2025年3月27日〜7月21日(予定)

高輪ゲートウェイシティのこれからの開業予定は?

高輪ゲートウェイシティ

2025年秋には、ファッション、ライフスタイル、カルチャーの最前線を発信する複合施設「ニュウマン高輪」が全面開業予定。より多くのショップやイベントが加わり、高輪ゲートウェイシティの魅力はさらに広がっていきます。

未来への入り口として進化を続ける高輪ゲートウェイシティ。最先端の技術と人のぬくもりが調和するこの街には、訪れるたびに新しい発見があります。東京の新たな玄関口で、次世代の都市を体験してみませんか?

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