真・侍伝YAIBA完全新作で放送開始! 名探偵コナンとの関連性や作品の魅力を紹介


真・侍伝YAIBA

2025年4月5日より日本国内で放送開始するテレビアニメ『真・侍伝YAIBA』。原作は、『名探偵コナン』で知られる青山剛昌さんが手掛けたアクション剣劇で、勢いを感じさせるアクションシーンと、青山さんならではのコメディタッチな描写が見事にミックスされた名作です。宮本武蔵や佐々木小次郎といった歴史上の剣豪がモデルとなったキャラクターも登場することから、日本の歴史や侍などに関心がある人ならば興奮すること間違いなし。アニメ放送前に、本作の魅力をしっかりおさらいしておきましょう。

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青山剛昌・作『YAIBA』とは?

原作は「週刊少年サンデー」誌上にて、1988年から1993年まで連載されていました。1993年には第38回小学館漫画賞児童部門を受賞し、『剣勇伝説YAIBA』のタイトルで一度テレビアニメ化もされています。また、スーパーファミコンやゲームボーイなどでゲーム化もされていることから、当時の少年少女たちの間で大ヒットした作品であることがわかります。

『真・侍伝YAIBA』のあらすじ

真のサムライを目指し、ジャングルで修行に励んでいた鉄 刃(くろがね やいば)。ひょんなことから日本に戻り、父・剣十郎と縁のある峰家に身を寄せることに。峰家の娘・さやかは破天荒な刃に戸惑いながらも暮らし始める。
そんなある日、さやかの学校に訪れた刃は、剣道の実力者・鬼丸 猛(おにまる たけし)と運命的な出会いを果たす。
その後、刃と鬼丸は衝突を繰り返し、強さを求めた 2人に呼応するかのように古の力が目覚める。
「雷神剣」と「風神剣」―
古来より天地を揺るがしてきた魔剣が今再び目覚め、真の物語が幕を開ける―

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 2025年4月5日(土)夕方5時30分よりTVアニメスタート

この4月から日本国内で放送される『真・侍伝YAIBA』は、青山さんがシナリオを完全監修した新作。原作や過去に放送されたアニメを知っている人も、もちろん知らない人も楽しめるよう、現代版としての変化も加えられたそう。制作陣のなかには子どもの頃から『YAIBA』ファンだったという人もおり、その熱量を込められた新作には期待が高まるばかりです。ちなみに、刃の声優を担当するのは高山みなみさん。そう、江戸川コナン役で知られる名声優です。これはコナンファンにとっても嬉しいニュース!

しかも、放送枠は読売テレビ・日本テレビ系列で土曜夕方5時30分から、と『名探偵コナン』の前なので、土曜夕方の1時間は青山剛昌アワー!青山剛昌ワールドに浸ることができますよ。

『真・侍伝YAIBA』の主要登場人物

作品の主要キャラクターについて紹介します。

鉄 刃(くろがねやいば) cv.高山みなみ

鉄 刃(くろがねやいば)
WIT STUDIO
剣の修業を積む、型破りでお調子者の野生児。ジャングルで過ごしていたため、礼儀を知らないが、野性的な直感力と適応力を駆使して剣を振るう。真のサムライを目指し、自分よりも強い相手との勝負に胸を躍らせる。

 峰さやか cv.石見舞菜香

 峰さやか
WIT STUDIO
優しくしっかり者な常識人。剣道道場の娘で、さやか自身も剣道に打ち込んでいる。SNSも積極的に活用しており、トレンドに敏感な今時の女の子。破天荒な刃の行動に振り回されることもしばしばあり、その度にツッコミ役に回る苦労人な一面も。

 鬼丸 猛(おにまるたけし) cv.細谷佳正

鬼丸 猛(おにまるたけし)
WIT STUDIO
刃の宿命のライバル。剣道の全国大会で優勝する実力を持ち負け知らず。努力家でプライドも高い。真面目な性格でペットの鳩の世話も欠かさない。刃との度重なる衝突により、強さに固執してしまう。 

宮本武蔵 cv.諏訪部順一

「巌流島の決闘」で有名な二刀流の剣豪。天狗岳に住み、400年もの間、魔剣である「雷神剣」を扱える「伝説のサムライ」を待ち続けている。今もその剣技は衰えておらず、かつては佐々木小次郎と人気を二分するカッコよさだったらしい。

 佐々木小次郎 cv.井上 剛

かつて宮本武蔵と互角に渡り合った江戸時代のサムライ。魔剣である「物干し竿」を駆使し、必殺剣「つばめ返し」で相手に一撃を与える。女の子が大好きで軟派な一面もあるが、百年に一度でるかどうかの天才剣士らしい。

 『名探偵コナン』との関係は?

青山さんはしばしば、自らの作品に登場するキャラクターをクロスオーバーさせます。『YAIBA』の登場人物からも複数人、実は『名探偵コナン』の世界にも登場しているのです。誰がどのエピソードに顔を出すのかは伏せておきますが、それを探しながら読書・視聴するのも面白いかもしれません。

ちなみに余談ですが、『名探偵コナン』ですっかり人気を集めている怪盗キッドは、実は青山さんの初期の作品である『まじっく快斗』の主人公。キッドはなぜ盗みを働くのか、『まじっく快斗』を読めばその目的が理解できます。

マンガ好きライター・イガラシダイのおすすめポイント

宮本武蔵と佐々木小次郎という登場人物からわかる通り、本作の魅力のひとつは、歴史上の人物がモデルになったキャラクターが多数登場するところ。一度はその名を聞いたことがあるであろう人物が、青山さんの味付けによってユーモラスに描かれます。基本的には刃と敵対する役どころが多いのですが、敵とはいえ憎めないキャラクター造形なので、推しメンも見つかるかもしれません。
武蔵と小次郎以外に、日本の歴史上の人物や伝説などがモデルになったどんなキャラクターが登場するのか注目してみてください。

また、テンポの良さも魅力的。バトルシーンでは派手なアクションが描かれますが、サクサク進んでいくため、「先のストーリーが知りたいのに、話がなかなか進まない……」というじれったさは皆無。次から次へと新キャラが登場し、物語に引き込まれていくはずです。

日本の歴史や侍、刀文化などに興味があるならば、本作にハマること必至。2025年注目の新作アニメで、刃たちの活躍を応援していきましょう。

(C)青山剛昌/小学館/真・侍伝YAIBA製作委員会


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