
日本の子どもたちが親しんできた伝統的な遊びには、日本の伝統文化や知恵が詰まっています。本記事では、手を使った遊び、外遊び、ボードゲーム、カードゲーム、正月遊び、わらべうた&手遊び歌など、日本の伝統的な遊びを紹介します。
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日本の伝統的な「手を使った遊び」
折り紙

折り紙は、日本の伝統的な紙遊びで、一枚の紙を折って動物や植物、乗り物などのさまざまな形を作ります。折り紙は、はさみや糊を使わずに折るため、指先の器用さや空間認識能力を養うのに役立ちます。折り方によって難易度が異なり、初心者向けの簡単なものから、複雑な作品まで幅広く親しまれています。
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あやとり

あやとりは、細いひもを両手の指に絡ませ、形を作る遊びです。一人で遊ぶだけでなく、二人でひもを取り合いながら形を変えていく「あやとりリレー」も人気があります。「東京タワー」「ほうき」「橋」など、様々な形があり、成功すると達成感を得られます。ルールがシンプルで道具もひも一本だけなので、年齢を問わず楽しむことができ、日本のみならず海外にも似た遊びが存在します。
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けん玉

けん玉は、木製の玉をひもでつなぎ、剣(けん)と呼ばれる持ち手の皿や先端に玉を乗せる遊びです。「大皿」「小皿」「中皿」など基本の技から、「灯台」「飛行機」など高度な技まで多彩な技があり、集中力やバランス感覚を鍛えられます。日本では昔から親しまれ、現在では競技としても人気があり、全国大会も開催されています。
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紙風船

紙風船は、薄い和紙で作られた軽い風船で、手で弾ませて遊びます。息を吹き込んで膨らませた後、指で優しくはじきながら空中に浮かせ続けるのが基本的な遊び方です。紙でできているため、割れにくく、小さな子どもでも安全に遊べます。特にお正月や夏祭りなど、日本の伝統的な行事でよく見かける遊び道具です。紙風船は、見た目もカラフルでかわいらしく、インテリアとして飾ることもあります。
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おはじき

おはじきは、ガラスやプラスチックで作られた小さな円盤を指ではじいて遊ぶゲームです。床や机の上におはじきを並べ、指で弾いて狙った位置に動かしたり、相手のおはじきをはじき飛ばしたりするのが基本的なルールです。単純に見えますが、正確な指の動きや力加減が求められるため、技術や戦略が重要になります。
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お手玉

お手玉は、小さな布袋に小豆やビーズを詰めたものを投げ上げながらリズムよくキャッチする遊びです。一つだけでなく、複数を使ってジャグリングのように回したり、歌に合わせて遊んだりすることもできます。特に女の子の間で人気があり、昔はおばあちゃんが孫に作ってあげることも多かった伝統的な遊びです。
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ベーゴマ

ベーゴマは、小さな金属製の独楽を紐で巻きつけ、回転させて対戦する遊びです。相手のベーゴマを弾き飛ばしたり、より長く回し続けたりすることで勝敗を決めます。高度なテクニックが必要で、投げ方や回転の強さを調整することで勝敗が左右されるため、熟練者同士の対戦は非常に白熱します。昔は子どもたちの間で大流行し、駄菓子屋などに専用の土俵が設けられることもありました。
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日本の伝統的な「外で楽しむ遊び」
てまり

てまり(手毬)は、日本の伝統的な手遊びの一つで、美しい模様の糸を巻いて作られた球を使って遊びます。主に地面に弾ませたり、片手でリズムよく投げたりして楽しみます。昔は、女の子の遊びとして人気があり、「てまり歌」と呼ばれる童謡に合わせて遊ぶこともありました。現在では、装飾品としても用いられ、伝統工芸品としての価値も高まっています。
竹馬

竹馬は、長い竹の棒に足を乗せる台を取り付け、それに乗って歩く遊びです。バランスを取りながら前へ進むのが基本で、慣れると速く走ったり、障害物を乗り越えたりすることもできます。竹馬は体幹の強化やバランス感覚の向上に役立つため、昔から子どもの遊びとして親しまれてきました。地域によっては、竹馬競争や技を競う大会が開かれることもあります。
缶蹴り

缶蹴りは、鬼ごっことかくれんぼの要素を組み合わせた遊びで、広い場所で行うのが一般的です。ルールはシンプルで、缶を中央に置き、一人が鬼になり、他の子は隠れます。鬼は隠れている子を見つけ、名前を叫びながら缶の周りに戻ります。しかし、誰かが缶を蹴ると、捕まった子が全員解放されるため、鬼は缶を守りつつ、隠れた子を探す必要があります。
花火

花火は、日本の夏の風物詩として親しまれ、手持ち花火や打ち上げ花火などさまざまな種類があります。特に手持ち花火は、家族や友達と一緒に楽しめる遊びで、線香花火やスパークするものなど、色とりどりの花火を観賞しながら楽しみます。線香花火は、火の玉が落ちるまでの時間を競う遊び方もあり、静かに風情を味わうことができます。
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シャボン玉

シャボン玉は、石鹸水を使って作る透明で美しい泡の遊びです。息を吹きかけることで大小さまざまな泡を作ることができ、風に乗せて飛ばしたり、大きなシャボン玉を作る競争をしたりするのが楽しみ方の一つです。外で遊ぶことで光を反射するシャボン玉の美しさをより楽しむことができ、写真映えすることから、大人にも人気があります。
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竹とんぼ

竹とんぼは、竹で作られたシンプルなおもちゃで、指で軸を回して飛ばして遊びます。飛ばし方にはコツがあり、強く回しすぎるとバランスを崩し、遠くまで飛ばないことがあります。上手に回すことで、高く舞い上がったり、遠くまで飛ばしたりすることができます。昔は子どもたちが手作りして遊んでいましたが、現在でもイベントや工作教室などで作ることができます。
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日本の伝統的なボードゲーム
将棋

将棋は、日本の伝統的なボードゲームで、9×9の盤上で駒を動かし、相手の「王(玉)」を詰ませることを目的とします。最大の魅力は「持ち駒」のルールで、取った相手の駒を自分のものとして再び盤上に置くことができ、戦略の幅が広がります。プロの世界では名人戦や竜王戦などの大会があり、日本国内外で多くの人に親しまれています。
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囲碁

囲碁は、中国発祥のボードゲームで、日本でも長い歴史を持ちます。19×19の盤の上に黒と白の石を交互に置き、陣地を広げながら相手の石を囲んで取るのが基本的なルールです。一見単純に見えますが、戦略が無限に広がる奥深さがあり、初心者からプロまで幅広く楽しめます。特に序盤の布石、中盤の攻防、終盤の寄せなど、各フェーズで異なるスキルが求められるため、思考力や先を読む力が鍛えられます。
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オセロ

オセロは、白と黒の円形の駒を使い、8×8の盤上で相手の駒を挟んでひっくり返し、最終的に自分の色の駒が多い方が勝ちとなるゲームです。ルールはシンプルで、初心者でもすぐに楽しむことができますが、戦略性が高く、特に終盤の駆け引きが勝敗を分けます。序盤は相手に駒を取らせるように進め、中盤で形勢を整え、終盤に一気に駒を増やす戦術が重要です。運と実力のバランスが良いため、子どもから大人まで幅広い世代に親しまれています
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日本の伝統的なカードゲーム
かるた

かるたは、日本の伝統的なカードゲームで、読み札と取り札を使って遊びます。特に有名なのが「百人一首かるた」で、和歌が書かれた札を使い、読み手が上の句を詠み、プレイヤーが対応する下の句の札を素早く取る競技です。反射神経と記憶力が求められ、全国大会が開催されるほど奥深いゲームとなっています。正月や家族の集まりで遊ぶことが多く、日本の文化や言葉に親しめる知的な遊びとしても人気です。
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花札

花札は、四季をテーマにした美しい絵柄の札を使って遊ぶ日本の伝統的なカードゲームです。代表的な遊び方の一つが「こいこい」で、手札と場札の絵柄を合わせて役を作り、得点を競います。例えば、「花見で一杯」や「月見で一杯」など、季節を感じられる役があり、ルールを覚えると戦略的に楽しめます。かつては大人の遊びとして親しまれていましたが、最近ではゲームアプリなどでも遊べるようになり、若い世代にも人気が広がっています。
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めんこ
めんこは、厚紙やプラスチックで作られたカードを地面に置き、手で叩いて裏返したり、相手の札を飛ばしたりする遊びです。主に丸型や四角型のめんこがあり、昔はアニメや漫画のキャラクターが描かれたものが人気でした。遊び方は簡単ですが、強く叩くだけでなく、角度や力の加減を工夫する技術が求められます。昭和時代の子どもたちにとっては定番の遊びで、友達と競い合いながらめんこを集める楽しみもありました。
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正月の伝統的な遊び
羽根つき

羽根つきは、日本の伝統的な正月遊びで、羽子板を使って羽根を打ち合う遊びです。羽根には黒い玉がついており、これをラケットのように打ち合いながら空中に浮かせ続けます。二人で交互に打ち合う「追い羽根」や、一人で何回続けられるか挑戦する「一人羽根つき」などの遊び方があります。羽子板は装飾品としても人気があり、華やかなデザインのものは正月飾りとしても楽しまれます。
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凧揚げ

凧揚げは、広い空の下で凧を飛ばして楽しむ遊びです。日本では、和紙や竹で作られた和凧が伝統的に使われ、四角形の「江戸凧」や、人形の形をした「武者凧」などが有名です。遊び方は、風を利用して凧を高く飛ばし、糸を操って安定させるのがポイントです。特にお正月には、子どもたちが広場や河川敷で凧揚げを楽しむ姿が見られます。昔は、男の子の健康と成長を願って凧揚げをする風習もありました。
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福笑い
福笑いは、目隠しをして顔のパーツを並べる遊びで、ユーモラスな仕上がりを楽しむのが特徴です。遊び方はシンプルで、目や鼻、口などのパーツを手探りで配置し、出来上がった顔を見てみんなで笑います。代表的な題材として「おかめ」や「ひょっとこ」の顔が使われ、意外な組み合わせが生まれるのが面白さのポイントです。
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すごろく
すごろくは、サイコロを振ってコマを進めるすごろく盤を使った遊びで、シンプルながらも戦略性のあるゲームです。昔ながらの「双六(すごろく)」には、盤上を進める「絵双六」と、勝ち負けを競う「道中双六」があり、正月には家族みんなで楽しむことが多いです。サイコロの出目によって運命が決まるため、勝敗が最後まで分からないドキドキ感も魅力の一つです。
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だるま落とし

だるま落としは、積み重ねた木のブロックをハンマーで叩いて崩さずに下から落とす遊びです。一番上に乗っている「だるま」の顔を倒さずに、下のブロックを順番に弾き飛ばしていくのが目的です。力加減と正確なコントロールが求められるため、簡単そうに見えて意外と難しいのが特徴です。特に正月には、縁起の良いだるまのデザインのものが使われ、家族や友人と楽しむことが多いです。
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コマ回し

コマ回しは、木や金属で作られたコマを紐や手で回し、持続時間や技を競う遊びです。日本では、昔から「独楽(こま)」として親しまれ、お正月に家族や友達と遊ぶ伝統があります。紐を巻きつけて勢いよく投げる「投げゴマ」や、手のひらや棒の上でバランスを取る「曲芸コマ」など、さまざまな遊び方があります。
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代表的な「わらべうた&手遊び歌」一覧

おしくらまんじゅう
「おしくらまんじゅう」は、寒い季節にみんなで体を寄せ合いながら押し合う遊びです。円を作って背中を向けて立ち、互いに押し合いながら「おしくらまんじゅう、おされてなくな!」と歌います。遊びながら自然と体が温まるため、冬の遊びとして昔から親しまれています。
歌詞
おしくらまんじゅう
おされてなくな
Oshikura manju
Osarete nakuna
はないちもんめ
「はないちもんめ」は、二つのグループに分かれて手をつなぎ、掛け合いをしながら仲間を増やす遊びです。交互に歌いながら、最後に「○○ちゃんがほしい!」と指名し、ジャンケンで勝った方が相手チームの子を迎えます。
歌詞
勝ってうれしい はないちもんめ
負けてくやしい はないちもんめ
あの子がほしい あの子じゃわからん
この子がほしい この子じゃわからん
相談しましょ そうしましょ
Katte ureshii hanaichi monme
Makete kuyashii hanaichi monme
Anoko ga hoshii Anoko jya wakaran
Konoko ga hoshii Konoko jya wakaran
Soudan shimasho soushimasyo
通りゃんせ
「通りゃんせ」は、二人が手をつないでアーチを作り、その下を他の子がくぐりながら歌う遊びです。最後の「とおしてくだんせ」の部分でアーチを下ろし、捕まった子が鬼になります。江戸時代から伝わる伝統的な遊びで、独特のメロディーが特徴です。
歌詞
通りゃんせ 通りゃんせ
ここはどこの細道じゃ
天神さまの細道じゃ
ちょっと通してくだしゃんせ
ご用のないもの通しゃせぬ
この子の七つのお祝いに
お札を納めにまいります
行きはよいよい 帰りはこわい
こわいながらも 通りゃんせ 通りゃんせ
Toryanse toryanse
Koko ha doko no hosomichi jya
Tenjin sama no hosomichi jya
Chotto tooshite kudasyanse
Konoko no nanatsu no oiwai ni
Ofuda wo osame ni mairi masu
Iki ha yoiyoi kaeri ha kowai
Kowai nagaramo toryanse toryanse
かごめかごめ
「かごめかごめ」は、円になって座った子どもたちの中心に一人が座り、目を閉じたまま歌を歌いながら鬼を決める遊びです。鬼は、最後の「後ろの正面だあれ?」のところで後ろにいる子を当てます。神秘的な雰囲気を持つわらべうたとしても有名です。
歌詞
かごめ かごめ
かごの中の鳥は
いついつ出やる
夜明けの晩に
鶴と亀がすべった
後ろの正面 だあれ?
Kagome kagome
Kago no naka no tori ha
Itsu itsu deyaru
Yoake no ban ni
Tsuru to kame ga subetta
Ushiro no syomen daare?
あんたがたどこさ
「あんたがたどこさ」は、リズムに合わせて手を叩いたり、ボールを弾ませたりする遊び歌です。特に「肥後さ 熊本さ」のフレーズが有名で、ボール遊びとしても親しまれています。テンポが良く、一度覚えると自然と口ずさみたくなる楽しい歌です。
歌詞
あんたがた どこさ
肥後さ 肥後どこさ
熊本さ 熊本どこさ
せんばさ せんば山にはタヌキがおってさ
それを漁師が鉄砲で撃ってさ
煮てさ 焼いてさ 食ってさ
それを木の葉でちょいとかぶせ
Anta gata dokosa
Higo sa higo dokosa
Kumamoto sa kumamoto dokosa
Senba sa senba yama niha tanuki ga ottesa
Sore wo ryoshi ga teppou de utttesa
Nitesa yaitesa kuttesa
Sore wo konoha de choito kabuse
おちゃらかほい
「おちゃらかほい」は、手を叩きながらリズムよく「おちゃらかほい」と掛け合う遊びです。じゃんけん要素もあり、遊びながら手の動きやリズム感を鍛えることができます。
おちゃらか おちゃらか おちゃらか ほい
おちゃらか おちゃらか おちゃらか ほい
おちゃらか おちゃらか おちゃらか ほい
(このあと、じゃんけんをして勝敗を決める)
Ocharaka ocharaka ocharaka hoi
Ocharaka ocharaka ocharaka hoi
Ocharaka ocharaka ocharaka hoi
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