『呪術廻戦 懐玉・玉折』劇場公開決定!渋谷、新宿などモデルとなった東京の聖地巡礼スポット20選

2025年5月に「懐玉・玉折」総集編の公開が決定し、漫画が終わってもなお熱狂的な人気を誇る『呪術廻戦』。本記事では、アニメ『呪術廻戦』に登場するシーンのモデルとなった聖地巡礼スポットを厳選してご紹介します。特に「渋谷事変」の舞台となった渋谷エリアや、五条悟や夏油傑たちの過去が描かれた場所のモデルとされるスポットもチェックできます!ぜひ、お気に入りの場所を訪れて、作品の世界に浸ってみてください。

※ネタバレ注意

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『呪術廻戦』はどんな話? 

『呪術廻戦』は、芥見下々による日本の漫画作品で、2018年3月から2024年9月まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されていました。2020年にはテレビアニメ化され、その独特な世界観や魅力的なキャラクターたちが世界中のアニメファンの注目を集めています。

主人公の虎杖悠仁は「両面宿儺」の指を飲み込んでしまったことで、彼は呪いの王・両面宿儺と肉体を共有することになり、呪術師たちの戦いに巻き込まれていきます。

呪術師として生きる道を選んだ虎杖は、「東京都立呪術高等専門学校」に入学し、伏黒恵などの仲間たちや教師の五条悟らと共に数々の呪霊と戦いながら、自らの使命と成長に向き合っていきます。

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原宿・渋谷エリア

①JR原宿駅 

原宿駅
Copyright:kkday

アニメ第3話「鉄骨娘」で釘崎野薔薇が初登場するシーンの舞台は原宿駅がモデルとされています。このシーンでは、虎杖悠仁と伏黒恵が、東京都立呪術高等専門学校の新たな仲間である野薔薇を迎えに行くため、駅の前で待ち合わせをしています。

実際のJR原宿駅の雰囲気が作中でも再現されており、背景に描かれる駅のデザインが、現実の原宿駅と似ています。

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②竹下通り 

竹下通り 原宿
©TCVB 

同じく第3話では、釘崎野薔薇がモデルスカウトの男性に自ら声をかけるシーンが描かれています。この場面の背景には、実際の竹下通りの街並みが忠実に再現されており、ファッションショップやカラフルな看板などがアニメでも描かれています。

竹下通りは、原宿駅の竹下口から続く、全長約350メートルの歩行者専用ストリートです。日本のポップカルチャーや若者ファッションの中心地として知られ、個性的なファッションやトレンドに敏感な若者たちが集まるスポットです。

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③コロンビアスポーツウェア原宿店付近 

裏原宿

アニメ第6話「雨後」で釘崎野薔薇が「裏原ってどこよ!!地下⁉」と叫びながら裏原宿を探しているシーンが描かれています。このシーンの舞台となったのは、コロンビアスポーツウェア原宿店付近です。

④青山霊園 

青山霊園は、アニメ第3話で五条悟が「近所にでかい霊園があってさ」と軽く言及し、虎杖たちと六本木へ向かうシーンで登場しました。また、「渋谷事変」編では、冥冥班(冥冥・憂憂・虎杖悠仁)の集合場所としても描かれています。

実在する青山霊園は、東京・港区と渋谷区にまたがる広大な墓地です。有名な心霊スポットですが、桜の名所としても知られています。

ちなみに、アニメ第1期のオープニングでは、1級呪術師の七海建人がカフェで本を読むシーンが描かれます。そのモデルとなったのは、青山霊園近くにある「Nicolai Bergmann NOMU」だと言われています。

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東京メトロ明治神宮前駅

東京メトロ明治神宮前駅は『呪術廻戦』の「渋谷事変」編において、複数の重要なシーンの舞台となっています。2番出口側では、冥冥班が到着し、ここで虎杖は冥冥たちと別行動を開始。駅の地下2階では虎杖が特級呪霊・蝗GUYと遭遇し、激しい戦闘を繰り広げます。その後、地下4階で虎杖が蝗GUYに勝利し、冥冥憂と再合流。一方、地下5階の副都心線ホームでは真人がこの駅から移動を開始します。実際に訪れれば、戦闘シーンを思い浮かべながら巡ることができるでしょう。

⑥渋谷ヒカリエB3F

第32話「渋谷事変」では、五条悟が渋谷に到着した直後のシーンで、渋谷ヒカリエの地下3階が登場します。ここで彼は、"帳"によって閉じ込められた群衆を目の当たりにし、敵の狙いを察知。状況を把握した五条は地下5階へと向かいます。

東京メトロ渋谷駅B5F 副都心線ホーム

地下5階に下りた五条悟はここで漏瑚・花御・脹相と遭遇、交戦を開始。舞台となったのは東京メトロ渋谷駅の副都心線ホームです。その後、夏油傑が現れ、獄門疆(ごくもんきょう)を開門。五条を封印したのも、この場所でした。

東京メトロ渋谷駅B4F ヒカリエ1改札内

東京メトロ渋谷駅のヒカリエ1改札から地下4階へ下りると、虎杖悠仁が脹相と遭遇し、交戦する舞台となっています。「渋谷事変」編の中でも緊迫感あふれる戦闘シーンの一つです。

⑨渋谷マークシティの連絡通路

第38話「揺蕩」では、禪院直毘人・真希・七海と陀艮が激しく戦うシーンの舞台は渋谷マークシティ内の連絡通路。この戦闘シーンでは、渋谷のランドマークである岡本太郎の巨大壁画「明日の神話」に似た背景が描かれています。

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⑩渋谷スクランブル交差点

渋谷

弟40話「霹靂」伏黒恵と実父・伏黒甚爾の交戦を開始した場所は渋谷スクランブル交差点、 TSUTAYAの前です。恵が式神「脱兎」を呼び、甚爾に立ち向かうシーンは印象的です。

渋谷スクランブル交差点は渋谷の象徴的なランドマークの一つとして多くの観光客にも親しまれています。周囲にはショッピングモールやカフェ、ビルが立ち並び、常に賑やかな雰囲気が漂っています。特に、映画やアニメなどの作品でも度々登場する場所で、その独特の景観は多くのクリエイターにインスピレーションを与えてきました。

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新宿エリア

⑪歌舞伎町交差点 

歌舞伎町
©一般社団法人新宿観光振興協会

アニメ第5話「呪胎戴天-弐-」では、五条悟の同級生であった夏油傑が、特級呪霊の漏瑚・花御・陀艮と話すシーンが描かれ、その舞台となったのは新宿靖国通りと歌舞伎町さくら通りが交わる交差点です。その後、彼らが入ったレストランは、交差点近くにあるガストがモデルとなっていると思われています。

歌舞伎町は、新宿区にある東京の繁華街で、エンターテイメントやナイトライフの中心地として知られています。多くの飲食店、カラオケ、クラブ、映画館などが立ち並ぶ一方、ビジネスや観光地としても人気のエリアです。

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新宿駅西口・思い出横丁付近

「懐玉・玉折」編で描かれる五条悟と夏油傑が最後に会った場所のモデルとなったのは、新宿駅西口にある思い出横丁付近です。

思い出横丁は、昭和の雰囲気を残す狭い路地に、焼き鳥や居酒屋などの小さな店が並ぶエリアで、独特のレトロな雰囲気を楽しむことができるスポットです。 

新宿の目

新宿西口にある巨大なオブジェ「新宿の目」は、アニメ『呪術廻戦』第1期のオープニングで東堂葵のカットの背景として描かれています。

「新宿の目」1969年に彫刻家の宮下芳子氏によって制作され、楕円形のガラスモザイクとアルミフレームで構成されたデザインが特徴的です。その名の通り、大きな「目」をモチーフにしており、新宿を行き交う人々を見守るような存在感を放っています。

⑭新宿三丁目交差点 

©一般社団法人新宿観光振興協会

アニメ第24話「共犯」のラストシーンでは、虎杖と伏黒が釘崎のショッピングに付き合うシーンが描かれています。このシーンの舞台は新宿三丁目東交差点付近で、背景には遠くに三越伊勢丹を連想させるビルが見えます。

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吉祥寺エリア

⑮吉祥寺プラザ

アニメ第9話「幼魚と逆罰」で、虎杖の友人・吉野順平が事件を目撃した「キネマシネマ」という映画館のモデルとなったのは、吉祥寺プラザ と思われます。作中に登場する映画館の外観やチケット窓口のデザインが、実在する吉祥寺プラザと非常に似ており、ファンの間でもモデルとして広く認識されています。

⑯吉祥寺バッティングセンター

映画館のビルの4階にバッティングセンターがあります。ここで、七海建人と虎杖悠仁が呪霊と戦うシーンが描かれています。実際の吉祥寺プラザの屋上にもバッティングセンターが存在しており、リアルな舞台背景としてファンに親しまれています。

⑰吉祥寺パークロード商店街

吉祥寺パークロード商店街は、アニメ第1期のオープニングで真人の登場シーンの背景として使用されています。真人が立っている場所の背景には「米□」と書かれた看板が描かれていますが、実際には「米○」という居酒屋がその場所にあります。吉祥寺パークロード商店街はショッピングや飲食店、カフェなどが立ち並ぶ人気のエリアです。

他のエリア

⑱上野動物園 

パンダ

※画像はイメージ

アニメ第1期のオープニングでは、パンダが本物のパンダを見つめるシーンが描かれていますね。そのモデルとなったのは、実際にジャイアントパンダが飼育されている上野動物園だと思われます。

上野動物園は1882年に開園、日本最古の動物園です。ジャイアントパンダをはじめ、アフリカゾウやキリン、トラなど、多種多様な動物が飼育されています。園内には、パンダのもりや子ども動物園すてっぷなどがあり、家族連れにも人気です。また、四季折々の自然を楽しめる日本庭園も併設されています。

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⑲杉並区立大田黒公園

©TCVB 

杉並区立大田黒公園は、アニメ第1期のオープニング中で禅院真希のカットと、呪霊が池から出るシーンの舞台として描かれています。

杉並区立大田黒公園は春には桜、秋には紅葉が見頃となり、多くの人々が訪れます。特に池の周りは散歩や撮影に最適なスポットで、周囲の木々や花々が豊かな自然環境で魅力的です

東京スカイツリー (R) 

東京スカイツリー (R)
©TCVB 

アニメ第1期のオープニングでは、五条悟が塔の頂上に立ち、周囲の街並みを見渡す場面が描かれています。そのモデルとなったのは、東京スカイツリー (R) だと言われています。

東京スカイツリー (R) は2012年に完成、高さ634メートルの電波塔です。展望台からは、東京の街並みを360度見渡すことができ、晴れた日には富士山や東京湾も一望できます。

周辺には「東京ソラマチ」というショッピングモールもあり、レストランやショップが集まっています。夜には美しいライトアップが施され、季節ごとに異なるデザインが楽しめることも魅力です。

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<参考文献>
渋谷事変マップ|TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト https://jujutsukaisen.jp/shibuyaincidentnow/timetable.php

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