大人の習い事2025年版!最新ランキングをもとに人気の種類とトレンドを徹底解説


大人の習い事

大人になってからの習い事、何を始めるべき?「何か新しいことを始めたい」「スキルアップしたい」と考えている人にとって、習い事は最適な選択肢のひとつです。
特に最近では、趣味として楽しむものから、仕事に活かせるスキルを習得できるものまで、さまざまな種類の習い事が増えています。今回は、最新の調査データをもとに、2025年に日本で人気の習い事やトレンドを紹介します!

大人の習い事ランキング(2024年11月発表)

大人向けの習い事について、日本最大級のまなびのマーケット『ストアカ』による「2025年に挑戦したい大人の習い事に関する調査」の結果と、『BizHits』「大人になってから始めた習い事」のアンケートの結果をまとめたランキングを紹介します。

順位ストアカ(女性)ストアカ(男性)※1ビズヒッツ ※2
1位占い写真撮影・編集楽器
2位料理英語英会話
3位英語コミュニケーションスキル料理
4位ヨガ・ピラティスAI・機械学習ダンス
5位絵画・デッサン・イラスト料理ヨガ・ピラティス
6位お菓子・パン作りスピーチ・プレゼンパソコン関連
7位ストレッチ・フィットネスマーケティング広報PR書道
8位編み物・刺繍・和裁・洋裁マネー(節約・資産・投資など)球技
9位
栄養学
瞑想・マインドフルネス
華道・フラワーアレンジメント

10位
マネー(節約・資産・投資など)絵画・デザイン・イラスト武道

出典:
※1)ストアカ「2025年に挑戦したい大人の習い事に関する調査」(2024年11月。n=1,213)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000007608.html
※2)BizHits「大人になってから始めた習い事」(2024年11月。n=500)
https://bizhits-infographic.com/473 

男女ともに「英語」や「料理」、健康やリラックスに関する「ヨガ・ピラティス」などが人気を集めていることが分かります。

習い事、2025年のトレンド解説

パソコン関連

パソコン

パソコン教室は様々な種類とレベルのコースがあります。特に以下のようなコースが人気です。

・基礎スキル(タイピング・PCの基本操作)
・オフィスソフト(Excel・Word・PowerPoint)
・プログラミング(Python・JavaScript など)
・画像・動画編集(Photoshop・Premiere Pro など)

受講スタイルもさまざまで、対面授業スタイルや、オンラインで受講するスタイル、録画された動画を視聴しながら課題をこなしていくオンデマンド授業スタイルなどがあります。

英語

英語

英語は子どもの習い事と同じく大人の習い事としても人気。キャリアアップにつながるだけでなく、英語圏の国の文化も学ぶことができます。
仕事や家庭とも両立しやすいことからオンライン英会話を利用する人も多いようです。

・オンライン英会話(仕事や家庭と両立しやすい)
・対面の英会話教室(講師や仲間と直接学べる)
・TOEIC・英検対策(資格取得を目指す)
・アプリ・AI学習(自分の都合に合わせやすく、対人が苦手な人も気楽に取り組みやすい)

ビジネススキル・資格

ビジネススキル・資格

キャリアアップを目指す人の中には、資格取得のためのスクールに通う人もいます。特に以下の資格が注目されています。

・簿記(経理・会計の基礎知識を身につける)
・ファイナンシャルプランナー(FP)(お金の知識を学ぶ)
・基本情報技術者試験(IT業界でのキャリアアップ)
・中小企業診断士(経営・コンサル業界での活躍を目指す)

オンライン講座や通信教育を利用すれば、仕事と両立しながら学ぶことも可能です。

楽器

楽器

楽器を始めるメリットは、共通の趣味仲間ができることや、脳の活性化やストレス解消につながることなどがあります。
子どもの頃に習っていた楽器を再開したい、子どもの頃は習わせてもらえなかったが金銭的余裕が生まれたので習い始めてみたい、などのきっかけがあるようです。
日本では、ピアノ、ギター、バイオリン、ウクレレ、ドラムなどが定番人気です。

ヨガ・ピラティス

ヨガ・ピラティス

健康維持やストレス解消を目的に、多くの人が取り組んでいるのがヨガ・ピラティス。特にデスクワークによる肩こりや体調不良を改善したい人におすすめです。

・リラックス系ヨガ(ストレス解消・メンタルケア)
・ホットヨガ(発汗・代謝アップ)
・ピラティス(インナーマッスルを鍛える)

ジムやオンラインレッスンを活用して、自宅でも気軽に始められるのも魅力ですね。ヨガは単体のレッスンに通っている人だけでなく、スポーツジムのプログラムのひとつとして参加しているケースも多いようです。

料理

料理

料理教室は、食材や調理器具の正しい使い方や、レシピを見るだけではわからないような細かい手順など料理の基本的なことを丁寧に教わることができます。基本を身につけることで、自分でアレンジもできるようになるかもしれませんね。
また、料理教室のコースは初心者向けの基本を学ぶものだけでなく、プロ志向のコースがある教室もありますよ。日本では自炊する家庭が多いため、料理教室も人気があります。

・初心者向け基本コース(包丁の使い方から学ぶ)
・本格的な料理(和食・フレンチ・イタリアン)
・お菓子・パン作りコース(テーマが限定されたもの)

経験者のリアルな声をレポート

経験者のリアルな声をレポート

実際に大人になってから習い事を始めたというFUN! JAPANスタッフの体験談を紹介します。

英会話などの外国語を習った人の体験談

日常的に英語を使いたくて2年ほど通いました。リアル対面での英会話が楽しみでしたが、コロナ禍になりやめてしまいました。(女性・日本出身)

なんだかんだ英語ができると便利なので英語を学びました。子どもにも習わせています。子どもと一緒に英語のコンテンツを楽しめるようになりたいです。(男性・インドネシア出身)

高校生の時に東方神起や韓国ドラマにハマって独学でハングルをすべて覚え、大学の第2言語の授業でも韓国語を選択しました。その後、社会人になって2020年にBTSにハマり、BTSが歌っている、話している意味をそのまま理解したい!とハングル熱が再燃。友達と一緒にハングル教室に2年ほど通いました。(女性・日本出身)

ドラマやアイドルなどの影響で、日本語と韓国語に興味を持ちました。コンテンツを視聴していても翻訳がない時が多く、それを分かるようになりたいと思ったのもあります。ドラマや番組などを見れば見るほど日本人みたいに日本語をしゃべりたい、韓国人みたいに韓国語をしゃべりたいという思いが募り、勉強のモチベーションになっています。(女性・台湾出身)

学生時代からスペイン語圏の映画が好きで、「スペイン語って発音きれいだな~」と漠然と思っていました。コロナ禍で外出ができない期間にオンラインで学習を始め、外出規制が緩和された後は都内の教室に通いました。(女性・日本出身)

ヨガを習った人の体験談

インナーマッスルを鍛えたかったのと、汗をかきたかったので通い始めました。気持ちよくて達成感もありましたが、インナーマッスルが鍛えられているのか否か、目に見えた成果があまり出なかったので、キックボクシングに転向しました。(女性・日本出身)

職業柄、首・肩・腰のコリが激しかったのと、どんどん体中から柔軟性が失われていく危機感から、体調を整える目的で始めました。同時期に並行して、ジムで筋トレ・ボルダリング・水泳(フィットネス)もやっていました。(女性・日本出身)

柔軟性が必要だと思って体験してみたら、とても気持ちよくて始めました。13年くらい続けています。(女性・日本出身)

とても仕事が忙しい頃に、体をほぐしてリラックスしたいと思って始めました。その後、子どもが生まれてからも「ママ&ベビーヨガ」に何度か通って、育児の息抜きになりました。(女性・日本出身)

楽器・歌などの音楽系を習った人の体験談

アマチュアバンドをやっていましたがコロナ禍で活動できなくなり、ボイストレーニングに通うことにしました。結局、コロナ禍がなかなか終わらず、その成果は全く活かされなかったですが…涙。(女性・日本出身)

学生時代からアマチュアオーケストラでバイオリンを弾いていましたが、社会人になってから本格的に合唱も始めたので、声楽レッスンに通って基礎から学びました。クラシックの発声や歌唱は独学で習得するのはなかなか難しいので、個人レッスンに通っている合唱仲間が多いです。(女性・日本出身)

「何か日本文化に関わる習い事がしたいな」と思っていたところ、知人の紹介で三味線と江戸小唄を習い始めて10年目。仕事や家庭から離れて研鑽する時間を持てるおかげで精神的な安定感があるだけでなく、一緒に習っている年上の女性の方々との素敵な出会いもありました。(女性・日本出身)


スポーツ・ダンスなどの体を動かす系を習った人の体験談

ヨガでは物足りなくなり、キックボクシングを始めました。1年程経って、インストラクターから「もう教えることはない。試合とかに出たいのならメニューを高めますか?」と言われてやめました。ムキムキになりたいわけではなかったので…。(女性・日本出身)

コロナ禍で運動不足になり、健康のために始めたのがきっかけです。もともと韓国が好きだったこともあり、流行りのKPOPダンススクールを探して行きましたが、同世代の女性限定だったこともあり楽しかったです。現在は仕事とプライベートが忙しくて休会していますが、また時間ができたら通いたいです。(女性・日本出身)

子どもに空手を習わせることにしたのですが、自分も興味があったので一緒に習い始めました。礼儀や仁義を重んじる日本の「道」の文化に共感しており、柔道や剣道などの武道と比べ、空手が小さな子どもでも始めやすいと考えたためです。(男性・日本出身)

ビジネス・資格系に通った人の体験談

会社の経営に携わる立場となり、改めて経営を体系立てて学び、仕事に活かしたいと思い、現在大学院(オンライン)に通ってMBA取得を目指しています。仕事と学業の両立はなかなか(いや、かなり)ハードですが、なんとか卒業したいと思います。(女性・日本出身)

マネージャー職に就いた時、コーチング研修があり興味を持ち、自費で学びました。1年かけて資格を取得し、現在も保持しています。チームメンバーとの1on1などに活かしています。(女性・日本出身)


2025年の大人の習い事トレンドを見てきましたが、「楽しむこと」「継続できること」 が何より大切です。
ぜひ、自分に合った習い事を見つけて、新しいスキルや趣味を楽しんでください!

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