富山県高岡市は、長い歴史と文化を持つだけでなく、日本伝統工芸の都市としても知られている町だ。今回は、高岡市で個人旅行を満喫できる超お得なプレミアムツアー「高岡雅美－TAKAOKA MIYABI」をご紹介。
このツアーでは、高岡市ならではの伝統的な金属工芸を体験し、職人精神を感じることができる。また、和菓子にも体験でき、スウィートな雰囲気の中で手作りの楽しさを味わえる。
さらに、高岡市の必見観光スポットやおすすめグルメ、宿泊情報もまとめているので、ぜひ忘れられない高岡の旅を一緒に作ろう。
「高岡雅美－TAKAOKA MIYABI」プレミアムツアーとは？
「高岡雅美－TAKAOKA MIYABI」は、歴史のある伝統的な金属着色や鋳造工芸、そして和菓子作りを体験できるプレミアムツアーだ。
料金は10,000円で、内容は以下の通り：
①「momentum factory・Orii」銅器着色体験(90分)
②「大寺幸八郎商店」錫製アクセサリー作り体験（60分）
※上記いずれかを選ぶ
さらに、老舗和菓子店「大野屋」和菓子作り体験がセットになっている。（体験30分+ティータイム30分）
当プランは2日間有効となり、自分のペースで計画を立てられるので、1泊2日の高岡旅行にぴったり。観光やグルメを楽しみながら伝統工芸を体験して、特別な思い出を作ろう！
※公式サイトは近日公開予定です。
「高岡雅美－TAKAOKA MIYABI」の三大体験内容紹介
「momentum factory・Orii」銅器着色体験：伝統工芸がお洒落なライフスタイルアイテムに
高岡市では、400年以上の歴史を持つ銅器鋳造と着色技術が伝承されている。「momentum factory・Orii」は、この伝統着色技術を更に進化させ、建築資材、サイン、生活雑貨、アクセサリーなどの製品を生み出している。中でも、「momentum factory・Orii」の代表色として、幻想的なオリイブルーは凄く人気だ。
今回の体験では、渋い茶褐色と波のように輝くオリイブルーの2種類色用意している。職人の分かりやすい指導のもので、砂紙で銅片を磨き、薬品を付け、高温で焼き、アンモニアで化学反応を起こして色を変えるなどの工程を経て、世界唯一の模様の銅片を完成させる。完成品は室内装飾品にしたり、モダンなコースターにしたりすると、日常生活に芸術的な彩りを添えることになる。
momentum factory・Orii
- 住所：富山県高岡市長江530
- アクセス：JR高岡駅よりタクシーで約15分
- 営業時間：10:00～17:00
- 定休日：日曜日・祝日及びお盆休み、年末年始
- 公式サイト：https://www.mf-orii.co.jp/
「大寺幸八郎商店」錫製品作り：伝統鋳造技術で錫製アクセサリーに
「大寺幸八郎商店」は、江戸時代の風情が残る金屋町に位置する、165年の歴史を持つ老舗だ。高岡銅器の鋳造から始まり、伝統的な鋳造技術を受け継ぎつつ、現在では大きな町家を活用し、錫製品の店舗、カフェ、ギャラリー、そして手作り体験教室を兼ね備えた空間になっている。
ここでは錫を主な素材に使い、自分なりのオリジナルアクセサリーをデザインして作ることができる。錫の柔らかくて成形しやすい特徴で、曲げたり、ねじったり、模様を刻んだりし、簡単な手作り技法で気軽に完成させられる。製作過程はとても楽しく、パーツとして色とりどりのビーズを選ぶことができ、水滴型のネックレスや美しいイヤリングを作ることができる。小さな錫ピースが、それぞれの個性を表現するアイテムに変わるとは驚きだ。日常のコーディネートに華を添えるアクセサリーが完成するこの体験は、とても特別な思い出になる！
大寺幸八郎商店
- 住所：富山県高岡市金屋町6-9
- アクセス：JR高岡駅からバスで「金屋」下車、徒歩約1分
- 営業時間：10:00～17:00
- 定休日：火曜日
- 公式サイト：https://ootera.com/
老舗和菓子店「大野屋」甘い伝統スイーツの手作り体験
「大野屋」は創業187年の歴史を持つ老舗和菓子店で、美しくて美味しい伝統菓子で知られている。今回の体験では、伝統的な上生菓子づくりに挑戦できる。
体験で作る上生菓子は、高岡御車山祭の山車を飾る蝶々から着想を得ている。繁体字の説明書を読みながら手順に合わせて作れるので初心者でも安心。完成した上生菓子は一見蝶々と分からないかもしれないが、抽象的なものの中にも繊細な感覚を研ぎ澄ませて魅力を見出す、日本人の感性に触れられるに違いない。
上生菓子のほか、四季折々の美しさを感じられる職人手作りの和菓子、スタッフが点てた抹茶もいただけるので、高岡の街並みを眺めながらホッとする一息をつけるはず。
大野屋では、多くの銘菓を販売。立山連峰の頂に積もる雪をイメージした「とこなつ」、高岡文化と大野屋の歴史を反映したふんわり優しい味の「高岡ラムネ」など、それぞれが職人の伝統と革新への情熱を伝えている。
大野屋
- 住所：富山県高岡市木舟町12
- アクセス：JR高岡駅より徒歩約7分
- 営業時間：8:30～19:00
- 定休日： 水曜日
- 公式サイト：http://ohno-ya.jp/
高岡市で見逃さない人気観光スポット・グルメ・宿泊情報
楽しくて文化を触れ合う手作り体験の他、高岡市内の見逃さない定番スポット、美味しいレストラン、宿泊施設もまとめて紹介。
【スポット】高岡の歴史的な街並み「金屋町・山町筋」散策
「金屋町」と「山町筋」は、日本国指定重要伝統的建造物群保存地区で、江戸時代から受け継がれる歴史的な景観が今も残っている。古い街並みでありながら、それぞれ異なる建築様式が特徴だ。
金屋町で最も有名なのは「千本格子の家並み」。細やかな千本格子造りの家々が軒を連ね、かつての銅器や錫器の鋳物職人たちの生活の跡を物語っている。
一方、山町筋は白壁と黒瓦が特徴の「土蔵造りの町並み」で知られている。倉庫のようなこれらの建物は防火性能を備えているだけでなく、日本伝統建築の優雅さをも表している。
また、高岡の重要な伝統行事である「御車山祭」がこの地域で受け継がれている。毎年春に行われる華やかで賑やかな曳山行列は、静かな古い街並みに賑やかさをもたらしている。
金屋町
- アクセス：JR高岡駅から徒歩約20分、または路面電車万葉線片原町駅から徒歩約10分
山町筋
- アクセス：JR高岡駅から徒歩約10分，または路面電車万葉線坂下町駅から徒歩約3分
【スポット】日本一のイケメン仏「高岡大仏」
「日本一のイケメン仏」と称される高岡大仏は、この地域を象徴するランドマークであり、日本三大仏の一つ。青銅で作られたこの大仏は、高岡銅器の優れた技術を示しており、その端正な顔立ちと穏やかな表情が特徴的。ぐるっとした小さなひげがかっこよくて、一目惚れされること間違いなし！映えスポットとして、高岡観光では絶対に来てほしい。
それで、道の向かいには高岡大仏をテーマにしたカフェ「Amida Coffee」がある。店の名物「高岡大仏カステラ」は、高岡銅器の型を使って焼き上げた可愛らしい形をしており、富山県産の小麦と卵を原料に使った香ばしい味わいが楽しめる。さらに中には運勢のおみくじが隠されており、「大仏吉」の大吉を引き当てられるかどうか、是非試してみて！
高岡大仏
- 住所：富山県高岡市大手町11-29
- 開放時間：24時間開放、台座回廊 6:00～18:00
- アクセス：JR高岡駅から徒歩約10分、または路面電車万葉線阪下町から徒歩約5分
Amida Coffee
- 住所：富山県高岡市定塚町1238
- 営業時間：9:30～18:30（LO:18:00）
- アクセス：JR高岡駅から徒歩約10分、または路面電車万葉線阪下町から徒歩約5分
- 公式サイト：https://amidacoffee.com/
【グルメ】「CRAFTAN昆布締め専門店」富山名物郷土料理
高岡市の山町ヴァレーは、古い伝統的な和風倉庫を改装し、現代的な展示スペースや店舗、レストランとして活用している複合商業施設。「CRAFTAN昆布締め専門店」は、その中の弍の蔵に隠れるように佇む、富山県名物である昆布締めの郷土料理をアレンジしたレストランだ。
人気メニュー「昆布締めの盛り合わせ定食」では、サバ、スズキ、寒ブリ、牛モモ肉、鶏モモ肉など、さまざまな季節食材の昆布締めを一気に楽しめる。それぞれの食感と繊細な味わいが魅力的だ。また、「昆布締め野菜と鳥もも肉のせいろ蒸し」では、新鮮な野菜をたっぷりと味わえる。さらに、「クラフタン特製カレー」は、昆布と野菜をスパイスに巧みに取り入れ、ほんのりとした辛さがありながら濃厚でまろやかな味わいが特徴。
料理の特独な風味の他、建物や料理を盛り付ける食器にもこだわっており、高岡の工芸品を使用している。料理と伝統文化が見事に融合し、食事タイムに溢れる日本文化と芸術的な雰囲気を感じる。
CRAFTAN昆布締め専門店
- 住所：富山県高岡市小馬出町6番地 山町ヴァレー 弍の蔵
- 営業時間：ランチ 11:30〜14:00、ディナー 18:00〜22:00（要予約）
- アクセス：JR高岡駅から徒歩約15分、または路面電車万葉線片原町から徒歩約3分
- 公式サイト：https://craftan.jp/
【宿泊】「金の三寸」金属を基調とした高級感と落ち着きのある古民家ホテル
歴史ある今屋町の古い街並みに建つ「金の三寸」は、古き良き建築様式を残しつつ、金属工芸のデザイン要素を取り入れ、高岡市の銅器文化と現代美が融合した贅沢な古民家ホテルだ。
「金の三寸」という名前は「鋳」という漢字を分解したものから由来している。ホテルの内部には金属製やその質感が溢れる家具、装飾品、照明が多く設置され、柔らかな木の色調と組み合わされて、落ち着いたエレガントな雰囲気が醸し出されている。築100年以上の日本古民家は、利便性の高いモダンな住環境が整えられて、充実したキッチンやバスルーム、広々とした共有スペースが備わっている。また、隠れ家のようなプライベートな空間や読書にぴったりな小さなコーナーなど、まるで家に帰ってきたかのような心地よさと安心感を人々に与える。
最も特別なのは、フロントデスクの後ろにお洒落で上品なバーがあり、地元の日本酒をはじめとしたさまざまなお酒が楽しめ、宿泊者に特別な滞在体験を提供していることだ。
民家HOTEL金の三寸
- 住所：富山県高岡市金屋町4-12
- アクセス：JR高岡駅から各路線バスで金屋駅下車、徒歩約5分
- 公式サイト：https://kanenosanzun.jp/
歴史的な街並みを歩き、日本の工芸文化が好きな方には、富山県高岡市での深度旅を超おすすめ！「高岡雅美－TAKAOKA MIYABI」プレミアムツアーを利用し、伝統的な金属工芸と日本和菓子の美をじっくり体験しよう！
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