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三重県桑名市で、美食と絶景を一度に満喫!

前回の記事では、名古屋からほど近い魅力的な街、桑名市をご紹介しました。アクセスが便利で、老若男女三世代が楽しめる観光スポットにあふれ、独特なスタイルの夏祭りや花火大会も見どころ満載です。今回は、食欲をそそるグルメ情報や、思わずシャッターを切りたくなる絶景スポットをご紹介します!

西洋と和の調和が美しい「六華苑」


明治時代、日本に西洋建築様式をもたらした英国出身の建築家、ジョサイア・コンドル(Josiah Conder)。彼は、東京に数々の公共建築を設計し、有名な「鹿鳴館」も彼の手によるもので、日本近代建築の父とも称されています。桑名市にある「六華苑」は、当時の著名な実業家・諸戸清六の邸宅であり、1911年に着工、1913年に完成しました。約18,000平方メートルの広大な敷地内には、洋館、和館、池泉回遊式の日本庭園などが揃っています。特に洋館はコンドルの設計によるもので、日本国内にある彼の約70の作品の中でも、比較的良好に保存されている建築です。1991年から桑名市が正式に管理を引き継ぎ、1977年には洋館と和館が国の重要文化財に、他の建物は三重県の有形文化財に、庭園は2001年に国の名勝に指定されるなど、六華苑の歴史的価値が伺えます。

静かで上品な小径を進むと、和館と洋館が調和して連なり、一面に広がる芝生が東庭、前庭、そして主庭園に続きます。春の緑豊かな風景を満喫し、池泉回遊式の日本庭園へ進むと、池の水面には主建物が映し出され、穏やかで落ち着いた景色が広がります。室内に入るとさらに驚かされることでしょう。和と洋が織りなす調和が互いの美しさを際立たせ、六華苑の景観は結婚写真の撮影地としても人気を集めています。


北伊勢大神宮と称される「多度大社」

多度大社は、奈良時代から存在する日本の古くからの神社の一つであり、伊勢国の重要な信仰の地とされています。ここに祀られている「天津彦根命」は、伊勢神宮の主祭神である「天照大神」の子孫にあたるため、多度大社と伊勢神宮は深い繋がりを持っています。そのため、「お伊勢参らばお多度もかけよ、お多度かけねば片参り」という言い伝えもあり、多度大社は「北伊勢大神宮」とも呼ばれています。

桑名市駅から車で約20分、または養老鉄道・多度駅から徒歩20分、もしくは「多度」行きの三重交通コミュニティバスに乗り、「多度大社前」バス停で下車し、徒歩約5分で到着します。山中に位置する多度大社は、豊かな緑に囲まれ、静かで安らぎのエネルギーを感じさせます。階段を上がっていくと、神の使いとされる白馬「錦山号」に出会うことができます。また、多度大社の「上馬神事」は、桑名市の重要な祭りのひとつです。本宮や別宮のほか、朱塗りの美御前社は女性の健康と美しさを守り、婦人病を避けるご利益があるとされています。かわいらしいお守りや白馬の形をした水みくじも人気で、清らかな水に浸してみくじを引いてみましょう!


桑名の守り神「桑名宗社」(春日神社)

桑名宗社は、実は桑名神社と中臣神社の総称で、桑名の総鎮守とされているため「桑名宗社」と呼ばれています。平安時代から続く古い神社で、「厄除けの神」と「繁栄の神」を祀っていることから、事業繁栄や厄除けを願う参拝者が絶えません。また、ここには桑名東照宮もあり、「徳川家康」の孫である千姫が建立したとされています。千姫は幾多の試練を経て江戸に戻る途中に桑名へ立ち寄った際に桑名に戻り、初代桑名藩主である本多忠勝の孫の桑名に戻り、本多忠刻と恋に落ち、無事に結ばれました。姫路城に移り住む前、桑名で甘い新婚生活を送ったとされ、美しい縁結びや夫婦円満を願う人々も多く訪れます。

桑名宗社を訪れる際には、ここに所蔵されている「太刀 村正」もぜひご覧ください。史上最も有名な刀匠・村正の作品で、三重県の指定文化財となっています!


至高の美食体験:「柿安 料亭」

1971年に三重県桑名市で創業した日本を代表する飲食グループ「柿安」は、創業から150年以上の歴史を誇ります。開店当初は主にすき焼きを提供するレストランとしてスタートし、徐々に事業を多角化。レストランのみならず、精肉店や和菓子ブランド「口福堂」も展開し、さらに自社の牧場で国産の松阪牛や自社ブランド「柿安牛」を育成しています。

その柿安料亭の本店があるのが桑名市です。日本庭園の風情あるエントランスをくぐり、和服姿の女将が案内してくれるプライベートな個室で、ゆったりと食事が楽しめます。家族での食事やお客様のおもてなしにも最適な、落ち着きと品格のある空間です。

柿安料亭に来たなら、ぜひ極上の和牛料理を味わってください!松阪牛や三重県産の柿安牛のほか、「1%の奇跡」と称される希少な柿安松阪牛もご堪能いただけます。三重県で育まれたA5ランクの母牛は、全体の約1%しかいない貴重な存在。恵まれた自然環境の中で育てられ、芳醇な香りととろけるような食感は、一口食べれば至福の余韻が口いっぱいに広がります。すき焼きに使われる卵や玉ねぎ、豆腐などの食材はどれも厳選されたものばかり。鍋には特製のすき焼き鍋が使われ、女将の熟練した手さばきで牛肉が最適な加減に仕上がります。特製のすき焼きダレに加え、さっぱりとした大根おろしダレもご用意。大根おろしが牛肉の旨味を引き立て、すべての食材が調和し、まるで美しいアンサンブルのような完璧な味わいが楽しめます。

桑名本店のほか、東京銀座にも店舗があり、ランチタイムにはお得なセットメニューもありますよ!


三重県桑名市の絶品グルメ:桑名のはまぐり

桑名市のはまぐりは、江戸時代からその名が知られており、徳川将軍家への献上品としても重宝されていました。木曽川、長良川、揖斐川が流れ込み、伊勢湾の海水と混ざり合う桑名ならではの地理環境は、海水と淡水の塩分バランスが絶妙で、はまぐりの生育に最適な環境です。そのため、桑名のはまぐりは身が大きく、肉厚で甘みと柔らかさが特徴で、一度食べたら忘れられない味わいです。はまぐりの旬は春から夏にかけてで、多くの美食家が桑名を訪れ、この絶品を楽しみにしています。

「はまぐりプラザ」は赤賀漁港のすぐ前に位置し、漁港の事務所兼漁業交流センターとして、桑名市の漁業文化や歴史も紹介されています。時折、はまぐり採り体験などのイベントも開催されており、桑名駅から車で約10分でアクセス可能です。2階の食堂では、毎日新鮮なはまぐり料理が提供され、メニューは4種類のセットから選ぶことができます。特に人気の「焼きはまぐりセット」は予約必須で、手のひらサイズの大きなはまぐりがアルミホイルに包まれ、炭火でじっくりと焼き上げられます。開けた瞬間にアルミホイルからはみ出るぷりぷりのはまぐりの身は、柔らかく弾力もあり、食べるのが惜しいほどの美味しさです。食堂は昼の時間帯のみの営業で、手頃な価格で美味しい料理が楽しめるため、オープン直後から行列ができることも多い人気のスポットです!

美味しくて楽しい日本料理:「三彩」

日本旅行でぜひ味わいたい料理といえば、新鮮なお刺身!でも、自分で包んで食べるスタイル、試したことはありますか?桑名市の人気店「三彩」は、城山藤利シェフが職人のこだわりを持って営業する日本料理店。シェフは長年にわたり和食の技術を磨き、食材や調理法にも特別なこだわりを持っています。

三彩で特に人気を集めているのが「つつみセット」。このセットでは、自分で巻いて楽しむ手巻きスタイルで提供され、鮮度抜群の刺身、漬物、各種の薬味がそろっています。桑名名物の浅草海苔と酢飯、さらに茶碗蒸しや味噌汁も付いており、スタッフがおすすめの食べ方を説明してくれるので、初めての方も安心です。一口ごとに新鮮で想像を超える味わいが楽しめ、驚きの連続です。

ランチセットもお得で、手巻き刺身セットのほか、会席セットや桑名のはまぐりセットも選べます。ただし、セットは事前予約が必要なので、予約時に希望のメニューを伝えておくのがベストです!


生き生きとした可愛いお土産:「Kurimaro Collection」

お店に一歩足を踏み入れると、思わず「かわいい!」と声が出てしまうこと間違いなし!動物の形をした手作りクッキーがずらりと並び、その可愛さに圧倒されます。定番の動物だけでなく、深海魚、淡水魚、恐竜、霊長類など、珍しい動物たちも揃っていて、まるで動物の惑星に来たかのような気分です。すべてKurimaroの手作りクッキー職人がデザインと制作を手がけ、季節やイベントに合わせた特別なデザインも登場するため、自分用にもギフト用にもぴったりです。

店内にはちょっとしたサプライズも!動物好きのオーナーがフクロウやカメレオン、昆虫などの小さな生き物たちを飼っており、彼らが気分よく過ごしている様子に出会えることも。フレンドリーな「看板動物」たちは、機嫌が良ければお客様に愛嬌を振りまいてくれるかも?

歴史と自然の息吹が感じられる桑名市は、美味しいグルメを堪能し、魅力的なスポットを巡る日帰り旅行にぴったりの町。ぜひ、心も体も満たされる桑名の旅を楽しんでください!

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