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三重県=伊勢神宮だけじゃない!「桑名市」という魅力的な町をご存じ?

桑名市

一般的な日本の観光地ではもう満足できないですか?人混みの観光スポットが苦手ですか?それなら、三重県の「桑名市」の魅力をぜひご覧ください!名古屋から近鉄特急でわずか16分、温泉、遊園地、日本最大級のイルミネーション、四季折々の花々、にぎやかな祭りや花火大会など、盛りだくさんの体験が待っています。来てくれないかも……という心配はあまりしていないですが、一度来たら帰りたくなくなるかも!

三重県桑名市はどんなところ?詳しくご紹介

桑名市

三重県の北部に位置する桑名市は、名古屋市中心部から約25キロメートル離れていますが、近鉄特急でわずか16分と交通の便が非常に良く、名古屋への通勤にも人気のエリアです。名古屋を訪れる観光客にとって、桑名市への日帰り旅行もおすすめのプランです。

桑名は昔から交通や貿易の重要拠点として栄え、江戸時代には東海道五十三次の宿場町の一つ「桑名宿」として賑わいました。熱田・宮の渡しから海上七里を船に乗り、桑名の渡しに着いたことから「七里の渡し」と呼ばれています。現在も「七里の渡跡」としてその歴史的遺跡が残されており、そこにある鳥居は式年遷宮(20年に一度の儀式)の際、伊勢神宮の宇治橋外側にあった大鳥居が桑名市の七里の渡跡に移され、伊勢国の入り口を象徴する場所となりました。広がる景色と鳥居の存在が、訪れる人々に静かで落ち着いた印象を与えます。

また、近くには「本多忠勝」の堂々たる銅像があり、彼は徳川四天王の一人として徳川家康に仕えた戦国時代および江戸初期の名将であり、桑名藩の初代藩主としても知られています。

本多忠勝

家族全員が楽しめる観光スポット:長島リゾート

ナガシマリゾート

遊園地、アウトレットショッピングセンター、温泉、花の名所を組み合わせた人気観光スポット「ナガシマリゾート」は、桑名駅から直通バスで約20分とアクセスも便利。老若男女、三世代すべての旅行ニーズに応えること間違いなしです。スリルを追求する方には、長島スパーランドのジェットコースターは絶対に外せません。世界最長の「スチールドラゴン」や、高速かつ大きな回転が魅力の「白鯨」、垂直落下や飛行感覚を体験できるものなど、全部で12種類のジェットコースターがあります。また、子ども向けには「アンパンマンミュージアム」も完備されています。夏季にはウォーターパークも楽しめます。

長島温泉 湯あみの島

遊園地に隣接するのは「三井アウトレットパーク」で、国内外の有名ブランドや日本の人気ブランドが揃っており、ショッピングを存分に楽しめます。館内には快適な休憩スペースや美味しいレストランもあり、一日中過ごしても飽きることはありません。ショッピングで疲れたら、ぜひ「長島温泉 湯あみの島」へ!ここは日本最大級の天然温泉の一つで、男性用、女性用合わせて17種類もの温泉があります。大自然に囲まれた露天風呂で心身ともに癒されながら、美しい景色も堪能できるでしょう。

夢の国へようこそ:なばなの里

なばなの里

三井アウトレットパークから車でわずか10分で、夢のような場所「なばなの里」に到着します。ここは日本最大級の花のテーマパークの一つで、四季折々の花が咲き誇ります。満開の桜の後は、色鮮やかなチューリップがなばなの里を華やかに彩り、園内には約180万本ものチューリップが春を告げるように咲き乱れます。そして、4月中旬には一面淡い青色のネモフィラが登場し、バラやアジサイ、コスモス、紅葉など、季節ごとにそれぞれの花が舞台を飾ります。

この場所では温室エリアも見逃せません。扉が開く瞬間、まるで別の夢の世界に入ったかのような感覚に包まれ、目の前には12,000株ものベゴニアが広がります。屋外の花とは異なり、このベゴニアたちはその鮮やかな美しさを惜しみなく披露します。温室の展示デザインや動線は、異なる絵画の世界を歩くような感覚を味わえる工夫がされています。時間があるなら、カフェに座って一杯のコーヒーを楽しみながら、この夢のような景色に浸るのもおすすめです。

なばなの里
なばなの里

日が暮れてからが本番!なばなの里の夜間イルミネーション

なばなの里の真の見どころは、日が暮れてから始まります。毎年10月から開催される夜間イルミネーションは、日本最大規模のライトアップイベントです。2024年10月19日からは「名峰富士」をテーマにした光のショーが正式にスタートします。光と音楽が絶妙にシンクロし、目の前で繰り広げられる壮大なショーに、思わず目を奪われてしまい、1秒たりとも見逃したくないほどです。

メインのイルミネーションショー以外にも、全長200メートルの「光のトンネル」も大注目のスポットです。なばなの里は世界中の観光客を魅了するだけでなく、日本国内でも人気の観光地の一つです。

なばなの里

日本で最もやかましい夏祭り:桑名石取祭り

くわな石取祭

約400年の歴史を持つ「くわな石取祭」は、毎年8月の最初の週末に開催され、桑名市の夏の一大イベントとして知られています。この祭りは国の重要無形民俗文化財に指定されており、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

石取祭の特徴の一つは、山車の上部に吊り下げられた12個の提灯や人形の装飾です。山車には熟練の職人による精巧な彫刻が施されており、後部には鉦や太鼓が積まれています。「日本一やかましい祭り」とも称されるのは、祭りが真夜中の12時から始まるためです。桑名市内各地区の山車が一斉に鉦や太鼓を鳴らしながら、桑名宗社(春日神社)に集まります。40台もの山車が一斉に出発し、その壮大な熱気はまさに圧巻です!市民総出の大規模な祭りで、空を裂くような音とともに、現場に足を運べば耳が痛くなるほどのやかましさを体感でき、忘れられない思い出になるでしょう。

もし祭りの時期に桑名を訪れない場合でも、「石取会館」で山車の姿を見ることができ、館内には太鼓や鉦が設置されているので、そのやかましさを体験することができます!

くわな石取祭

石取祭だけでなく、夏の風物詩といえば花火大会も欠かせません。昭和9年に伊勢大橋の完成を記念して始まった桑名水郷花火大会は、一度戦争の影響で中断されましたが、その後再開されました。場所は桑名の揖斐川の中州で、独特の川沿いの花火大会です。約1万発の花火が夜空に輝くと同時に、静かな川面にも映し出され、両方の輝きが美しい景色を作り出します。

花火大会


素朴な桑名市が受け継ぐ地元独自の文化と芸術

桑名市

かつて伊勢国の玄関口として栄えた桑名市は、今でも独特の雰囲気を保っています。交通の面では大都市名古屋に近いにもかかわらず、都市の様相に飲み込まれることはありません。桑名寺町通り商店街を歩くと、懐かしくレトロな雑貨店があり、すでに100年以上の歴史を誇ります。店主の優しい笑顔は、まるで祖母の家に遊びに来たような温かさを感じさせます。次回、桑名を訪れる際には、ぜひ店主が使う会計道具にも注目してみてください!きっと懐かしい思い出がよみがえりますよ。

萬古焼

日本の陶磁器製品は世界的に広く知られていますが、その中の一つである「萬古焼」の発祥地が桑名市です。萬古焼は江戸時代に沼波弄山によって始められ、現在では桑名市の萬古焼技術保持者である森一藏氏がその伝統を受け継いでいます。萬古焼の製作は非常に繊細で、特に色付けの工法は、一筆一画にまで職人技が込められています。もし体験したい場合は、ぜひ事前に予約をしてくださいね!

千羽鶴

桑名の街を歩いていると、ふとした場所で驚くほど精巧な「千羽鶴」を目にするかもしれません。それぞれの折り方には異なる名前があり、糊付けせず、一枚の紙から千羽鶴の位置を計算して切り出し、折り紙の技法だけで様々な千羽鶴を作り上げます。これは桑名市の無形文化財でもあり、桑名で育った地元の人々は小学生の頃からこの技術を習得すると言われています。もしこの独自の技を学びたいなら、「桑名市博物館」では美しい千羽鶴の作品が展示されているほか、現地スタッフに声をかけて体験を申し込むこともできます。専用の日本和紙を購入するだけで、この手仕事を習得できますよ!

ちょっと物足りないと感じましたか?次の記事では、思わず食欲をそそる桑名の美食を紹介します!さらに、忘れられない桑名市の観光スポットもたくさんお届けしますよ!

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