秋の訪れとともに、私たちの食卓を彩る旬の食材の数々。特に日本は豊かな自然に恵まれ、四季折々の食材をふんだんに使った料理が楽しめます。今回の記事では、そんな日本の秋の味覚の中から特に人気のある食材9種類をご紹介します。紅葉や銀杏など秋の美しい風景とともに、日本の食文化を堪能してみてはいかがでしょうか。
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「食欲の秋」の由来は?食欲が増すのはなぜ?
食欲が減退しがちな夏とは異なり、秋は暑さも落ち着き過ごしやすい気候が続きます。果物やキノコ、根菜類など様々な食材も旬を迎えるのですが、これらの食材は栄養価が高くて味も良く、食欲を掻き立ててくれます。
また、秋は日照時間が短くなるため、心の安定に深く関わる神経伝達物質「セロトニン」の分泌量が減少し、それが原因で炭水化物などを欲し、食欲が増すという説もあります。
秋が旬のお魚3選
さんま
秋の味覚として代表的なさんま(秋刀魚)は9月〜10月頃に旬を迎え、脂がのっているため最も美味しい時期と言われています。南下する過程で身の脂が減っていきますので、10月以降になるとだんだん体が小さくなり、加工品に使われることが多くなります。
食べ方として一般的なのは「塩焼き」です。新鮮なさんまに塩をふり、シンプルに炭火やグリルで焼くだけで、皮はパリッと、中はジューシーに仕上がります。大根おろしやすだちを添えると、さらに味が引き立ちます。また、さんまには胃がないので内臓のえぐみが少なく、はらわたまで美味しく食べられるのも特徴です。
鮭
鮭は一年中入手可能な魚ですが、本来の旬は9月~11月頃だとされています。回遊魚であるため、産地によって旬の時期は多少ズレがありますが、秋に水揚げされた鮭は脂肪分が少なく、身が締まっていてあっさりとした味わいが特徴です。一方、春から初夏に獲れる時鮭(ときしらず)はまだ産卵期でないため、脂が豊富で濃厚な味わいが楽しめます。
鮭の調理方法は多種多様ですが、最もシンプルで人気があるのは素材本来の風味を楽しめる「塩焼き」です。また、鮭を野菜と一緒に蒸し焼きにし、味噌で味付けする北海道の郷土料理「ちゃんちゃん焼き」も有名です。
さらに、鮭の身だけでなくイクラも秋の味覚として親しまれており、醤油漬けにしたイクラは宝石のような輝きで、プチプチとした食感を堪能できます。
落ち鮎(子持ち鮎)
鮎は夏に旬を迎える魚ですが、秋に産卵のため川を下る「落ち鮎」(子持ち鮎)は独特の旨味があるため、秋の味覚として親しまれています。この時期の鮎はオスメス共に痩せていますが、最盛期とはまた違った美味しさがあり食通の間では高く評価されています。
鮎の王道の食べ方はなんといっても炭火焼ですが、子持ちの場合は丸ごと醤油や砂糖などでじっくり煮込んだ「甘露煮」がおすすめです。また、はらわたを塩で漬け込んだ「苦うるか」だけでなく、メスの真子やオスの白子で作られた「子うるか」、「白うるか」も知る人ぞ知る伝統的な珍味です。
秋が旬のキノコ・野菜3選
松茸
松茸は秋の味覚を代表する高級食材で、日本料理の中で特に重宝されます。松茸は主にアカマツと共生して成長し、人工栽培が難しいため非常に希少で高価ですが、その独特の香りと風味は他のキノコ類と一線を画し、昔から「キノコの王様」とも呼ばれています。
松茸の香りと食感を活かすため、シンプルな調理法が最も美味しさを引き出します。軽く拭いて汚れを取った後、傘が開いた状態で適当な大きさに切り、塩を振って焼くと本来の旨味が引き立ちます。また、お米と一緒に炊くと香りが移り、風味豊かな炊き込みご飯が出来上がります。軽く衣をつけてサクッと揚げた松茸の天ぷらも、一度は試してほしい料理です。
かぼちゃ
日本でよく食べられるかぼちゃは夏に収穫が行われるため「夏野菜」に分類されますが、収穫後に追熟させることで、でん粉が糖に分解され甘みが増すため、秋以降が食べ頃になります。
かぼちゃは大きく分けて3種類ありますが、日本のスーパーなどで最もよく見かける「西洋かぼちゃ」は果肉が柔らかくて甘みも強く、ホクホクとした食感が特徴です。「日本かぼちゃ」は西洋かぼちゃに比べて甘みが控えめで煮崩れしにくく、和食によく合うので煮物や味噌漬けなどに使われます。「ペポかぼちゃ」は日本で食用として利用されることが少ないですが、観賞価値が高く様々な形や色で目を楽しませてくれます。
さつまいも
秋の味覚の代表格であるさつまいもは、秋から冬にかけて旬を迎えて収穫されます。その後、適度に低温熟成させることで甘みが増し、よりまろやかな味わいが楽しめます。
さつまいもの人気品種といえば「黄金千貫」、「紅はるか」、「鳴門金時」、「シルクスイート 」、「安納芋」などを思い浮かべる方が多いですが、現在日本で栽培されるさつまいもの主要品種は60種類以上もあり、今でも新品種の開発と改良が進んでいます。
さつまいもの食感は大まかに分けるとほくほく系、ねっとり系、しっとり系の3種類あります。ほくほく系は水分が少なく加工しやすいためお菓子作りに適しており、天ぷらや煮物にもおすすめです。ねっとり系は粘りのある食感と強い甘さが特徴なので、甘さを活かしたお菓子や干し芋に適しています。しっとり系はバランスがとれた食感とすっきりとした甘さを持ち合わせており、芋ようかんや芋きんつばなどの和菓子に使用されています。
秋が旬の果物3選
梨
梨の旬は8月から11月頃までと長く、品種によって収穫時期が異なりますが、旬の時期に食べる梨は甘みが強くてみずみずしく、シャリシャリとした食感とフルーティな香りが楽しめます。
日本で最も多く流通している「和梨」には青梨と赤梨の2種類があり、前者は青緑色で酸味と甘みのバランスが良く、シャキシャキとした食感を持ち、後者は黄色や赤みを帯びて甘みが強く、果汁が多いのが特徴です。
梨はそのまま食べるのはもちろん、様々な料理にも活用できます。ポピュラーな食べ方としては、角切りにした梨やベビーリーフ、生ハムをバルサミコ酢で和えたサラダ、梨のスライスが入った冷麺、梨果汁をブレンドした焼肉のたれなどが挙げられますが、いずれも梨の芳醇な風味を堪能できます。
柿
柿は「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるように栄養が豊富な果物で、日本で古くから愛されている秋の味覚でもあります。柿の旬は一般的に9月から12月頃とされており、10月に収穫がピークを迎えますが、「甘柿」がすぐに食べられるのに対し、「渋柿」は渋抜きをしないと食べられません。
柿はお好みの熟し加減で召し上がるのがおすすめですが、硬くて食べにくい場合はオーブントースターで10~15分ほど焼くことで「じゅわトロ食感」を堪能できるようになります。また、焼く時にバターを一切れ乗せておくと更にコクとまろやかな風味が増し、一気にご褒美スイーツへ早変わりします。
熟れすぎてしまった場合でも、冷凍してシャーベットにしたり、煮込んでジャムにしたりしておけば美味しいデザートが出来上がるので、ぜひ捨てずに有効活用しましょう。
りんご
りんごは日本で一年中食べられる身近な果物ですが、本当の旬は秋から冬にかけての涼しい時期とされています。品種に関しては世界で約15000種、日本で約2000種類栽培されており、中でも「ふじ」、「トキ」、「王林」、「シナノゴールド」などのブランド力が高く、海外でも人気を博しています。
シンプルに生で食べるのも美味しいですが、スイーツ作りに活用されることも多く、定番のジャムや焼きりんごからおしゃれなタルトタタン、ガトーインビジブルまでさまざまなアレンジが加えやすいのも魅力の一つです。
また、カレーの隠し味としてすりおろしたりんごを入れると自然な甘みと程よい酸味が加わり、カレーのコクを引き出してくれるので、深みのある味わいが楽しめます。
紅葉を鑑賞しながら秋の味覚を楽しみませんか?
秋の楽しみは美味しいものだけでなく、紅葉もまた人々を魅了する風物詩になっています。味覚・視覚ともに楽しめる以下の旅行プランを参考にして、思い出に残るひとときを過ごしましょう。
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