NYタイムズ【2024年世界の行くべき52ヶ所】に選出されたことで一躍話題となった山口市。いま、その魅力が世界中に広がっています。本記事では、選出を機に再発見された山口の魅力や今後の取り組み・展望を紹介していきたいと思います。
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山口県山口市とはどんなところ?
本州最西端の山口県。温暖な気候や文化、歴史にとても恵まれた豊かな場所で、何度訪れても新しい魅力を発見することができます。海が間近で東西に中国山地があるという自然豊かな場所に位置していることから、グルメも豊富です。瀬戸内海と日本海の双方が近く、新鮮な海鮮料理をいつでも堪能することができます。まさに海の幸、山の幸両方楽しめる場所になります。
その中でも山口市は県の中央に位置し、南は瀬戸内海に面しています。新幹線が通る新山口駅から、山口市の中心部まではJR山口線で約20分とアクセスも抜群です。山口市にある中心商店街一帯が、8月になると姿を変えます。8月第1土日には赤いちょうちんで街が彩られ、幻想的な夜になるのです。それは、日本三大火祭りの一つ、山口七夕ちょうちんまつりで、山口市の夏の風物詩ともいわれています。
山口市で行くべき観光スポット
今回選出されたことを受けて『おいでませ山口へ』という観光キャッチフレーズも一新。新たなキャッチフレーズは、『おいでませふくの国、山口』。
山口の名産でもある「ふぐ」は「ふく(福)」とも呼ばれ、幸福を招く縁起物とされています。山口の絶景、体験、グルメが世界中から訪れる人々に、この上ない感動をもたらす、幸福(ふく)に満ちた「ふくの国、山口」を目指すという想いを込めてリニューアルされました。
国宝瑠璃光寺五重塔(香山公園)
山口の絶景スポットの一つである、日本三名塔に数えられる国宝瑠璃光寺五重塔。四季折々、異なる姿をみせてくれる五重塔は、花や秋の紅葉との競演はもちろん、夜のライトアップも見逃せません。1時間半ほどで散策できる公園は桜や梅の名所としても知られています。
そんな国宝瑠璃光寺五重塔ですが、今は約70年ぶりの工事中で、2026年3月完成予定で新たな姿に生まれ変わります。外壁シートが一部透明化していて、改修中も訪れた人たちを楽しませてくれる工夫がされているのが嬉しいポイントです。また、モニター映像で改修作業の公開もされているため、普段では見られない姿を画面越しに楽しめます。
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角島大橋
山口で最も有名な絶景スポットは、おそらく角島大橋ではないでしょうか。橋を渡ると、白い砂浜とエメラルドブルーの海に囲まれた小さな島に到着します。映画やドラマでも取り上げられる角島は、釣りやキャンプなど年間を通じて様々なレジャーを楽しめるスポットです。テントの目の前に海が広がる絶景を味わえる角島大浜キャンプ場や、全国でも有数の透明度を誇る角島大浜海水浴場は毎年多くの観光客と地元の人で賑わいます。
島のシンボルでもある角島灯台の105段ある螺旋階段の先には、美しい海と角島を一望できる絶景が待っています。また、岬である牧崎と夢崎周辺はどちらも公園になっていて、散策するのにはぴったりです。
島内にはカフェや食事場所が点在しているため、海を眺めながら角島グルメを堪能できます。ドライブしても、サイクリングしても、ゆっくり散策しても良しの、魅力あふれる角島に山口を訪れた際は足を運んでみてください。
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SLやまぐち号
多くの非日常体験が味わえる山口ですが、中でも今回紹介するSLやまぐち号は特におすすめです。これはJR西日本が運行している臨時快速列車。レトロな車内は、子供から大人まで老若男女を問わず非日常でぜいたくな時間を過ごせます。
新山口駅〜津和野駅を1日1往復していてすべての停車駅で途中下車が可能です。62.9kmを約2時間かけて走行するSLやまぐち号のレトロな姿は多くの人を魅了し続けており、まるでタイムトラベルしたかのような心躍る列車旅を楽しめます。
山口市で食べるべき絶品ご当地グルメ
山口を語る上で欠かせないのはグルメ。山と海の双方から恩恵を受けられる立地では、豊富な食材と絶品料理が楽しめます。山口といえばふぐや長州どり、甘鯛などが有名ですが、今回新たなご当地グルメが開発されました。
”山口県新ご当地グルメ”とは
飲食店や宿泊事業者、生産者、市、県が集まり新たなご当地グルメを開発しました。山口県ならではのグルメで、通常では味わえない名産たちの化学反応をぜいたくに味わうことができます。試食に試食を重ねられて、開発されたご当地グルメを3つここでは紹介します。
長州チキンステーキ
1つ目は長州チキンステーキ。山口県が誇る2つのブランド鶏である長州どりと長州黒かしわを使って作られたチキンステーキです。ステーキにかけるソースやタレは店舗によるオリジナルソースのため、店舗ごとに違った楽しみ方ができます。また、店舗ごとにアレンジも違うため、お店を回って味を楽しむのもいいかもしれません。
👉https://yamaguchi-tourism.jp/feature/chickensteak
長州海鮮まぶし
2つ目は長州海鮮まぶし。食材は山口県産の魚介類を使用しており、サイドメニューとして海鮮系の揚げ物がつきます。食べ方もそのまま、薬味、出汁をかけてと味変ができるのも魅力です。
👉https://yamaguchi-tourism.jp/feature/mabushi
長州海鮮うにしゃぶ
3つ目は長州海鮮うにしゃぶ。食材は山口県産の魚介類を使用しており、うには県内の畜養うにを使用しています。うにしゃぶの出汁は宿オリジナルで魚介類の種類や数はそのお店により異なるので、はしごして楽しめます。畜養の生うにを使ってぜいたくに乗っけうに、追いうになどが楽しめます。
👉https://yamaguchi-tourism.jp/feature/unishabu
山口へのアクセス
山口県には窓口としての空港が2つあります。1つは本州最西端に位置し、宇部市にある山口宇部空港。もう1つは岩国市にある岩国空港です。また、JR山陽新幹線が通る新山口駅も玄関口としてよく利用されます。ここでは主要都市からかかる時間と主要アクセス方法を紹介します。
東京から訪れる場合
- 飛行機:羽田空港→山口宇部空港 約1時間40分
- 新幹線:東京駅→新山口駅 約4時間30分
大阪から訪れる場合
- 新幹線:東京駅→新山口駅 約4時間30分
福岡から訪れる場合
- 新幹線:博多駅→新山口駅 約30分
山口市の魅力を肌で感じよう!
ここまで山口県山口市の魅力と展望を紹介してきました。海に囲まれ、東西に中国山地があるという自然豊かな山口県は温暖な気候にも恵まれ、安定した気候が続く穏やかな場所です。NYタイムズ【2024年世界の行くべき52ヶ所】に選ばれたことをきっかけに大きく変わろうとしている今の時期に、旅行の拠点にしてみるのはいかがでしょうか。今しか味わえない風景や魅力を味わいにいきましょう。
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