名古屋をはじめ中部地方の玄関口として知られる「中部国際空港セントレア」。2024年6月から、第2ターミナル国際線出発コンコースにて、日本の四季の魅力を伝える装飾を掲示しています。
この取組みは国際線を利用する訪日客を主なターゲットに、空港の通路でも楽しく日本を感じてもらうことを目的に実施しています。
日本ならではの四季をテーマに、浮世絵風のタッチで日本らしさを前面にアピール。セントレア免税店のお買い物袋や、空港のある愛知県常滑市の名産品「招き猫」も紛れ込ませ、遊び心のあるデザインになっています。第2ターミナルをご利用の際には、ぜひ注目してみましょう!
「中部国際空港セントレア」の装飾について
- 掲示期間:2024年6月~
- 掲示場所:中部国際空港セントレア 第2ターミナル出国審査場から免税売店までの通路部
- 枚数:春夏秋冬の各1枚
装飾デザインの特徴
春
桜と花見がテーマのデザイン。右の男性の近くにはセントレア免税店のお買い物袋、中央の男性が持つ扇子の「Duty Free」の文字にもご注目。後方の名古屋城もお見逃しなく。
夏
花火がテーマのデザイン。2人の女性がそれぞれ自撮り棒とハンディ扇風機を持っているという現代要素も入れ込まれています。下部には管制塔と空港のターミナルもあり、空港らしさも入っているデザインです。
秋
紅葉がテーマのデザイン。中部国際空港セントレアオリジナルキャラクター「なぞの旅人フー」が免税店でお買い物を楽しむ風景が描かれています。左で化粧をしている女性の首元には、空港免税店スタッフが身に着けているスカーフも。
冬
雪がテーマのデザイン。女性二人が雪で作っているのは、愛知県常滑市の名産品である「招き猫」。後ろから顔をのぞかせるのは常滑市の見守り猫「とこにゃん」。
見守り猫「とこにゃん」とは
愛知県知多半島の常滑市にある人気の観光スポット、迫力いっぱいの巨大招き猫。愛称はとこなめ見守り猫「とこにゃん」。高さ3.8m、幅6.3mもあり、壁の上からひょっこりと顔をのぞかせています。(『一般社団法人とこなめ観光協会』より引用)
デザイン担当者コメント
本装飾は、中部国際空港株式会社のグループ会社である、中部国際空港旅客サービス株式会社の社員がデザインしました。
「空港の通路を少しでも楽しんで歩いていただけるよう、4枚の浮世絵風イラストを掲示しました。4枚ということで、日本の四季をそれぞれにあてはめ、絵の中に免税店のお買い物袋や自撮り棒など現代要素も紛れ込ませ、遊び心あるイラストとなっています。作画に関しては、実際に江戸の日本へタイムスリップした気分になれるよう、出来るだけ人物は原寸になるように描きました」
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