福岡市地下鉄で巡る!福岡市内の観光スポットガイド。乗り降り放題になる1日乗車券も

福岡 福岡市地下鉄

九州最大の繁華街があり、グルメの街としても有名な福岡県・福岡市。様々な交通手段がある中、国際線が就航している福岡空港(FUK)から繁華街までの移動はもちろん、市内の日帰り旅行にもよく利用されるのが福岡市地下鉄だ。

福岡旅行の前に知っておきたい、福岡市地下鉄に関する基本情報から、一日乗り降り自由な乗車券の買い方、さらに沿線のおすすめ見どころまでご紹介。

※当記事に登場する情報はすべて2024年6月執筆時のものです。最新情報は事前に公式サイトなどをご確認ください。
※記事で紹介した商品を購入または予約すると、売上の一部がFUN! JAPANに還元されることがあります。

💡観光TIPS

福岡市地下鉄の「1日乗車券 」は海外にいながら事前にオンラインからで予約購入が可能。kkdayまたはklookで注文を済ませ、福岡空港到着後、国際線旅客ターミナル1階HISカウンターでチケットを受け取れば、福岡空港駅からすぐ使えるのでとても便利!
※記事内に記載の料金と変わる可能性がございます。

👉【kkday】Fukuoka City Subway 1-Day Pass | Japan
👉【klook】福岡市 地下鉄1日乗車券

福岡市地下鉄の基本情報&路線図まとめ

福岡市地下鉄 路線図

博多駅や天神駅を中心に、福岡市都心部を走る福岡市地下鉄。福岡空港国内線旅客ターミナルビルを博多・天神の二大繁華街と、それぞれ5~10分で繋げるアクセスの利便性から、訪日観光客にとっても福岡観光に欠かせない交通手段だ。

路線名(色)
空港線(オレンジ)
箱崎線(ブルー)
七隈線(グリーン)
特徴
観光客がよく訪れる商業エリア・観光スポットが集中
7駅のみ、沿線に有名な寺社が点在
学生がよく利用する、沿線に大学が多い路線
主要駅福岡空港、博多、天神
中洲川端
天神南、櫛田神社前
主要観光スポット
博多駅・天神駅周辺、大濠公園
中洲、筥崎宮
櫛田神社、キャナルシティ博多、福岡市動植物園

福岡市地下鉄は現在、「空港線」、「箱崎線」と「七隈線」の3路線に分かれており、沿線各駅の周辺にはJR博多シティ、キャナルシティ博多や大濠公園などの商業・公共施設が集まり、地下鉄に乗れば市内の主要観光スポットに簡単にアクセスできるようになっている。

博多駅は新幹線やJR各線、天神駅は西鉄天神大牟田線と接続し、さらに姪浜駅はJR筑肥線と相互直通運転を行っているので、福岡市地下鉄を通して市外だけではなく、県外へ足を延ばすことも可能だ。

シンボルマークやラインカラーも特徴

福岡市地下鉄 シンボルマーク ラインカラー

初めて福岡市に訪れる観光客でも区別しやすいよう、路線ごとにラインカラーが定められているほか、車内や駅案内などではアルファベット記号や番号が付いた「駅ナンバリング」や、全国的にも珍しく、各駅周辺の名所・名物をモチーフとしたシンボルマークも導入されているのが特徴。

また、全駅では福岡市無料公衆無線LANサービス「Fukuoka City Wi-Fi※」も整備されている。
※2025年3月31日をもって、福岡空港・博多・天神を除きサービス終了予定

福岡市地下鉄のお得な1日乗車券&販売金額

福岡市地下鉄の片道運賃は、区間によって大人1人210円から380円まで。乗車するには、各駅の券売機から乗車券を購入するほか、クレジットカード(Visa、JCB、銀聯 など)によるタッチ決済乗車サービス や、はやかけんやSuica、PASMOなどの交通系ICカードも利用できる。

福岡市地下鉄 1日乗車券
福岡市地下鉄 ファミちかきっぷ

左:1日乗車券 右:ファミちかきっぷ

市内の複数スポットを一日かけて巡るなら、「1日乗り放題の乗車券 」がおすすめ。それは、改札日当日に限り、何度でも空港線、箱崎線、七隈線の全線を乗り降りできるというもの。券種は一人旅向けの「1日乗車券」と、家族旅行向けの「ファミリーペア券」や「ファミちかきっぷ」と、小学生のみ利用できる「小学生100円パス」」の4種類があるので、それぞれの特徴を比較した上、ニーズに合わせて最適な種類を選ぼう。

種類 1日乗車券
ファミリーペア券
ファミちかきっぷ
小学生100円パス*2
対象
大人1人

大人1人、

小学生以下1人

大人2人まで、

小学生以下人数制限無し*1

小学生以下1人
料金
640円(小児半額)
800円
1,000円
100円

*1 大人または小学生以下の方だけでのご利用はできません

*2土日祝日、福岡市立小学校の長期休業期間(学年始・夏季・冬季・学年末)のみ販売・利用可能

さらに、1日乗り放題の乗車券を福岡市内の15の施設で提示すると、割引や特典が受けられるのも嬉しいポイント。ダブルでお得になるので、利用しない手はないはず!

  • 対象施設及び割引・特典例
    • 【福岡タワー 】
    • 料金割引:大人800円→720円、小・中学生500円→450円、4歳以上200円→180円
      • さらにオリジナルポストカード(非売品)をファミちかきっぷ1枚につき1枚プレゼント
    • 【福岡市動植物園】
      • 入園料20%OFF
  • 発売場所:各地下鉄駅券売機、お客様サービスセンター(定期券うりば) など
    ※種類によって一部発売しない場所があるため、事前に公式サイトをご確認ださい
  • 1日乗り放題の乗車券の詳細はこちらから

👉 https://subway.city.fukuoka.lg.jp/fare/card/

💡観光TIPS

「1日乗車券 」は海外にいながら事前にオンラインからで予約購入が可能。kkdayまたはklookで注文を済ませ、福岡空港到着後、福岡空港国際線旅客ターミナル1階HISカウンターでチケットを受け取ることができてとっても便利!
※記事内に記載の料金と変わる可能性がございます。

👉【kkday】Fukuoka City Subway 1-Day Pass | Japan
👉【klook】福岡市 地下鉄1日乗車券

福岡市地下鉄沿線の路線別おすすめ観光スポット

ここからは、福岡市を訪れる観光客におすすめの人気スポットを、福岡市地下鉄の3路線からそれぞれお伝えしよう。観光プランを考えるとき、ぜひとも参考にしてほしい。

【空港線】博多、天神 ほか

福岡 博多 天神
Photograph(s) provided by Fukuoka City

福岡空港を博多、天神の二大繁華街と結ぶ空港線は、福岡市内で観光やショッピングをする際の強い味方だ。

「九州の玄関口」と呼ばれる博多駅周辺は、「JR博多シティ」や「KITTE博多」をはじめとする大型商業施設のほか、駅直結のホテルや博多バスターミナルなど、観光に便利な施設も多く立ち並ぶ。一方、天神駅周辺は「福岡三越」、「福岡PARCO」、「天神地下街」といったショッピングスポットが存在感を放ちつつ、大規模再開発プロジェクト「天神ビッグバン」 が進行中。これからどんな発展を遂げるのか、楽しみだ。

【箱崎線】中洲川端、箱崎宮前 ほか

福岡市 中洲川端
Photograph(s) provided by Fukuoka City

中洲川端駅のある「中洲」は九州一の歓楽街。屋台、料亭、居酒屋、バーなどが軒を連ね、福岡ならではのグルメにも出会える。特に外せないのが、那珂川のほとりに暖簾がはためく屋台街。福岡名物「とんこつラーメン」や「おでん」、「焼きとり」、「餃子」を味わってほしい。

また、その名の通り箱崎宮前駅の「筥崎宮」は、千年以上の歴史を誇る神社。勝運の神様として親しまれ、「さざれ石」などの境内にあるパワースポットが運気を押し上げてくれるという。

【七隈線】櫛田神社、福岡市動植物園 ほか

福岡市 櫛田神社
©Fukuoka PrefectureTourism Association

2023年3月に櫛田神社前駅が開業 し、博多の守り神として知られる「櫛田神社」にアクセスしやすくなった。ユネスコ無形文化遺産である「博多祇園山笠」が奉納されるほか、高さ13mの「飾り山笠」も一年を通して展示されている。

また、薬院大通駅から向かう「福岡市動植物園」も家族連れにお勧め。ペンギンやカワウソなどの可愛い動物、そして福岡ならではの美しい花々に癒されるだろう。

地下鉄を使わずして、福岡市内観光ならず

ご当地グルメやショッピングを堪能できる店舗・施設から、古い歴史を誇る神社仏閣まで、観光スポットが目白押しの福岡市。いかに良い旅にできるかは、福岡市地下鉄をどれだけうまく活用できるかに掛かっている。お得なチケットをフル活用して効率よく巡り、この地で素晴らしい思い出を作ってほしい。

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