最先端のトレンド発信地として知られる、東京の原宿・表参道エリア。
東急プラザ表参道「オモカド」(旧称:「東急プラザ表参道原宿」)やラフォーレ原宿をはじめとした商業施設が向かい合う神宮前交差点に、2024年にまた新たな施設が開業!その名も、東急プラザ原宿「ハラカド」です。
当記事では、「ハラカド」に入居する70以上の店舗の中から、「買う・食べる・体験する」の3目的別で楽しみ方をナビゲートします。アパレルショップや雑貨店から、レストラン・カフェや銭湯まで、ぜひ自分だけの旅行プランを組み立ててみて!
※当記事に登場する情報はすべて2024年4月取材時のものです。最新情報は事前に公式サイトなどをご確認ください。
原宿・表参道エリアの新ランドマーク:東急プラザ原宿「ハラカド」
2024年4月に原宿・表参道エリアに開業した、東急プラザ原宿「ハラカド」(以下「ハラカド」)。東京メトロ「明治神宮前〈原宿〉駅」から徒歩1分、JR「原宿駅」から徒歩4分、原宿のど真ん中に位置します。
「ハラカド」の名称には、原宿と表参道が交わる神宮前交差点の「角(かど)」、様々な「才(かど)」を持つクリエイターたちが出会い、そして新しい文化への「門(かど)」となる場所、という3つの思いが込められています。
その名にふさわしく、75ある店舗のラインナップにはアパレルショップやレストラン・カフェのほか、銭湯、ギャラリー、ライブラリーなど様々。ショッピングやお土産探しはもちろん、気軽に新しいアートやクリエイティブにも出会える空間となっています。
東急プラザ原宿「ハラカド」のフロアごと見どころ
「ハラカド」は地下1Fから7F屋上テラスまでの9フロアで構成されています。
低層階にはショッピングやお土産探しに最適な、食品、アパレル、雑貨を扱うショップが集結するのに対し、5F~6Fには多ジャンルなグルメを堪能できる飲食店が多く集ります。このほか、旅の疲れを癒してくれるB1Fの銭湯や、休憩スペースが充実する4Fのアート空間など、フロアごとに異なるコンセプトに注目しながら巡るのも楽しいです。
B1F | チカイチ | 「銭湯を中心とした街」に見立てて作られたフロア。老舗銭湯がプロデュースする「小杉湯原宿」は観光客も利用可能 |
B1F~2F | ショッピングフロア | 文房具・雑貨、メンズ・レディースファッション、日本酒、化粧品などが手に入る物販店舗が多数出店 |
3F | クリエイターズプラットフォーム | 会員制ラウンジやスタジオ、アートギャラリーを通して、様々なクリエイターの活動をサポートする |
4F | 「ハラッパ」 | 各方面で活躍するクリエイターが手掛けた空間、デジタルアートを体験できるほか、自然をテーマにしたアート作品も展示されている |
5F~6F | 原宿のまちの食堂 | 20以上の飲食店が軒を連ね、ラーメン、お寿司などの日本食に加え、中華、メキシカン、イタリアンなどの多国籍料理も楽しめる |
7F | 屋上テラス | 緑豊かな庭園空間に囲まれながら、神宮前交差点と原宿の町並みを見下ろせる |
東京初出店や日本初出店と話題の店舗もたくさんある中、ここからは編集部が「買う・食べる・体験する」と目的別でおすすめの店舗をピックアップします。「ハラカド」をどこから回ったらいいか迷った際に、ぜひ参考にしてみて。
【買う】ヒトツブカンロ 原宿店(スイーツ|1F)
※原宿初出店
カンロ飴やピュレグミが看板商品のキャンディショップ「ヒトツブカンロ」が、東京駅に次いで都内2店舗目となる常設店を出店。
人気No.1商品は外側はパリッと、中はしっとりの焼き菓子のプレッツェル型をイメージしたグミ「グミッツェル」。原宿店では、通常はセットで販売している「グミッツェル」をバラで購入できるほか、6個入りの「グミッツェル缶」や雲のかたちのマシュマロ「mofuwa」の6個セットも限定パッケージで販売。一度食べたら、不思議な食感の虜にこと間違いなしです。
- 公式サイト:https://kanro.jp/
【買う】MOLESKINE(文房具・雑貨|1F)
※東京初出店
イタリア・ミラノに本拠地を置くライフスタイルブランドが、都内初の直営店をオープン。
ノートブック、ダイアリー、バックコレクションなどが取り添えられるほか、アーティストのコラボレーションによる限定デザインの商品も多数展開。中でも注目してほしいのが、漫画家・さくらももこや、2023年に発売して以来好評を博している『星の王子さま』とのコラボレーションノート。
【食べる】原宿牡蠣屋 TokyoSeafood(オイスターバー、和食、シーフード|5F)
※原宿初出店
日本国内の厳選した牡蠣と旬の海鮮を、和食スタイルでいただける「原宿牡蠣屋 TokyoSeafood」。国産牡蠣を常時6~10種用意し、オイスターバーならではの牡蠣料理に加え、国産ワインやナチュラルワインも豊富に取り揃えています。牡蠣好きなら堪らない逸品が勢ぞろいです!
【食べる】Giolitti(イタリアンジェラート|6F)
東京都内で3店舗目となる、ローマ発の老舗ジェラート店。
映画『ローマの休日』で、女優のオードリー・ヘプバーンが演じるアン王女がスペイン階段で頬張っていたシーンで知られる「Giolitti」のジェラートが食べられるのは、全世界でローマと東京だけだという。原宿ハラカド限定の「抹茶」や「ジャンドゥーヤ」のフレーバーを、食べ歩きの供に頬張って。
- 公式サイト:https://giolitti.jp/
【体験する】小杉湯原宿(銭湯|B1F)
※原宿初出店
1933年創業、東京・高円寺の老舗銭湯「小杉湯」による商業施設としては珍しい銭湯「小杉湯原宿」。
触りの柔らかい「ミルク風呂」と、42〜43度の「あつ湯」、そしてあつ湯と水風呂を交互に入り、疲労を回復させる「温冷交互浴」も楽しめます。銭湯の代名詞とも言える、壁に描かれた富士山の銭湯絵を眺めながら、下町の典型的な銭湯文化を原宿のど真ん中にいながら体感できます。
生ビールが飲めるドリンクスタンドや、美顔器やヘッドスパなど、多くの美容健康家電を気軽に試すことができるスペースもあるので、旅の疲れを癒すのにもぴったりです。
※混雑状況に応じて、一部一般開放していない時間帯が設けられている場合があります。詳しい営業スケジュールは公式サイトからご確認ください
【体験する】ハラッパ(エンターテインメント|4F)
各方面で活躍するクリエイターが手掛けた、天気や自然の物理現象に着目したインスタレーションや、サステナブルをテーマとしたアートやコンテンツが楽しめる空間。
中央の吹き抜け空間では、直径4.5mの太陽をモチーフにしたデジタルインスタレーション「太陽の焚き火」を展示。多種多様な植物に彩られたパブリックスペースで休憩をしながら、同フロアにある「ハラカドカフェ」のコーヒーを片手に、窓から神宮前交差点を眺めながらくつろぎのひとときを過ごしましょう。
原宿の新ランドマーク「ハラカド」で東京の多様な文化と出会おう
数々の物販店舗、飲食店、さらに街の銭湯までが入居することから、早くも原宿・表参道エリアの新ランドマークとなった「ハラカド」。東京のトレンドがぎゅっと凝縮されているので、行くたびに新しい発見や体験が得られるはず!2024年注目の新観光スポットの1つとして、次の東京旅行でぜひ訪れましょう。
- 住所:渋谷区神宮前6-31-21 原宿スクエア内
- 営業時間:
【ショッピングフロア(B1F~4F)】11:00~21:00
【HARAJUKU KITCHEN & TERRACE(5F~7F)】11:00~23:00
【小杉湯原宿(B1F)】07:00~23:00
【チカイチ(B1F)】07:00~23:00
※ほか一部店舗は営業時間が異なります - 定休日:1月1日、他不定休
- アクセス:東京メトロ「明治神宮前〈原宿〉駅」徒歩1分、JR「原宿駅」徒歩4分
- 公式サイト:https://harakado.tokyu-plaza.com/
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