夏になると、観光名所をはじめ、日本の街中でも見かけることが多くなるひまわり。ひまわりはキク科の一年草です。 特徴はなんといっても太陽に向かって茎を伸ばし大きな花を咲かせること。大きなものになると背丈が3m程度まで成長するものもあると言われています。
今回はそんなひまわりの、SNS映え間違いなしの絶景を堪能できるスポットを厳選して7カ所を紹介します。見頃のシーズンにぜひとも訪れてみてください。
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日本のひまわりベストシーズンと見られる場所
一般的にひまわりは7月頃から段々と咲き始め、8月下旬にむけて見頃を迎えると言われています。この時期であれば、どの地域でも同じように見ることができるのか、地域ごとのベストシーズンとはいつなのか、具体的に解説していきます。
日本のひまわりシーズンは？
日本の真夏にあたる7〜8月頃に見頃を迎えるひまわり。全国の絶景スポットでは、見頃の期間に祭りやイベントが開催され、観光客でにぎわいます。桜やネモフィラなどと同様に、南から北にかけて開花の時期がずれるため、北海道では9月から10月にかけてもひまわりを見られる場所があります。最近では、日本中で9月まで暑さが続くため、9月でもひまわりを咲かせている場所も珍しくありません。
日本のひまわりはどこで見られる？
全国各地で見ることができますが、太陽に向かって咲くひまわりは日当たりの良い場所によく生息します。直射日光を苦手とする植物が多いなか、ひまわりは太陽の光をたくさん浴びることで草丈が生長して、大きな花を咲かせます。
1. パレットの丘｜北海道
新千歳空港から車で約30分のところにあるパレットの丘。飛行機とひまわり畑を同時にカメラに収めることができることでも有名です。観光スポットとして運営していないため、イベントはありませんがその反面、年中無休・終日観賞できます。
一面のひまわり畑に夕日が沈む光景は、息を吞むほどの美しさ。雄大な大地が広がる北海道ならではの光景です。
畑の肥料にするために広大な敷地に植えられたひまわりですが、ドライブコースとして非常に良く、シーズン問わず観賞ができるのは嬉しいポイントです。
- 住所 ：北海道千歳市幌加
- 営業時間：年中無休、終日
- 見頃時期：9月下旬〜10月中旬
2. 郡山布引風の高原｜福島県
JR東北新幹線郡山駅から車で約90分、磐越自動車道磐梯熱海ICから車で約60分のところにある郡山布引風の高原。猪苗代湖の南に位置する標高約1,000mの高原で、磐梯山や猪苗代湖が一望できる絶好のロケーションです。日本最大級の風力発電所である33基の巨大風車の下、夏はヒマワリが咲き誇ります。
見る場所や角度によって、風車の背景が猪苗代湖や空に変わるのも魅力です。夏はひまわりが咲き乱れ、花と風車を眺めながらウォーキングコースを散策する観光客でにぎわいます。郡山布引風の高原を訪れる際は、事前に開花状況などを確認することをおすすめします。
- 住所 ：福島県郡山市湖南町赤津字馬頭原
- 営業時間：9:00～17:00
- 見頃時期：8月中旬〜9月上旬
3. 明野ひまわり畑｜山梨県
広さ約4ヘクタールの畑に約100万本の八重ひまわりが咲き誇る明野ひまわり畑。北杜市明野サンフラワーフェスでは例年、ステージライブ、飲食ブース、持ち帰りができる切花園などが設けられます。詳細は随時更新されるホームページをご確認ください。
今年は2024年8月24日(土)〜9月1日(日) の期間での開催が予定されているため、開花状況は事前に確認してから行きましょう。
- 住所 ：山梨県北杜市明野町浅尾5664
- 営業時間：8:00-17:00
- 見頃時期：7月下旬～8月下旬
4. 山中湖花の都公園｜山梨県
山中湖花の都公園は、約30ヘクタールの敷地をもつ広大なエリアを有する公園です。8月上旬〜下旬には雄大な富士山を背景に約12万本のひまわりが咲き乱れます。この光景はSNS映えスポットとしても有名で、見頃の時期には多くの観光客でにぎわいます。園内は無料の「花畑・農園エリア」と有料の「清流の里」に分かれ、ひまわり畑は無料で見ることができるのが嬉しいポイントです。
春はチューリップ・ネモフィラ、夏はひまわり・百日草、秋にはコスモスとマリーゴールドが咲き誇る山中湖花の都公園では、ひまわりが8月上旬〜8月下旬の期間で見頃を迎えます。
- 住所 ：山梨県南都留郡山中湖村山中1650
- 営業時間：9:00～16:30 ※火曜日定休
- 見頃時期：8月上旬～8月下旬
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5. 志摩市観光農園｜三重県
志摩市観光農園は、コスモスやネモフィラ、ヒマワリ、コキアなどの季節の花が開花する時期に合わせて開園します。訪れる際は必ず、開園期間をホームページ等で確認しましょう。緩やかな斜面で色とりどりの花を楽しむことができます。
ドラえもんの「どこでもドア」など、SNS映えするフォトスポットが多数あり、普段見ることができない背の高いひまわりが咲く眺めは圧巻です。
2023年は約10万株が3,000平方メートルの斜面に植えられており、写真を撮って楽しめる仕掛けがあるフォトスポットが複数用意されていました。年々規模が大きくなっており、大人は入園料300円、中学生以下は無料で入ることができるので、驚きのコストパフォーマンスです。
- 住所 ：三重県志摩市磯部町穴川
- 営業時間：9:00～17:00 ※季節の花の開花時期に合わせて開園
- 見頃時期：7月中旬～8月下旬
6. ひまわりの丘公園｜兵庫県
年間70万人もの人が訪れ、夏には40万本のひまわりが、秋には400万本のコスモスが「花のじゅうたん」のように咲き誇るひまわりの丘公園。入場料は無料で老若男女が楽しめる公園です。
園内には御影石で出来た「ひまわりの塔」という公園のシンボル塔があります。「わんぱく広場」には四季折々の花壇、大型遊具があり子供連れの家族から、年配の夫婦まで幅広い人の笑顔で溢れています。他にも多目的広場、遊べる噴水、小野の特産品が集まる「サンパティオおの」「物産館オースト」などがあります。緑と花に囲まれた、のんびりと遊ぶことのできる大人気の公園です。
- 住所 ：兵庫県小野市浄谷町1545−321
- 営業時間：8:30～17:00
- 見頃時期：7月下旬～8月中旬
7. 魚津ケ崎公園｜長崎県
長崎県西部にあり、佐世保からも近い西海国立公園。九十九島をはじめ、大小の島々と海を一望できる魚津ヶ崎公園は、夕日の名所としても知られています。春になると、約400万本の菜の花が見頃を迎え、海を背景に写真を撮ったりと観光客でにぎわいます。菜の花が終わるとアジサイ、夏はひまわり、秋はコスモスへと姿を変え、色とりどりの花が咲き誇ります。
夏は約10万本のひまわりが一斉に咲き乱れ、青い海を背景に、あたり一面、まるで鮮やかな黄色のじゅうたんを広げたかのようなフォトジェニックな光景が広がります。見頃のシーズンには観光客でにぎわいを見せます。
- 住所 ：長崎県五島市岐宿町岐宿
- 営業時間：9:00～17:00
- 見頃時期：7月中旬～8月中旬
日本のひまわり畑を見に行こう！
ここまで日本全国の厳選したおすすめひまわり畑を紹介してきました。開花時期に合わせて開園している施設や年中無休で開園しているところなど、場所によって様々なので、訪れる際は事前にホームページを確認することが必須です。開花エリア特有の楽しみ方があるので、それぞれのベストシーズンを見つけて訪れてみてはいかがでしょうか。
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