この記事では、日本全国おすすめのバラ園を紹介します。また見頃のシーズンや品種など、エリアによって異なるため解説していきます。
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日本のバラのシーズンは？6月は見れる？
日本でバラを見るのであれば、見頃のシーズンに訪れたいものです。日本では一体いつが見頃なのか、徐々に色づいてくるのはいつなのか解説していきます。
日本のバラのシーズンは？
1年に2回見頃を迎えるバラ。春のバラは6月上旬頃から徐々に色づき始め、7月にかけて見頃を迎えます。秋のバラは9月から色づき始め、10月にかけて見頃を迎えます。
エリアによって開花時期に差があります。南の温暖な地域では北のエリアよりも早く色付くため、旅行スケジュールを立てるときはその点も踏まえて計画を練りましょう。
日本のバラはどこで見られる？
基本的に日本全国で見られますが、見る地域によって品種や色が異なるため、花の印象が大きく変わります。以下の章で解説していきますので、訪れる際の参考にしてみてください。
1. 北海道｜いわみざわ公園
北海道のいわみざわ公園では園内に、約4万平方メートルの広さのバラ園があります。そこには、北海道原産のバラの原種であるハマナスと約630品種、約8,000株のバラが咲き乱れ、一面を美しく彩ります。
ウェルカムローズガーデンには、シュラブローズやフロリバンダローズなどの繰り返し咲く性質の花が植えられているので、美しいバラたちを存分に楽しむことができます。
見頃は6月中旬〜7月中旬頃と9月中旬〜10 月中旬頃で、山の紅葉を背景に映える秋バラも素敵なので、季節を越えて楽しむことができます。
- 住所：北海道岩見沢市志文町794
- 営業時間：9:00～17:00
- 見頃の時期：6月中旬～7月中旬・9月中旬～10月中旬
2. 茨城県｜いばらきフラワーパーク
”見る・香る・味わう・触れる・聴く”をコンセプトに、バラを五感で楽しめる、いばらきフラワーパーク。2021年にリニューアルして、さらに魅力的なバラ園へと生まれ変わったのでぜひ訪れてみてください。。
園内には約900種のバラが咲き乱れており、赤・ピンク・黄・白などと色鮮やかに咲き誇ります。春のバラは5月中旬〜6月中旬で秋のバラは9月下旬〜11月上旬が見頃です。
目で見るだけでなく、さまざまな楽しみ方ができて五感を刺激するのが魅力的なスポットです。
- 住所：茨城県石岡市下青柳200
- 営業時間：9:00～17:00
- 見頃の時期：5月下旬～6月中旬・9月下旬～11月上旬
3. 群馬県｜敷島公園バラ園
切りバラ生産が盛んな前橋市にある、敷島公園バラ園。2008年にリニューアルして以来、中世ヨーロッパの宮廷庭園を思わせるローズガーデンとして生まれ変わっています。
約600種7,000株のバラ花壇やイングリッシュガーデンがあり、見頃に合わせてばら園まつりを開催しています。期間中にはライトアップが行われ、昼間とは違う表情の花々を楽しむこともできます。
バラ園の一角にあるバラやパネル展示によるバラの歴史を学べるコーナーもあり、知識を深めることもできます。
- 住所：群馬県前橋市敷島町262
- 営業時間：9:00〜17:00
- 見頃の時期：5月中旬～6月上旬・10月下旬～11月上旬
4. 東京都｜旧古河庭園
東京都北区にある、重厚な洋館の敷地内にある旧古河庭園。この洋風庭園には、約100種200株ものバラが咲き誇り、四季折々の植物と同時に非日常な絵画的景観を楽しむことができます。春は5月中旬〜6月下旬頃まで、秋は10月中旬〜11月下旬頃までが見頃で多くの観光客でにぎわいます。
バラの見頃に合わせてバラフェスティバルが開催されていて、音楽会や庭園ガイドなどのイベントも同時に行われます。華やかで芳醇なバラの香りを楽しみながら、優雅なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
- 住所：東京都北区西ヶ原1-27-39
- 営業時間：9:00～17:00
- 見頃の時期：5月中旬～6月下旬・10月中旬～11月下旬
5. 山梨県｜山梨県立フラワーセンター・ハイジの村
アニメ「アルプスの少女ハイジ」の世界観が楽しめるテーマビレッジ、ハイジの村。ここの最大の特徴は230mの日本一長いバラの回廊があること。このエリアは SNS映えスポットと
しても人気で、多くの観光客でにぎわいを見せています。訪れるのに最もおすすめの季節は、6月のバラのシーズン。園内は色鮮やかなバラに包まれ、1,200品種、約7,000本のバラが咲き誇っています。赤・紫・黄・ピンク・白などカラフルなバラに包まれて美しい風景が広がっています。
園内にはレストランやお土産屋もあります。特におすすめなのが「ローズソフト」です。バニラ味がベースでふんわりとバラの香りが漂うソフトクリームなので、園内を歩き疲れた体に癒しを与えてくれます。
- 住所：山梨県北杜市明野町浅尾 2471
- 営業時間：9:00～18:00（4月1日～7月31日/8月1日～11月30日）
- 9:00～21:00（12月1日～12月31日）
- 9:00～17:00（1月2日～3月31日）
- 見頃の時期：5月下旬～6月
6. 兵庫県｜神戸市立 須磨離宮公園
神戸の中心から近く、ベッドタウンとして知られる神戸市須磨区。市民の憩いの場ともなっているのが、須磨離宮公園です。実はここの前身は、皇室の別荘「武庫離宮」。今も洗練された雰囲気を園内に残しています。
特に見ごたえがあるのが、欧風噴水庭園にある王侯貴族のバラ園。春と秋には園内で約300種、4,000株のバラが開花します。シンメトリーにデザインされた庭園をレストハウスから眺めると、まるでヨーロッパにいるような気分に。異国情緒あふれる神戸の街歩きと合わせて、ぜひ訪れたい公園です。
- 住所：兵庫県神戸市須磨区東須磨1-1
- 営業時間：9:00〜17:30 ※5月11日～6月2日までの土日は18時まで開園
- 見頃の時期：5月初旬～5月下旬・10月中旬～11月中旬
7. 兵庫県｜荒牧バラ公園
広さ約1.7ヘクタールの園内に約1万本のバラが咲き誇る、兵庫県の荒牧バラ公園。5月〜6月と10月〜11月にかけて見頃を迎え、約250品種のバラを堪能することができます。
伊丹市でつくられ、世界的にも有名な天津乙女やマダム・ヴィオレといった品種のコーナーや、伊丹市が姉妹都市関係を結んでいるベルギーのハッセルト市にちなんだコーナーなどがあるのも特徴です。
- 住所：兵庫県伊丹市荒牧6-5
- 営業時間：9:00〜17:00 ※5月15日～6月30日は9:00～18:00（火曜は17:00まで）
- 見頃の時期：5月中旬～6月中旬・10月中旬～11月中旬
8. 鹿児島県｜かのやばら園
日本最大級を誇る、鹿児島県随一のバラ園、かのやばら園。8haの敷地内に約35,000本のバラが咲き、毎年見頃の時期には多くの観光客でにぎわいます。鹿児島県の温暖な気候から、他の県よりも早く見頃を迎えるのが特徴で、5月上旬のゴールデンウィーク頃がベストシーズンです。他のエリアよりも一足先に素敵なバラの風景を堪能することができます。
オリジナルのバラ「プリンセスかのや」をはじめ、春のシーズンには、たくさんのバラが咲き誇りますよ。園内には、バラカレーやバラソフトなどが食べられるレストランや、バラにまつわるグッズを取り揃えた売店などもあり、一日中バラの魅力を満喫できます。
一面に咲くバラでロマンチックな気分を味わえることから、2006年には「恋人の聖地」にも認定されました。ぜひカップルやご家族で訪れてみてくださいね。
- 住所：鹿児島県鹿屋市浜田町1250
- 営業時間：9:00～17:00
- 見頃の時期：4月下旬～6月中旬、10月下旬～11月
日本のバラ園の名所を訪れてみよう！
華やかな印象で、見るものを魅了するバラ。日本全国には数々のバラ園が存在し、中には世界規模を誇る名所もあります。さらに、バラの香りには気分をリラックスさせる効果もあるので、癒しを求めている方にピッタリ！
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