「旅を楽しくする」をテーマに、旅の目的や過ごし方に合わせた滞在を提案する「星野リゾート」が展開する「OMO7大阪」は大阪市浪速区に2022年4月に開業しました。ガイドブックを読むだけでは分からない、とっておきの街の楽しみ方を提案していたり、街にちなんだフード&ドリンクを提供するなど、宿泊者が地域の魅力を発見し、つながりを持てるようなユニークなサービスを提供しています。当記事では、そんな「OMO7大阪 by 星野リゾート」ならではの魅力を徹底紹介します!
「なにわラグジュアリー」を体感できる新感覚のホテル
「OMO」とは星野リゾートが展開しているホテルブランドのひとつ。今回紹介する「OMO7大阪 by 星野リゾート」は、「笑い」と「おせっかい」 を採り入れた大阪らしいおもてなしと、洗練された空間と上質なサービスが織りなす「なにわラグジュ アリー」を体感できるホテルです。大阪は落語や漫才が昔から盛んで、大阪人も日常で「笑い」を大切にしています。また、大阪は「人情の町」と言われ、お店のスタッフや通行人が、客や通りがかりの人に必要以上のサービス精神で接することがしばしば。この行動は「おせっかい」と言われますが、人の世話を焼きたがる大阪人の情の深さを示します。
この2つの相反するものを掛け合わせることで、当ホテルのコンセプト「ほれてまうわ、なにわ(関西弁で『惚れてしまう、なにわ』の意味)」を宿泊者に感じてもらい、当ホテルならではの旅を提案しています。新世界・通天閣は徒歩圏内、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへは無料往復シャトルバスでアクセス(要予約、所要約30分)でき、大阪観光初心者さんにもベストなロケーションです。客室は全436室 、モーニングビュッフェ、ディナーを提供するレストランのほかに、カフェテリアもあります。
朝食は、和洋食のビュッフェスタイルで提供しています。自慢の逸品は、オリジナルのタレに大阪木津卸売市場から仕入れたたっぷりの魚介を漬け込み、だし巻き卵と一緒にご飯に盛り込んだ「だし巻き海宝丼」で、ライブキッチンで提供しています。
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全8タイプ、ユニークな客室が勢ぞろい!
客室は 8 タイプあり、バリエーションが豊富で旅のスタイルにあわせて選ぶことができるのが魅力です。
一般的なツインルーム、キングルーム、デラックスルーム以外に、二面の大きな窓から大阪の街を独り占めできる「コーナーツインルーム」、愛犬と宿泊できる、「ドッグフレンドリーツインルーム」などもあります。そして、大人数でのファミリーやグループ旅の場合は、秘密基地のよう にもぐりこめて、2段のベッドスペースがある「だんだんルーム」やキッチンやウォークインクローゼットが付いた「OMOハウス」がおすすめです。
中でも、ユニークで注目すべきなのが「いどばたスイート」です。リビングには大阪の代表的な観光スポットが描かれた「OSAKAボード」があり、客室名「いどばた=井戸端」会議のように、リラックスした雰囲気で話かができる ようにと、「OSAKAボード」の前に大きなテーブル、ソファをレイアウトしています。また、四隅にあるベッドスぺースはそれぞれ仕切りがあり、プライベートな空間で寛ぐことができます。最大6名まで宿泊できるので、家族連れにもおすすめです。
また客室内にペットボトル入りウォーターではなくウォータージャグを設置、シャンプーなどはポンプボトル化にするなど、環境にやさしい取組みを進めています。
ガーデンエリアや大浴場、パブリックスペースなど館内施設が充実
当ホテルならではの注目の館内施設は3箇所。1つ目はガーデンエリア「みやぐりん」です。約 7,600 平米という広大な敷地に、芝生広場、それを囲う段々のデッキテラスや散策路などがあり、都会にいながらリラックスした時間を過ごすことができます。そこでは、毎晩19:30~22:00、宿泊者限定のイベント「PIKAPIKAぴかぴかNIGHTないと」を開催しています。トラやフグなど、大阪らしいアイコンのネオンアートを東屋に設置したり、建物の壁面を覆う外装膜に花火を打ち上げる「PIKAPIKA ファイアワークス」があったり…と、ユニークな演出がたくさん。たこ焼き発祥のお店「会津屋」の職人が目の前で焼いた「たこ焼き」と大阪の醸造所で作られた「クラフトビール」も無料提供しています。芝生広場に座って本を読んだり、テラス席で旅の計画を立てたり、思い思いに過ごす場所として活用できます。また、入口部分の地上からホテルの2階に向けて、なだらかに上がっていく作りになっており、室内からも緑豊かな景色を眺めることができます。
2つ目は、温浴棟「湯屋」。天井部分には外に通じる開放的な天窓があり、外から差し込む光をやさしく反射する浴室は白い異空間のよう。湯上りにはアイスキャンデー(無料)を提供しています。
3つ目は、パブリックスペース「OMO ベース」です。全長約85メートルと開放感ある「OMOベース」には、ホテルが立地するエリアの情報がつまった「ご近所マップ」、OMO カフェ&バル、OMO ダイニング、ライブラリーラウンジがあり、宿泊者が旅の合間に情報収集したり、寛いだり、思い思いの楽しみ方ができます。
ガイドツアーの開催や大型マップの設置などを通じてご近所の魅力を発見
ホテルから徒歩圏内の「街」を知り、新たな発見や出会いを通して「街」に溶け込むことを サポートする「Go-KINJO」を展開していることも当ホテルならではの魅力です。スタッフが実際に足を運んで見つけてきた、ガイドブックには載っていない、ご近所でおすすめのお店やディープなスポットを紹介する大きなボード「ご近所マップ」を設置したり、大阪の下町として知られる「新世界」をご近所ガイド「OMOレンジャー」と散歩しながら巡るツアー「ほないこか、ツウな新世界さんぽ(英語対応可能)」などのアクティビティを催行しています。
また、ホテルは英語対応スタッフが常駐しており、客室内には英語・中国語・韓国語対応の館内冊子があります。また自動チェックイン機にQRコードがあるので、日本語がわからなくても簡単にチェックインできます。「玉ねぎやうずら」など、串カツをイメージしたロッカーナンバーがランダムにレイアウトされているロッカーなど、宿泊者を楽しませてくれる工夫がたくさん。また、チェックインの待ち時間などの隙間時間にスマホの充電ができるスペース「充電カウンター」もあります。
国内初となる外装に膜を張り、 環境に配慮した技術を建築に導入
環境への取組みも注目すべきポイントです。当ホテルの建物の壁面を覆うように、外装に 5,265 枚の白い膜が張られており、外皮遮熱による日射負荷の低減およびヒートアイランド現象の緩和につながっています。膜がない場合と比較をした検証結果によると、窓から入る日射量を 30~45%軽減できたそう。また、「PIKAPIKAぴかぴかNIGHTないと」では、この外装膜へ調光・調色をした約 13,000 個の LED 照明などLED照明の間接光を線状照射で当て、間接光を線状照射で当て、映像として見せています。一般的 なプロジェクションマッピングとは異なり、間接的に光を当てるため、光源が目に入らず、柔らかな見え方となるのが特徴です。
Spot Information
- 名称:OMO7 大阪 by 星野リゾート
- 所在地: 〒556-0003 大阪府大阪市浪速区恵美須西 3 丁目 16-30
- アクセス:JR・南海電鉄新今宮駅目の前、 Osaka Metro 御堂筋線・堺筋線動物園前駅・阪堺電気軌道新今宮駅前駅から徒歩 3 分
- チェックイン:15:00
- チェックアウト:11:00
- 対応言語:英語
- 公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo7osaka/
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