2023年11月、東京の最新スポット、麻布台ヒルズがオープンしました。独特のデザインと構造なので、今回は、初めて行く際迷子にならないように麻布台ヒルズを徹底紹介!編集部員が実際に取材を行い、外国人旅行者にもおすすめの買い物やグルメスポットと散策のコツを案内します。
※記事で紹介した商品を購入したり予約をしたりすると、売上の一部がFUN! JAPANに還元されることがあります。
「麻布台ヒルズ」のコンセプトは「Green & Wellness」
麻布台ヒルズは、81,000㎡におよぶ区域面積に、24,000㎡の緑地を整備し、ショップやレストラン、オフィス、住宅、ホテル、マーケットなどの商業施設、ギャラリーなどの文化施設、インターナショナルスクールや予防医療センターなど多様な都市機能が集結した「コンパクトシティ」です。
緑に包まれ、人と人をつなぐ広場のような街 -Modern Urban Village-” をコンセプトに、人々が自然と調和しながら、安全かつ健康で豊かに生きることができる街を目標に再開発してきました。実際、今回取材した店舗にも、健康に関連した商品やメニューがたくさん置かれていました。
麻布台ヒルズは文化施設も充実! 買い物をはじめ、グルメやアートも楽しめる
麻布台ヒルズは、買い物やグルメなど150店舗が出店している商業施設 「ガーデンプラザ」や「タワープラザ」から、菜園・果樹園など緑づくりの「中央広場」、住宅やホテルがメインに集結する「レジデンス」、オフィス施設の「森JPタワー」、インターナショナルスクールの「ブリティッシュ・スクール・イン東京」に分かれています。その中、桜麻通りがあり、春には散策がてら桜鑑賞するのもおすすめです。このように、麻布台ヒルズは、都心にいながら緑に囲まれ、自然と調和した街になっています。
また、アートギャラリーなどの文化施設も充実しています。 中央広場を中心に奈良美智(なら・よしとも)氏などアーティストによるパブリックアートの設置や、美術館仕様の設備を備える「麻布台ヒルズギャラリー」、お台場から移転開館する世界中にも人気の「森ビル デジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」などが見どころです。
ここからは麻布台ヒルズのエリア・施設を3つ厳選してご紹介します。
ガーデンプラザ:アート施設やレストラン・カフェ、ラグジュアリーブランドが集合するエリア
麻布台ヒルズのガーデンプラザはA、B、C、Dのエリアから構成されています。各エリアにB1から1Fまたは2Fまであり、トップクラスのラグジュアリーブランドやレストランが軒を連ねる「ラグジュアリーストリート」(2024年2⽉以降、順次開業予定)や心身のウェルネスの提案を行うビューティーゾーン、カジュアルながら高品質で個性あふれるレストラン・カフェ、スイーツの名店など約80店舗が点在しています。
特に注目はB1Fで、地下連絡通路「セントラルウォーク」があり、各エリアを繋ぐ共通エリアになっています。このエリアには、スイーツ&カフェの人気店舗、お土産に最適な商品を販売するショップ、カジュアルで日常使いしやすいレストランなど飲食店が充実しています。
そのほか、ガーデンプラザCには34軒の日本食にこだわる食品の専門店が並ぶ「麻布台ヒルズマーケット」(2024年1⽉下旬開業予定)、ガーデンプラザAにはアート作品を楽しめる「麻布台ヒルズギャラリー」、ガーデンプラザBには「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」(2024年2⽉開業予定)があります。
麻布台ヒルズ「ガーデンプラザ」のおすすめスイーツ&カフェ、お土産
中村藤吉麻布台(ガーデンプラザB B1F)
日本茶の専門店「中村藤吉」の定番商品で人気のミクスチャ「抹茶とミルク」はもちろん、ここでしか飲めない日本茶を使ったドリンクメニューや麻布台店限定の「おうちでまるとパフェ」なども提供しています。また、抹茶味がしっかり濃く、ほどよい甘さで、滑らかな舌触りの抹茶チョコレート「オチャノタネ」はお土産として最適です。
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アラビカ東京(ガーデンプラザB B1F)
「%ARABICA」は世界21カ国に164店舗を運営するまで成長をしている本格的なコーヒーブランド。このガーデンプラザの店舗が東京で初の出店となります。練乳入りの「Kyoto Latte」は濃厚の珈琲にほんのりとした甘みが魅力です。店内一面が白い空間で、洗練されていて都会的。
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日本橋 千疋屋総本店(ガーデンプラザB B1F)
1834年創業、日本最古の果物専門店となる「日本橋 千疋屋総本店」。「フルーツサンドウィッチ」や「フルーツパフェ」はどれも果物が新鮮で、クリームが果物の甘さを引き立てており、とてもおいしかったです。また、ギフトパッケージのヴィーガンクッキーは、健康志向な方へのお土産として良いでしょう。
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ショウダイビオナチュール(ガーデンプラザB B1F)
オーガニック、ヴィーガン、グルテンフリーのお菓子ブランド。花びらのようなチョコレート「ペタル」シリーズが写真映えし、FUN! JAPAN編集部のイチオシです。一枚一枚違う味わいで、食べると口の中で優しく溶けていきます。ヴィーガンのペタル商品でもチョコレートの濃厚な味わいがしっかり楽しめるのがお店の自慢です。
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鈴懸(ガーデンプラザC B1F)
創業九十余年の福岡和菓子老舗「鈴懸」には厳選した自然素材で作られた和菓子が販売しています。鈴の形になっている「鈴乃最中おてづめ」は、最中皮に甘さ控えめの 小豆餡を入れた菓子で、 見た目から味まで日本らしさが溢れた一品です。
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クリオロ(ガーデンプラザB B1F)
チョコレートやケーキ、焼き菓子をバリエーション豊富に展開する洋菓子の店。お土産として友達にあげたくなる上品で可愛いパッケージの洋菓子はもちろん、ソフトクリームも提供しています。濃厚なミルク味のソフトクリームにたっぷりかけられたフルーツソースが絶妙にマッチ。麻布台ヒルズ限定の3種類のケーキ「シュシュ」も見逃せなく!
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タワープラザ:ライフスタイル、ファッション、ダイニングのショップが集結するエリア
タワープラザは、日本一高い超高層ビル「森JPタワー」のB1から4Fの低層階に位置する商業エリアのこと。 ショップやレストラン・カフェ、コンビニ、フィットネス、郵便局など多彩な業態が約60店舗集結しています。
B1から4Fには「衣・食・住」をトータルで提供する大型ライフスタイルショップや大型書店、フラワーショップなどのほか、最旬のトレンドを体感可能なファッションのセレクトショップや専門店、ジュエリーショップなどが揃っています。3Fは幅広いジャンルで「東京の食」を体感させるレストランが集まるフロアです。
麻布台ヒルズ「タワープラザ」には和食料理店や洋風のレストランがたくさん!
カウンター席の寿司屋「鮨 麻布」、盆栽を飾る独特な内装雰囲気の蕎麦屋「蕎麦前 山都」、高品質な日本国産牛肉を目の前に焼いてくれる好評の焼肉屋「YORONIKU TOKYO」、店内照明や料理が写真映えの「おちあいろうステーキハウス東京」、ビーガンメニュー豊富の「ラシーヌ」や日本国産牛で作られたハンバーガー専門店の「SHOGUN BURGER」など洋風のレストラン、さらに居酒屋や和食料理店もあります。メインダイニングのお店を探す時は、3Fで探すのがおすすめです。
FUN! JAPAN編集部が8軒のお店を厳選して紹介する記事はこちら👉麻布台ヒルズ レストランまとめ
「中央広場」:麻布台ヒルズのGREEN&ART
中央広場には6,000㎡の緑地が整備されています。四季ごとに表情を変える約320種の多様な植栽が広がり、さらに菜園・果樹園などもあり、広場全体が緑豊かでとっても開放的な雰囲気!都心にいながら、自然と調和した街を目指しているそうです。 オラファー・エリアソン氏といった世界的アーティストの作品を森美術館が選定して、キュレーションを手掛けた4つのパブリックアートを設置しています。
また、中央広場は飲⾷・物販店舗が出店する「AZABUDAI HILLS CHRISTMAS MARKET 2023」など期間限定のイベント会場として使われています。買い物やグルメはもちろん、イベントに合わせた照明デザインや飾りを背景に自撮りをとるのも楽しそうです。
迷宮みたいな麻布台ヒルズを徹底分析!散策のコツやおすすめルートを紹介
麻布台ヒルズの施設はそれぞれ違う建物に点在していて、各エリアの入口と出口が多く、迷子になりやすいですので、実際に行って感じた散策する際のコツをご紹介します。
麻布台ヒルズのおすすめ回り方
- コツ①: 行きたいお店が「ガーデンプラザのB1階」、「タワープラザのB1階」、「レジデンスの1F階」にある場合、それぞれのエリアと繋がっている地下連絡通路「セントラルウォーク」を利用して移動するのがおすすめです。また、両端が神谷町駅と六本木一丁目駅に直結しているので、帰るときにも「セントラルウォーク」を目指しましょう。
- コツ②: ガーデンプラザの 1F(地上階)の店が建物の外側に位置する場合、 建物の内部からエスカレーターを利用するよりは、一回建物を出て外から探した方が分かりやすいです。
また、麻布台ヒルズのおすすめルート・回り方としては、2つをご紹介します。
麻布台ヒルズのおすすめルート
- ルート①: ショッピング中心の場合は、雑貨やファッションのショップが集まるタワープラザを回ってから、ガーデンプラザに行く。
- ルート②: お土産中心、またはアート中心の場合は、お土産やグルメのお店、ギャラリーが集結する「ガーデンプラザ」を先に回ってから「タワープラザ」に行く。
道が分からない時には、「タワープラザ B1」または「ガーデンプラザA B1」にあるインフォメーションカウンターに聞いてみましょう。また、無料Wi-Fi(Hills Wi-Fi)やコインロッカー、郵便局、ベビーカーレンタルサービス、車イスレンタルサービスもあるので、観光客に対しても使いやすい施設です。
麻布台ヒルズへのアクセス。最寄り駅は?
麻布台ヒルズへ行くなら、東京メトロ日比谷線「神谷町駅」、または東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」を利用しましょう。「神谷町駅」の5番出口は地下通路「セントラルウォーク」と直結なので、一番近くて便利です。「レジデンス」が目的地でしたら、「六本木一丁目駅」の場合は2番出口から「セントラルウォーク」で徒歩約4分です。また、麻布台ヒルズは東京タワーや六本木など人気観光地に近いので、観光の後についでに遊びに行くのもいいでしょう。
Spot Information
- 名称:麻布台ヒルズ(AZABUDAI HILLS)
- アクセス:
- 東京メトロ日比谷線 神谷町駅(5番出口)直結
- 東京メトロ南北線 六本木一丁目駅(2番出口)から徒歩4分
- 東京メトロ日比谷線 六本木駅(3番出口)から徒歩10分
- 都営大江戸線 六本木駅(5番出口)から徒歩10分
- 都営大江戸線 麻布十番駅(6番出口)から徒歩10分
- 東京メトロ南北線 麻布十番駅(3番出口)から徒歩11分
- 都営三田線 御成門駅(A6出口)から徒歩11分
- 営業時間:
- レストラン&マーケット:11:00〜23:00
- ショップ:11:00〜20:00
- ※店舗により営業時間を変更させていただいております。詳細は各店舗ページをご確認ください。
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