【東京】寿司屋『板前寿司』が『東京寿司ITAMAE SUSHI』へ進化!新鮮な本まぐろを手頃な価格で!?

東京都内でコスパ抜群の江戸前寿司を提供する人気寿司店『板前寿司』。2023年11 月1 日より、その10 店舗の内、7店舗の店名が『東京寿司 ITAMAE SUSHI』に変更となり、グランドメニューも刷新されました。港町や市場に行かなくとも、東京の都心にあるお店で手頃価格の新鮮な握り寿司が楽しめますよ!

今回、FJ編集チームは「東京寿司 ITAMAE SUSHI 赤坂店」への取材を敢行!おすすめの新メニューをご紹介します。

※当記事に登場する商品とその価格(税込み)はすべて2023年10月取材時のものです。内容が変更している場合がありますので詳細は各店舗の公式HPにてご確認ください。

「東京に来たら板前寿司」が共通コンセプト!東京湾の魚を使った美味しい「江戸前寿司」を提供

2007年の「板前寿司 赤坂店」開業以来、新宿や銀座、お台場など東京を中心に寿司屋を展開する『板前寿司』。2023年11月1日からは合計10店舗が『江戸湾直送 回転 東京すし街道 by ITAMAE SUSHI』、『板前鮨』、 『東京寿司 ITAMAE SUSHI』 の3ブランドに分かれ、ますます進化を遂げています。

この3つのブランドは、消費者のニーズに応じてそれぞれ違う形で運営されており、『江戸湾直送 回転 東京すし街道 by ITAMAE SUSHI』(お台場店)は回転寿司のお店。『板前鮨』(銀座ウォータータワー店と赤坂みすじ通り店)は平均約10,000円から注文できるおまかせコースを提供する高級寿司屋。そして今回取材に伺った『東京寿司 ITAMAE SUSHI』(上記以外の7店舗)は、お手頃な価格(約5,000円台)で握り寿司をメインに提供する寿司屋です。

「東京に来たら板前寿司」が3ブランド共通のコンセプト。かつて「江戸湾」と呼ばれていた東京湾は大自然に恵まれ、高級魚から身近な食卓の魚まで、脂ののった天然の魚がたくさん生息しています。しかし、東京湾で獲れる魚をメインに取り扱う寿司屋は実は多くはありません。そこで、この3ブランドでは、職人の高い技術で、東京湾の魚の美味しさを最大限に引き出して寿司にしています。まさにこれこそ「東京で東京の美味しい魚を食べること」の実現です!

新たなステージに向かって進化した『東京寿司 ITAMAE SUSHI』の魅力

今回、従来の店名『板前寿司』が『東京寿司 ITAMAE SUSHI』に変わり、職人の高い技術とまぐろへのこだわりがさらにグレードアップしました。

東京湾の魚に、職人技を加えた「江戸前寿司」

『東京寿司 ITAMAE SUSHI』では、東京湾の魚に、職人が手を加えて魚のおいしさを引き出します。

例えば、寿司職人が江戸時代から受け継ぐ伝統的な技の、皮目の下の旨味を引き出す「湯霜」、特製醤油で漬け込む「漬け」、火であぶって焦げ目をつける「炙り」、素材をふっくら仕上げる「煮る」、昆布の旨みと風味が加わる「昆布〆」、さっぱりとした仕上がりや魚の旨みを閉じ込める「酢〆・塩〆」など、高い技術で素材の旨味をさらに引き立たせるところがポイント。東京湾の魚を職人の技で握る寿司のことを「江戸前寿司」と言います。

天然の本まぐろへのこだわり

提供するまぐろの魚本来の味わいや香り、肉質の良さを昇華させるために、豊洲市場まぐろ仲卸「石司」から仕入れ、さらに扱うまぐろはすべて天然の本まぐろを使用しています。脂がのって甘味がある天然のまぐろは、養殖のまぐろと違って、夏はさっぱりとまぐろの本来の旨味と酸味、冬はしっかりとした脂ののりや甘味を味わえます。四季を通じて変化する天然ものならではのまぐろの味の違いが楽しめるのです。

『東京寿司 ITAMAE SUSHI』のおすすめメニュー

左上:江戸前天然真鯛昆布〆、右上:江戸前3貫セット
左下:和牛サーロインステーキ(炙り)、右下:板前本まぐろ刺盛り5-6人前

7店舗で展開されている『東京寿司 ITAMAE SUSHI』は回転形式ではなく、1貫から注文できる握り寿司を提供しています。東京湾で獲れる魚の中から厳選し、金目鯛や穴子、黒むつ、あじなど10種類以上の魚種から、「湯霜」や「漬ける」、「昆布〆」など各職人の技で握った寿司を選ぶことができます。

迷った場合はサラダとみそ汁付きの握りセットを選べば間違いなし!そのほか、日本国産の黒毛和牛を使用した肉寿司、手巻き、刺身、一品料理なども提供しています。

ここからは実際に試食した、『東京寿司 ITAMAE SUSHI』が自慢するグランドメニューをご紹介します。

金目鯛、真鯛、すみいかの握り寿司

左から:江戸前金目鯛湯霜仕立て、江戸前天然真鯛昆布〆、江戸前すみいか

程よく脂がのった金目鯛に「湯霜」という技術でさっと湯引きをして仕上げた「江戸前金目鯛湯霜仕立て」(298 円)は、身も皮も柔らかくて冷凍ものとまったく違い、新鮮な金目鯛の旨味を味わうことができます。

職人の技「昆布〆(昆布締め)」で真鯛の旨味を引き出す「江戸前天然真鯛昆布〆」(288 円)は、ほんのりした甘さと柔らかすぎず歯ごたえのある食感で美味しかったです。

「江戸前すみいか」(298円)のイカは歯切れが良く、食べやすいのが魅力!甘味と歯ごたえのある食感でイカのおいしさを最高に楽しめる一貫です。

いわし、黒むつ、穴子の握り寿司

左から:江戸前いわし 昆布乗せ、江戸前黒むつ 漬け、江戸前煮穴子 (タレ・山椒)

「江戸前いわし 昆布乗せ」(298円)は、いわしの旨味と昆布の甘味のバランスが絶妙でした。1枚のせた昆布によって、いわしの旨味が引き立ち深みのある味わいで、醬油をつけないで食べるのがおすすめです。

「江戸前黒むつ 漬け」(368円)は黒むつという希少で上品な脂ののった高級魚を、特製の醬油に漬けこむことで、黒むつの旨味を引き出した一品。鮮度が良いため食感はぷりぷり、漬けならではの風味がしっかりついていて、より一層美味く感じられます。

寿司屋の定番メニュー「江戸前煮穴子 (タレ・山椒)」(328円)は東京湾の本牧~小柴で獲れた上質の穴子を煮ることで、ふんわりした食感となり、山椒の香りと辛味をピリッと効かせた風味を味わえます。

天然本まぐろの握り寿司と手巻き

左上:天然本まぐろ赤身 漬け、右上:天然本まぐろ中とろ
下:天然本まぐろ 大とろ鉄火こんとび手巻き

「天然本まぐろ中とろ」(458円)は中とろの鮮やかな色合いと脂ののり具合が魅力的な握りです。柔らかくて、一口食べると口の中で脂がゆっくり溶けていくのですが、脂っこさはありません。この値段で新鮮で上質な中とろを食べられるなんて、コスパ最高ですね!

「天然本まぐろ赤身 漬け」(328 円)は酸味とコクがあり、赤身ならではの旨味が存分に味わえる一貫です。

「天然本まぐろ 大とろ鉄火こんとび手巻き」(1,580円)は大とろの甘味、きめ細やかな脂のうまみが口の中で広がります。

今回の取材では、養殖や冷凍ものではない「天然本まぐろ」を使用する店のこだわりが一番印象に残りました。まぐろ好きな方はお見逃しなく!

「東京寿司 ITAMAE SUSHI赤坂店」を予約して「江戸前寿司」を食べてみましょう!

左上:カウンター席、右上:テーブル席
左下:半個室風テーブルBOX席、右下:テーブルBOX席

今回取材した「東京寿司 ITAMAE SUSHI 赤坂店」の店内には、和を基調とした日本の伝統的なデザインとなっているカウンター席、5人までの半個室風テーブルBOX席、2人から最大8人まで座れるテーブル席、屋外のテラス席など計65席があります。

メニューに日本語の横に、英語、中国語(簡体字)、韓国語の記載もあるので、直接スタッフに注文することも簡単です。さらに、各寿司の特徴や職人の技、素材の仕入れまで多言語の説明がありますので、食べたことのない魚種でも気楽に食べ比べできますね。

お店で整理券を取って列に並ぶこともできますが、インターネットでの予約可能なので、「東京寿司 ITAMAE SUSHI」での食事の予定が決まりましたら指定の予約サイトで予約しておきましょう。また、TAKE OUTのコーナーが設置されていますので、持ち帰りのお寿司を購入してホテルで食べるのもおすすめです。

Spot Information

  • 名称:東京寿司 ITAMAE SUSHI 赤坂店
  • 住所:東京都港区赤坂3丁目10番1号 対翠館ビル1F
  • アクセス:地下鉄赤坂見附駅から徒歩1分/地下鉄千代田線赤坂駅2番出口から徒歩6分
  • 営業時間:
    • 店内営業:(火~土)11:30~翌03:30、(日祝月)11:30~23:00※ランチ 11:30~14:00
    • テイクアウト:(火~土)11:30~翌03:00、(日祝月)11:30~22:00
  • 定休日:不定休
  • 予算:(昼)約1,500円、(夜)約3,000~5,000円
  • クレジットカードの利用:可
  • 公式サイト&予約サイト:

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