琵琶湖でおなじみの滋賀県は、新鮮な魚はもちろん、全国的に有名な近江牛、野菜やフルーツも、おいしいものがいっぱいあります。
今回紹介するのは、そんな滋賀県の郷土料理「おあえ団子」。これは、豆腐、青菜、米粉などの材料でつくる団子で、豆腐や野菜などのまろやかさと、味噌などの調味料の旨味を楽しめる一品です。
しかも、野菜をたっぷり使用する料理で、ヘルシーで美味しいので、ぜひ参考にして作ってみてください!
レシピを紹介する前に、まずは滋賀県のおあえ団子について学んでおきましょう!
郷土料理(きょうどりょうり)とは?
郷土料理(きょうどりょうり)は、各地域の産物を上手に活用して、風土にあった食べ物として作られ、長年その土地で食べられてきた料理です。日本人のソウルフードでもあり、地域ごとの食文化が体験できるので国内グルメ旅行でも人気です。
おあえ団子について
おあえ団子は、滋賀県の守山地域、野洲地域に古くから伝わる郷土料理。豆腐にしいたけ、青菜、ニンジンなどの食材をすり混ぜて味付けた白和えに、米粉でつくった団子を和えたものです。一年を通じて手に入りやすい豆腐と野菜を使った白和えを、米粉団子に混ぜ合わせるこのおあえ団子は、主に法事の際に食される料理ですが、日常食としても食べられています。
なお、青菜を使って味噌和えにしたものは「くき団子」とも呼ばれています。
滋賀県のおあえ団子の説明はここまで。早速おあえ団子の作り方を見ていきましょう!
動画はこちらへ(cc字幕付き)👇👇👇
おあえ団子の材料(2人前)
- 米粉…50g
- もち粉…50g
- 人参…25g
- 木綿豆腐…150g
- 味噌…25g
- 小松菜…小1.5束
- しいたけ…1個
- 水…90ml
- ごま…10g
- みりん…7g
- 砂糖…25g
おあえ団子の作り方
- 米粉ともち粉に水を入れて、耳たぶくらいの固さになるまでよくこねます。
- 3㎝程度の円盤状に丸めて、沸騰したお湯で茹で、団子が浮き上がったら冷やし、米粉団子は完成。
- 豆腐は水切りして、キッチンペーパーで水気を抜きます。
- しいたけ、人参、小松菜は2㎝程度の長さに切って、塩で茹でして水を切っておきます。
- 容器に味噌、砂糖、ごま、みりんをよく混ぜてから、水切りした豆腐を加えて、混ぜます。
- 水切りしたしいたけ、人参、小松菜を入れて、混ぜ終わったら、和え衣は完成。
- 米粉団子を和え衣で包んだら、出来上がり!
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