「かっぱ橋のおすすめショッピングスポット- KAPPABASHI STREET 前編」に続き、かっぱ橋にある大人気のお店をご紹介!
今回は、庖丁だけで60種類1000点の品ぞろえ、オリジナルのフライパンなども人気の釜浅商店の魅力を徹底レポートする。
釜浅商店 – おしゃれで洗練されたレイアウト!お目当ての庖丁や料理道具が見つかるショップ
一般の人からプロまで、多くの人を魅了するかっぱ橋。
なかでも有名なお店と言えば明治41年(1908年)創業の老舗で、庖丁から釜、南部鉄器、行平(ゆきひら)鍋、フライパンなどの料理道具までを取り扱う釜浅商店だ。
庖丁売場と料理道具売場の2ビルに分かれたショップは、2020年に建て替えとリニューアルを終えたばかり!おしゃれで思わず長居したくなる人気店の各売場の魅力に迫った。
釜浅商店 庖丁売場 – 60種類1000点の品ぞろえでマイ庖丁買うのにも最適!
釜浅商店の庖丁売場は2フロア。
1Fには洋庖丁と和庖丁、そして砥石や調理に関する様々なグッズ、2Fにはその他の庖丁、たとえば中華庖丁や麵切り、マグロ庖丁などが陳列されている。
庖丁には大きく分けて2種類ある、洋庖丁と和庖丁だ。
洋庖丁は両刃で、素早く切ることに長けている庖丁。三徳庖丁やペティナイフなどの、肉にも野菜にも使える万能なもの、お肉の筋を切るための筋引や骨から肉を切り離す骨すき・ガラすきなどがある。
一方、和庖丁は片刃の庖丁だ。
食材の繊維を傷つけずに断面をきれいに仕上げられるのが特徴で、和食の場合、用途に合わせて庖丁を使い分けるため、魚を捌く出刃庖丁や刺身を引く柳刃庖丁などの種類がある。
釜浅商店の1Fでは庖丁が種類ごとにショーケースに並べられていて、気になる庖丁を実際手で持って感触や重さを確認しながら選ぶことができる。
壁には、プロから一般の方にも人気の洋庖丁や、和庖丁のコーナーもあり、刃の形状や大きさを見比べやすいのも魅力だ。
さらに、テーブルがまな板になっており、気になる庖丁で切る動作のお試しも可能。取材に伺った際も、外国人のお客さんが庖丁の使い心地を入念に確認していた。
庖丁以外の備品も充実で、砥石をセットで購入したり、フルーツナイフなどをおみやげにしたりする人も多いそう!
また、2Fには、中華庖丁や魚市場などでしかお目にかかれないマグロ庖丁などを観ることができる。
かっぱ橋の通りを見渡せる休憩スペースがあり、家族連れでの買い物にも便利そうだ。
釜浅商店 料理道具売場 – 玉子焼器や行平鍋など日本ならではの調理器具がいっぱい!
庖丁売場の隣のビルは料理道具売場。自然光が入り込む明るい店内とおしゃれな内装は、「老舗の料理道具専門店」というイメージを見事に覆される。
かっぱ橋の専門店というと、様々な商品やサイズ違いが積み重なって陳列されているイメージがあるが、ここは商品の見やすさ、陳列の分かりやすさを意識したレイアウトで、ほしい物の場所が一目瞭然!じっくりと商品を見比べることができる。
入り口から入って1Fでまず目に入ってくるのは、鍋類やフライパン!
職人さんが打った鍋や、釜浅商店オリジナルの鉄のフライパン、そして日本ならではの玉子焼器を買っていく人も多いそう。
また、銅のおろし金やバット類も人気商品。特にバット類はサイズ展開が豊富なので、サイズ違いで購入していく人も多いらしい。
そして階段には壁一面にトング類が!焼肉のトングなど、使いやすくて置いたときに先がつかないようになっているのもMADE IN JAPANならではで好評なのだそう。
2Fにはより専門的な機器や業務用サイズの商品を多く陳列されている。普段はなかなか見る機会がない、日本の飲食店の調理機器類を見られるのもかっぱ橋ならでは。
なお、釜浅商店では、一定条件を満たしてパスポートを持っていれば、合羽橋店各売場で免税のお手続きが可能だ。また英語、フランス語の外国語対応も行っている。詳細は公式サイトをチェックしてみて!
Shop information
- 釜浅商店
- 住所:東京都台東区松が谷 2-24-1
- 営業時間:10:00 〜 17:30
- 定休日:年中無休(年末・年始を除く)
- アクセス:東京メトロ銀座線「田原町」駅より徒歩8分、つくばエクスプレス「浅草」駅からは徒歩6分
- ※毎月末日は社内研修のため16:30に閉店いたします。
- URL:https://www.kama-asa.co.jp/en/
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