『ソニック』『龍が如く』などで知られるセガ。日本を代表するゲーム会社のひとつであり、日本人なら誰もが一度はセガのゲームをプレイしたことがあると言っても過言ではない。今回、特別な許可をもらい、セガ本社の取材が実現！数々の名作が生み出される“聖地”に、FUN! JAPANのゲーム大好き社員たちが訪問してきた～。
「セガ」の歴史：ソニック、プリント俱楽部などがブームに
セガは2022年に設立62年を迎えた日本のゲーム会社だ。設立初期はジュークボックスや業務用アミューズメント機器の製造・販売などを行い、1980年代には「メガドライブ」などの家庭用ゲーム機やゲームセンターでおなじみの「UFOキャッチャー🄬」も生み出した。
1990年代には「セガサターン」「ドリームキャスト」など数々のゲーム機、撮影した写真がシールになるプリクラの元祖「プリント倶楽部」などを発売。家庭用・業務用の両方で不動の地位を確立し、日本を代表するゲーム会社として海外でも愛されている。
セガ はハードのみならず、ゲーム作品も数多く世に送り出している。ハリネズミが主人公のアクションゲーム『ソニック』シリーズ、可愛いパズルゲーム『ぷよぷよ』シリーズ、日本の歓楽街を舞台にした『龍が如く』シリーズ などがその代表。既存の枠組みにとらわれず、多種多様なゲームを生み出していることが、この３作品からも分かるだろう。
ゲーム好き日本人にとって「セガ」ってどんなイメージ？
ゲーム好き日本人女性の筆者が抱くセガのイメージは、「クールで近未来的な会社」。まず、セガのゲームはとにかくキャラクターと世界観がかっこいい！ソニックをはじめ、『ペルソナ』や『真・女神転生』シリーズはSFや異世界の要素があり、映画を観るようにゲームの世界に没入できるのが魅力だ。
時代の先を行くハード機器にも魅了された。国産の携帯ゲーム機初のカラー液晶ディスプレイの「ゲームギア」、インターネット通信用モデム搭載の「ドリームキャスト」など、セガのゲーム機は体験したことのない未来を見せてくれるものばかりだ。ちなみにパソコンがまだなかった1990年代の我が家では、ドリキャスがインターネットツールだった。テレビ画面を通して、友達とメールしたことが懐かしい～。
セガ本社へ特別取材！まずはエントランスへ
セガの本社は、有名企業の本社が集まる東京の大崎駅周辺へ2018年に移転。
受付周辺は、“壮大な旅を予感させる港”がコンセプト。船の客室をイメージした待合スペースは、世界時計や地球儀などの装飾が散りばめられ、テンションもアガる～！
特定の位置から壁を見ると、隠れソニックを発見！来客を飽きさせない遊び心満載だ。
レセプションエリアには、セガの歴史を語るに欠かせない往年の業務用ゲーム機を展示。プレイはできないけど近くで見られるのはとても貴重！
来客用会議室①：世界の港町がテーマ
ひとつめの来客用会議室「HARBOR」は、テーマが世界の港町。Hが香港、Jがジャカルタなど、A～Yの頭文字の港町が名づけられた25室。
会議室内は、港町の名前に合ったデザインが施されており、来訪するたびに「今回はどの部屋かな？」と楽しみになりそう。ちなみに、Zがないのは、「セガの旅路に終わりがない」ことを意味しているのだとか！
来客用会議室②：セガの歴史に興奮！
もうひとつの会議室スペース「SEGA HISTORY」は、セガの歴代ゲーム機やコンテンツが会議室名になっている。ドリームキャストの部屋ならオレンジなど、壁紙の色も名前のイメージに合わせていてとってもカラフル。
一番の注目ポイントは、実機そのものが展示されていること。遊び尽くしたセガサターン、ドリキャス、ゲームギア、そして10代の時にハマりまくったプリント俱楽部……。ここにいるだけで思い出が蘇り、会議を忘れてしまいそう!?
社員食堂「JOURNEY'S CANTEEN」：超貴重な限定メニューも登場！
広々とした社員食堂「JOURNEY'S CANTEEN」では、量り売りスタイルのデリやアラカルトメニューを提供。ランチだけではなく夜ご飯も提供していて、麺類350円、カレーは400円程度と良心的な価格帯。
イベントの日は、特別メニューも提供している。6月23日のソニックの誕生日には、『ソニックオリジンズ』をモチーフにしたフードが限定販売。 うらやましすぎる！
&BAR（エンデバー）：社員同士がゲームをしながら交流
社員食堂の奥には、バーコーナーが。旅の合間に集い、情報交換する“波止場の酒場”をイメージし、ビリヤードやダーツをしながら社内交流できるスペースだ。社内パーティや試写会なども行われるそう。
ライブラリー「THE LIBRARY」：創造性を刺激する空間
社員が自由に仕事や読書ができるライブラリー。セガサミーグループが大切にしている言葉をテーマとした様々なジャンルの本がセレクトされ、インスピレーションを与えてくれる。
窓の外には東京らしい都会的な世界が広がる。この景色を眺めながらリラックスしたオフィス空間で、今日も最先端のゲームが生み出されていると思うと感慨深い。
ゲーム会社らしく、創造性を高めてくれる空間づくりが印象的なセガ本社。こんな素敵な会社なら、独創的なゲームが生まれるのはもはや必然！セガの最新ゲーム情報が知りたい人は、公式アカウントをチェックしてね。
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