カプセルトイ(通称「ガチャガチャ」*1)マシンを見つけると、つい回したくなるのはなぜだろうか。
何が出てくるか分からないワクワク感
本物と見違えるほどの再現度の高さ
そして全種類が揃った時の気持ちよさ。
たった数百円でこんなにも満足感を得られるなんて、カプセルトイが国籍・年齢・性別男女問わず人々の財布を緩ませ続けることに納得することだろう。
しかし最新のカプセルトイに入っているのは、「トイ(おもちゃ)」とは限らない。もし同じ沼にハマっている同志がいれば、この記事に登場する2022年の最新カプセルトイはきっとあなたのコレクター魂をくすぐるはず!
*1:タカラトミーアーツが商標登録している「ガチャ」、バンダイが商標登録している「ガチャガチャ」、「ガチャポン」、「ガシャポン」など、様々な呼び方が存在する。
※本記事に掲載している情報は、2022年6月執筆時点。
※表記価格はすべて1回ごとの金額。
出発!最新カプセルトイを目掛けて散財の旅へ…
市場規模は今や年間450億円以上と言われている日本のカプセルトイ業界。主要空港、ターミナル駅、ショッピングモール、全国各地に専門店が数多く出店。日本旅行をしたときに、余った小銭でカプセルトイを回しまくっていた読者も多いのでは?
日々進化するカプセルトイの最新事情をレポートすべく、2022年2月に東京・原宿にオープンした、カプセルトイ専門店「ガチャガチャの森」の旗艦店にやってきた。
「森(店舗)」の中には1,200台以上の「木(カプセルマシン)」があり、アニメ関連、キャラクター物、特撮ヒーロー、動物、ミニチュア、小物類…定番物から変わり種まで、ガチャファンを興奮の渦に包み込む。
「コアラのマーチ」、ファミリーレストラン「デニーズ」のメニューなど、忠実に再現されているミニチュアフィギュアも。これは次から次へと100円玉がダイソンのごとく吸い込まれていく予感がする。
お金を使いすぎないよう、今日は散財の上限を2,000円と設定。では、ガチャを回し、回しまくって…
本日の戦利品はこちら(1個あたり100円~300円)。早速、開封の儀だ!
カプセルトイは想像を超える領域に進化していた!
まずは今回引き当てた物の中から、最も驚かされた物から紹介していこう。
1度買うと2度楽しめるコスパ最強ガチャ
「液晶ミニゲーム機 FIT」 / 300円
何がびっくりポイントというと、「ガチャを回す→カプセルを開ける→コレクションに加える」で終わるのではなく、ミニゲームを内蔵しているから実に2度(3度も4度も)楽しめるのだ。
サウンド機能はもちろん、ステージ・レベル・スピードが選べる23ゲームを搭載。80年代頃初代GAMEBOYでブロック崩しを遊んでいた時代を思い出させてくれる。(懐かしい)
「パンとエコバッグ」 / 300円
「2度おいしい」物はまだまだある。こちらは一見、何の変哲もない「パン」だが…
ジップを開けると、パン柄のポーチ中からエコバッグが♪
しかも約26cm×35cmとなかなかの大容量。紙パックの牛乳も全然余裕に5本は入るサイズ。
「ザ・ペーパー10」 / 200円
トイレットペーパーをカプセルトイ化した、遊び心が秀逸なデザイン。ロール紙、トイレットペーパーホルダーといった細部にまで工夫を凝らしている。
「トイレットペーパー」そのものはメモとして使える。自宅にトイレットペーパーをストックするように、オフィスデスクにも大量にストックしておきたい。
思わず「!」を連発するオモシロカプセルトイを発見
「なんでも!海苔巻きマスキングテープ」 / 200円
巻くだけで何でも海苔巻きにしてしまうマスキングテープ。リアルすぎてついつい食べてしまわないようにご注意を。
とにかく風合いの再現度が高く、どう見ても海苔そのまま。
「おにぎりの消しゴム」 / 300円
四角いおにぎりの形をした消しゴム。中には「具材」が入っていて、消しゴムを使っていくと「具材」がお見え。何が出てくるかは使ってからのお楽しみだ。
ちなみに私はツナマヨを引き当てた。
最後にここでクイズを1つ出題―
おにぎりの形をした、存在感抜群のカプセル。中は何が入っているかぜひ当ててみて!正解は文末に↓
(ヒント:今どき若者がファッションの1部として取り入れているもの。)
店舗情報
- 名称:ガチャガチャの森 原宿アルタ店
- 住所:東京都渋谷区神宮前1-16-4 原宿アルタ2F
- 営業時間:10:30~20:00
- 公式サイト:https://www.gachagachanomori.com/
クイズの答え:指輪でした!
「おにぎりん具3」 / 300円
ネギトロを指にはめてみることに。さすがこれをつけて外に出かけるには勇気がいるよね…?
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