猫のたま駅長で有名！「和歌山電鐵貴志川線」ガイド

「和歌山電鐵貴志川線（わかやまでんてつきしがわせん）」は、猫（ねこ）のたま駅長（えきちょう）をはじめ、いちご電車（でんしゃ）などユニークな取（と）り組（く）みをしていることで有名（ゆうめい）な日本の鉄道路線（てつどうろせん）だ。和歌山電鐵の電車はどこで乗（の）れる？猫の駅長はいつ、どこで会えるの？ぜひ次の和歌山旅行（わかやまりょこう）の参考（さんこう）にしてね！

和歌山電鐵貴志川線について

和歌山電鐵は、関西地方（かんさいちほう）の和歌山県（わかやまけん）が拠点（きょてん）。和歌山駅（わかやまえき）から東（ひがし）ののどかなエリアへ向（む）かうローカル線（せん）だ。
和歌山駅までは、大阪駅（おおさかえき）から片道（かたみち）約（やく）1時間半（じかんはん）、関西空港（かんさいくうこう）から片道（かたみち）最短（さいたん）約（やく）40分とアクセスも良好（りょうこう）。

大阪から和歌山駅の行き方

JR大阪駅からJR和歌山駅までは、降車不要（こうしゃふよう）で行（い）ける。大阪駅で、大阪環状線（おおさかかんじょうせん）西九条方面紀州路快速（にしくじょうほうめんきしゅうろかいそく）に乗（の）ろう。この時（とき）、電車の5～8号車目（ごうしゃめ）に乗（の）ること。
なぜなら、途中（とちゅう）の日根野駅（ひねのえき）で電車が切（き）り離（はな）され、1～4号車目は関西空港（かんさいくうこう）に行ってしまうからだ。

関西空港から和歌山駅の行き方

最（もっと）も便利（べんり）なのはエアポートリムジンバス（片道1,200円、約40分）。電車で行きたいなら、JR関西空港駅（かんさいくうこうえき）から関西空港線（かんさいくうこうせん）で日根野駅へ行き、阪和線（はんわせん）で和歌山駅に行こう。

和歌山電鐵貴志川線の乗り方＆路線案内

和歌山電鐵貴志川線には、和歌山駅構内（こうない）から乗（の）り換（か）えが可能（かのう）。９番ホームから貴志川線（きしがわせん）に乗れる。

貴志川線のきっぷ売（う）り場（ば）も9番ホーム内にある。ICカードは利用（りよう）できないので現金（げんきん）の準備（じゅんび）を忘（わす）れずに！

※「1日乗車券（いちにちじょうしゃけん）」は、大人800円、小児400円。和歌山駅から貴志駅までは片道（かたみち）が410円なので、1日乗車券を使（つか）った方（ほう）がお得（とく）！和歌山駅9番ホームで販売（はんばい）しているよ。

※1日乗り降り自由のフリー切符

和歌山電鐵貴志川線の顔、猫の「たま駅長」とは？

和歌山電鐵 貴志川線の名を世界（せかい）に知（し）らしめたのは、猫のたま駅長だ。もとは、貴志駅に隣接（りんせつ）する商店（しょうてん）に住（す）んでいた飼（か）い猫（ねこ）だったそう。2007年1月に、民営鉄道（みんえいてつどう）初（はつ）の猫（ねこ）の駅長（えきちょう）に就任（しゅうにん）すると、瞬（またた）く間（ま）に猫界（ねこかい）のスーパースターに。たま駅長は2015年にその命を全（まっと）うした後（あと）、初代（しょだい）としてたま名誉永久駅長（めいよえきちょう）となり、現在（げんざい）はウルトラ駅長のニタマとスーパー駅長のよんたまが活躍中（かつやくちゅう）。

たま駅長ついて詳（くわ）しく知（し）りたい方は、下記（かき）の記事（きじ）をチェック！

和歌山電鐵貴志川線でねこの駅長に会うためには？

貴志川線で働（はたら）くねこの駅長は現在（げんざい）2匹。下記（かき）の勤務地（きんむち）とスケジュールを事前（じぜん）にチェックしておこう！（※2022年1月時点の情報）

たま電車、いちご電車……和歌山電鐵貴志川線のユニークな電車

和歌山電鐵の貴志川線は、ユニークなコンセプトの電車が走（はし）っていることも特徴（とくちょう）。「たま電車」は、101匹のたま駅長が走（はし）ったり寝転（ねころ）んだりしている様子（ようす）が描（えが）かれたキュートなデザイン。つり革（かわ）がたま駅長と同（おな）じ3色（しょく）だったり、座席（ざせき）が電車（でんしゃ）とは思（おも）えないほどカラフルだったり。目的地（もくてきち）に到着（とうちゃく）するまで写真撮影（しゃしんさつえい）に夢中（むちゅう）になってしまいそう！

2021年12月には、「たま電車ミュージアム号」がデビュー。床（ゆか）から天井（てんじょう）まで、777匹（ひき）ものイラストやオブジェで埋（う）め尽（つ）くされたミュージアム仕様（しよう）の車内（しゃない）は圧巻（あっかん）！乗（の）るたびに新（あたら）しい発見（はっけん）があるよ♪

さらに、貴志駅周辺で獲（と）れるイチゴの絵をふんだんにあしらった「いちご電車」、和歌山が誇（ほこ）る世界一（せかいいち）レベルの高い梅（うめ）「南高梅（なんこううめ）」がモチーフの「うめ星電車」など、周辺地域の特産品（とくさんひん）を全面にアピールした電車も運行（うんこう）。楽（たのしい）しい旅行気分（りょこうきぶんが）が倍増（ばいぞう）しそう！

いつ、どの電車に乗れるかは、和歌山電鐵の時刻表（じこくひょう）を確認（かくにん）しよう（英語のみ）。

→ https://www.wakayama-dentetsu.co.jp/timetable/mobileE/

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貴志駅「たま駅舎」のショップ＆カフェ

貴志駅たまカフェ

駅構内（えきこうない）のカフェでは、たま駅長がモチーフのオリジナルメニューをはじめ、軽食（けいしょく）とドリンクを提供（ていきょう）。メニューは「ジェラートサンドセット」（580円～）、ホットドッグではない「ホットキャット」（単品360円）など。

• 営業日：年中無休※メンテナンス休業あり（不定休）
• 営業時間：10：00～16：00

貴志駅たまショップ

ショップでは、たま駅長、ニタマ、よんたまのかわいいグッズを販売（はんばい）！1日乗車券（いちにちじょうしゃけん）・各種回数券（かくしゅかいすうけん）の発売（はつばい）もあるよ。

• 営業日：土日祝のみ（大型連休等の営業情報は公式サイトを確認）
• 営業時間：11：00～16：00

「和歌山電鐵 貴志川線」沿線の名所は？

貴志川線沿線（えんせん）には貴志駅以外の名所もたくさんある。
例（たと）えば、水鳥（みずどり）が多（おお）く生息（せいそく）し“野鳥（やちょう）の楽園（らくえん）”と地元（じもと）で呼（よ）ばれている「平池緑地公園（ひらいけりょくちこうえん）」は甘露寺駅（かんろじまええき）が最寄（もよ）り。
また、桜（さくら）、つつじ、紅葉（こうよう）など日本の自然美（しぜんび）を満喫（まんきつ）できる大池遊園駅（おおいけゆうえんえき）が最寄（もよ）りの「大池遊園」などです。また、貴志駅周辺はいちごの栽培（さいばい）が有名（ゆうめい）なので、冬（ふゆ）はいちご狩りもおすすめ！

和歌山電鐵貴志川線貴志駅インフォメーション

• 住所：和歌山県紀の川市貴志川町神戸
• 注意事項：駐車場なし

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