「白浜（Shirahama） - ビーチも温泉も楽しめる和歌山の人気エリア 」でも紹介（しょうかい）した白浜温泉（しらはまおんせん）以外（いがい）にも和歌山県（わかやまけん）には有名（ゆうめい）な温泉（おんせん）がたくさんあります。
特（とく）に、和歌山は海（うみ）に面（めん）した洞窟（どうくつ）の中（なか）のお風呂（ふろ）や、世界最古（せかいさいこ）の温泉など、ぜひ訪（おとず）れたい温泉の宝庫（ほうこ）！
この記事（きじ）では、和歌山県を観光（かんこう）するならぜひ立（た）ち寄（よ）りたい温泉を紹介します。
南紀勝浦温泉：海辺の温泉
和歌山県の那智勝浦町（なちかつうらちょう）にある勝浦温泉（かつうらおんせん）は、世界遺産（せかいいさん）・熊野古道（くまのこどう）や熊野那智大社（くまのなちたいしゃ）、那智（なち）の滝（たき）観光（かんこう）にもアクセスが良（よ）く、温泉好きの間（あいだ）では有名なスポットです。
古（ふる）くから、登山（とざん）を控（ひか）えた人（ひと）や山歩（やまある）きを終（お）えたばかりの人（ひと）にとって、勝浦の温泉は最高（さいこう）の癒（いや）しの場（ば）となっています。町内（ちょうない）には無料（むりょう）の足湯（あしゆ）が点在（てんざい）しているほか、町内のホテルにも温泉があります。
もし、ここでしか味（あじ）わえない体験（たいけん）をしたいなら、JR紀伊勝浦駅（きいかつうらえき）から徒歩（とほ）6分のフェリー乗（の）り場（ば）からシャトル船（無料/むりょう）に乗（の）り込（こ）みホテル浦島（うらしま）へ！
ホテル浦島は、勝浦の岬（みさき）にそびえる巨大（きょだい）リゾートホテルで、室内（しつない）にあるオーソドックスな温泉と、荒（あら）い風（かぜ）や波（なみ）に浸食（しんしょく）された天然洞窟（てんねんどうくつ）に湧（わ）き出（で）た温泉が楽（たの）しめます。古くから、熊野三山を参拝した人々が疲れを癒した場所で、宿泊客だけでなく、日帰り入浴もできるので、立ち寄った際はぜひTryしてみては？
Spot Information
- 南紀勝浦温泉(勝浦)
- 住所：和歌山県那智勝浦町
- アクセス：勝浦へは、新大阪駅からJR特急「くろしお」で紀伊勝浦駅までは約4時間
白浜温泉：日本最古の温泉地
日本三大古湯の一つとして知られる白浜温泉。
7～8世紀の古書にも記録が残っており、大海原や円月島など海の絶景と温泉を両方楽しむことができます。
湯崎温泉街には、公衆浴場や無料の足湯が点在しており、なかでも有名なのは、岩場で目の前に打ち寄せる波と雄大な太平洋を眺めながら入浴できる「崎の湯」。ここは1350年以上も前から湧き出る歴史ある湯壺です。
営業時間は午前8時から午後5時まで（夏季は延長あり）
※崎の湯は、お風呂のお湯が海に流れるため、シャンプー・リンス・石鹸などをご利用いただけません
Spot Information
- 白浜温泉(白浜町)
- 住所：和歌山県白浜町 和歌山県西牟婁郡白浜町
- アクセス：電車で約1時間、大阪から特急で2時間20分。
龍神温泉：日本三大美人の湯のひとつ
日高川（ひだかがわ）の渓流沿（けいりゅうぞ）いに位置（いち）する龍神温泉（りゅうじんおんせん）は、自然（しぜん）豊（ゆた）かで美（うつく）しい温泉郷（おんせんきょう）です。ここは、真言宗（しんごんしゅう）の開祖（かいそ）・弘法大師（こうぼうたいし）が、海の神（かみ）である龍王（りゅうおう）から夢（ゆめ）の中（なか）でお告（つ）げを受（う）けて命名（めいめい）したとされています。
日本三大美人（にほんさんだいびじん）の湯（ゆ）の一つ（ひとつ）にも数（かぞ）えられ、美容効果（びようこうか）があるとされています。
Spot Information
- 龍神温泉(りゅうじんおんせん)
- 住所：和歌山県田辺市龍神村龍神
- アクセス：特急「くろしお」でJR紀伊田辺駅へ行き、田辺駅からは龍神バスに乗り替え、約1時間20分で龍神温泉のバス停へ到着。
湯の峰温泉: 約1800年前に発見された日本最古の温泉
湯（ゆ）の峰（みね）温泉街は、開湯1800年（かいゆ）1800年と、大変（たいへん）歴史（れきし）ある温泉街（おんせんがい）です。古くから熊野古道（くまのこどう）への参詣の道中に立ち寄る人が多い温泉として知られ、世界で唯一のユネスコ世界遺産（せかいいさん）の温泉があることでも有名です。
この世界遺産の温泉として知られているのが、天然温泉の岩風呂（いわぶろ）「つぼ湯」です。湯の峰温泉のほぼ中心に位置する温泉で、山小屋風（やまごやふう）の小屋の中に２～３人用のお風呂があります。30分交替制で入浴でき、日によっては７回湯の色が変化（へんか）するとも言われています。
このつぼ湯の入浴料（にゅうよくりょう）には、湯の峰温泉公衆浴場（こうしゅうよくじょう）の料金（りょうきん）も含（ふく）まれており、湯めぐりを楽しめるほか、温泉のくみ取り場で温泉水を持ち帰ったり、周辺のお店で卵（たまご）や野菜（やさい）を買えば、温泉で茹（ゆ）で卵や野菜を作（つく）ることも！
大自然の中、川のせせらぎを聞きながらお湯に浸（つ）かるのは非日常的（ひにちじょうてき）な体験（たいけん）です。
Spot Information
- 湯の峰温泉公衆浴場
- 住所：和歌山県田辺市本宮町湯ノ峰110番地
- アクセス：JR紀伊田辺駅からバスに乗り、湯の峰のバス停で下車。
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