【日本の名城】まずは国宝5城から♪(前編)で紹介した、姫路城(ひめじじょう)や松江城(まつえじょう)以外にも、国宝に指定されている城(しろ)があります。
現在は、観光名所や街(まち)のシンボルとなっている城の数々。地方(ちほう)に旅行(りょこう)する際(さい)には、ぜひ立(た)ち寄(よ)ってみては?
日本国内で唯一、城内に馬屋が現存する彦根城(滋賀県)
滋賀県(しがけん)の彦根市(ひこねし)にある城(しろ)、彦根城(ひこねじょう)。
1622年に、「金亀山(こんきやま)」という異名(いみょう)を持つ彦根山(ひこねさん)に建(た)てられた城です。
城の魅力(みりょく)は、“破風(はふ)“という屋根(やね)の先端部分(せんたんぶぶん)や、外観(がいかん)のデザイン性の高(たか)さ。そして、重要文化財(じゅうようぶんかざい)にも指定(してい)されている”馬屋(うまや)“です。
【施設情報】
- 施設名:彦根城
- 所在地:滋賀県 彦根市 金亀町(しがけん ひこねし こんきちょう)1-1
- 開城時間:午前8時30分から午後5時(天守最終入場4時45分)
- 料金:一般800円、小・中学生200円
- 休城日:年中無休
- アクセス:JR彦根駅から徒歩約15分
日本最古の五重六階の天守がある松本城(長野県)
長野県(ながのけん)の松本市(まつもとし)にある「松本城(まつもとじょう)」は漆黒(しっこく)の城(しろ)。
現在(げんざい)、日本国内(にほんこくない)に現存(げんぞん)する天守は姫路城などのように白い天守が多いが、松本城は関が原の戦い(せきがはらのたたかい)以前に造(つく)られた5重6階の天守が現存(げんぞん)する城(しろ)。この5重6階の天守は、日本で最も古い天守としても知られている。
【施設情報】
- 施設名:松本城
- 所在地:長野県 松本市 丸の内(ながのけん まつもとし まるのうち)4-1
- 開放時間:午前8時30分~午後5時(最終入場は午後4時30分まで)
- 料金:大人700円、小・中学生300円、小学生未満は無料
- 休城日:年末(12月29日から31日)をのぞき無休
- アクセス:JR篠ノ井線「松本駅」下車 徒歩約20分
日本で唯一、個人所有だった城 犬山城(愛知県)
愛知県(あいちけん)の犬山市(いぬやまし)にある「犬山城(いぬやまじょう)」は、1537年に建(た)てられた城。望楼型(ぼうろうがた)と呼ばれるの天守を持つ城で、この天守の様式(ようしき)は、日本最古(にほんさいこ)の様式としても有名。別名(べつめい)は白帝城(はくていじょう)。また、犬山城の最大(さいだい)の特徴(とくちょう)と言ってもいいのが、長いあいだ個人所有(こじんしょゆう)のお城だったこと。国宝なのに個人所有(こじんしょゆう)だった唯一の城であり、今も犬山城白帝文庫(いぬやまじょうはくていぶんこ)が所有(しょゆう)している。
【施設情報】
- 施設名:犬山城
- 所在地:愛知県 犬山市 犬山北古券(あいちけん いぬやまし いぬやまきたこけん)65-2
- 開放時間:午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
- 料金:一般 550円、小・中学生110円、小学生未満は無料
- 休城日:12/29-31
- アクセス:名鉄名古屋駅から名鉄快速特急・特急に乗車し、犬山駅で下車
城旅をしてみたいなら、まずは国宝5城から!
いかがでしたか?
今回は、2記事(にきじ)にわたって国宝となっているお城を紹介しました。
しかし、日本各地にはまだ有名な城がたくさんあります。日本の歴史(れきし)や文化(ぶんか)をもっと詳(くわ)しく知(し)りたいなら、まずは紹介(しょうかい)した5城を訪ねてみては?それから、他のお城も制覇してみてもいいかもしれないですね!
他の日本の城についても詳しく知りたい人はこちら
【日本の名城】まずは国宝5城から♪(前編)
https://www.fun-japan.jp/jp/articles/12529
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