日本（にほん）には、姫路城（ひめじじょう）、大阪城（おおさかじょう）、名古屋城（なごやじょう）など、城（しろ）がたくさんあります。城は、昔（むかし）から権力（けんりょく）の象徴（しょうちょう）で、街（まち）のシンボルでもありました。現在（げんざい）は、観光スポットになっていて、日本人のみならず、外国人観光客（がいこくじんかんこうきゃく）にも人気です。特（とく）に、国宝（こくほう）に指定（してい）されている5つの城は必見（ひっけん）！どれも有名（ゆうめい）で、交通（こうつう）の便（べん）が良（よ）いので行（い）きやすいですよ♪
前編（ぜんぺん）と後編（こうへん）に分けて、姫路城（ひめじじょう）、松江城（まつえじょう）、彦根城（ひこねじょう）、松本城（まつもとじょう）、犬山城（いぬやまじょう）の5城を紹介します。
ユネスコの世界文化遺産に登録された姫路城（兵庫県）
兵庫県（ひょうごけん）の姫路市（ひめじし）にある姫路城（ひめじじょう）は国宝（こくほう）に指定されています。日本で最初（さいしょ）にユネスコの世界文化遺産（せかいぶんかいさん）に登録（とうろく）された史跡（しせき）としても有名です。
姫路城は、1346年に建（た）てられ、日本の城の中でも最大規模（さいだいきぼ）の天守（てんしゅ）を持つ城です。天守の城壁（じょうへき）は白漆喰（しろしっくい）で塗（ぬ）られており、シラサギが羽（はね）を広げたような優美（ゆうび）な姿（すがた）から「白鷺城（しらさぎじょう）」とも呼ばれています。
【施設情報】
- 施設名：姫路城
- 所在地：兵庫県 姫路市 本町（ひょうごけん ひめじし ほんまち）68
- 開城時間：午前9時～午後4時（閉門は午後5時）
- 料金：大人（18才以上）1000円、小人（小学生・中学生・高校生） 300円、小学校就学前の児童は無料
- 休城日：12月29日、30日
- アクセス：姫路駅から神姫バスに乗車し「大手門前」で下車後、徒歩約5分 / JR線または山陽電鉄「姫路駅」から徒歩約20分
現存する正統天守閣を持つ唯一の城 松江城（島根県）
松江城（まつえじょう）は島根県（しまねけん）の松江市（まつえし）にあるお城（しろ）。400年以上の歴史（れきし）がある、黒（くろ）を基調（きちょう）とした外壁（がいへき）が特徴的（とくちょうてき）な名城（めいじょう）です。
松江城が築城（ちくじょう）されたのは1611年。現存する正統天守閣（せいとうてんしゅかく）を持つ唯一（ゆいいつ）の城として有名（ゆうめい）です。正統天守閣というのは、天守閣（てんしゅかく）から360度見渡すことができる望楼型（ぼうろうがた）の天守のこと。かつては司令塔（しれいとう）などの役割（やくわり）で、今（いま）では松江の市街地（しがいち）を一望（いちぼう）できる人気（にんき）の展望（てんぼう）スポットとなっています。天守の屋根（やね）の形はまるで千鳥が羽を広げた格好に見えるため、「千鳥城」とも呼ばれています。
- 【施設情報】
- 施設名：松江城
- 所在地：島根県 松江市 殿町（しまねけん まつえし とのまち）1-5
- 開放時間：
- 【本丸】
- 4月1日〜9月30日 午前7時～午後7時30分
- 10月1日〜3月31日 午前8時30分～午後5時
- 【天守】
- 4月1日〜9月30日 午前8時30分～午後6時30分（受付終了 午後6時）
- 10月1日〜3月31日 午前8時30分～午後5時（受付終了 午後4時30分）
- 料金：外国の方(大人) 470円/外国の方(小・中学生) 200円
- 休城日：年中無休
- アクセス：松江駅からバスで約10分
他の日本の城についても詳しく知りたい人はこちら
【日本の名城】まずは国宝5城から♪（後編）
https://www.fun-japan.jp/jp/articles/12530
【日本の名城】時代を超えて魅了される現存天守12城 前編
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