ツアーでのみ上陸可能!長崎 軍艦島を徹底紹介!

長崎港の南西約19kmのところにある島「軍艦島」。正式名は「端島(はしま)」ですが、旧日本海軍の戦艦である「土佐」に似ているところから「軍艦島」と呼ばれるようになりました。江戸時代後期に石炭が発見され、その後明治23年から本格的に海底炭坑として栄えてきました。現在は閉山していますが、歴史的遺構を目の当たりにできることから、人気に。ツアーでのみ上陸可能です。

見学ツアーその1 軍艦島までの船旅

港を出航後、軍艦島に到着するまでも見どころ満載。「世界新三大夜景」に選ばれた長崎の人気スポット「稲佐山」や異国情緒あふれる「グラバー園」などを船の上から望むことができます。美しいフォルムで知られる「女神大橋」や、造船の街「長崎」のシンボルでもある大規模な「三菱重工長崎造船所」などを船上観光できます。

見学ツアーその2 上陸し、遺構をまじかで!

船旅を終えいよいよ上陸。ガイドさんと一緒に見学路に沿って見学スタート。「貯炭場」や、「従業員住宅」、第2竪坑跡などがある「第一見学場」へ。第二見学場では、総合事務所があったレンガ造りの建物、鉱員住宅として利用されていた30号棟やプールを見学できます。当時の様子に思いを馳せ、じっくり見学してみて。

見学ツアーその3 軍艦島の周囲をクルーズ!

島内の見学が終わると、島の周囲をクルージング。島内からは見ることができなかった、鉱員社宅のアパート群などを見ることができます!

軍艦島の歴史

江戸時代後期に石炭が発見され、明治23年から本格的に海底炭坑として発展した軍艦島。幅約160m、長さ約480mと非常に小さい島ですが、採掘最盛期には約5,200人もの人が住んでいました。当時の島の人口密度は世界一とも言われていたそう!

大正5年には、日本初の鉄筋コンクリート造りの高層集合住宅が建築。その後も続々と高層アパートが建設されました。小学校や中学校、レストランに加え、映画館といった娯楽施設もありました。

こうして炭鉱都市として栄えてきましたが、エネルギー転換政策の影響を受け、昭和49年に閉山。

平成27年7月5日世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 ~製鉄・製鋼、造船、石炭産業~」として正式登録され、話題になりました。

個人での上陸はNG!

個人での上陸は禁止されており、各船会社が運航している軍艦島上陸ツアーに参加する必要があります。悪天候の場合、上陸できない場合もあるので、事前に天候をチェックして。ツアー内容、出航時間等詳細は、各船会社によって異なりますが、目安としては、港から軍艦島まで所要約45分、上陸時間は約1時間。ツアー時間は午前か午後を選ぶケースが多いようです。料金は3000~4000円台を目安にしてください。

Spot Information

  • Spot name:軍艦島(端島)
  • Street Address: 〒851-1315 長崎県長崎市高島町端島
  • Access:長崎港から軍艦島上陸ツアー船に乗船し、約45分
  • Ticket: ツアー会社により異なる
  • 休み: ツアー会社により異なる
  • 時間:ツアー会社により異なる

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