食い倒れの街・大阪を代表する粉もんグルメ・たこ焼き。この記事ではその定番メニューと、大阪で訪れたい名店を紹介!
大阪グルメタコ焼き入門!味付けにはどんな種類がある?
タコ焼き、と一口で言っても様々な味付けがあります。ここでは、一般的なたこ焼きの味付けの種類を紹介します。
醤油
日本食の味付けに欠かせない醤油、大阪のタコ焼きというとソース味のイメージが強いですが、実は醤油味も定番の味付けです。醤油味と言っても、焼いたたこ焼きに刺身などにつける濃い醤油をつけるわけではなく、生地自体にだし醤油などが入っておりしっかり味がついていてそのまま食べることもマヨネーズなどをつけて食べることもできるのが特徴です。
大阪はもちろん、名古屋のたこ焼きは醤油味が主流。ちなみに、名古屋のタコ焼きは一般のたこ焼きよりも一回り小粒でソースをかけない素焼きスタイル、そしてキャベツが入っているのが特徴です。
ソース
大阪タコ焼きの定番中の定番の味付け!
大阪の粉もんには、たこ焼き以外にも、同じように小麦粉を使って作るお好み焼きがありますが、この2つの料理のソースは、“お好み焼きソース”と“たこ焼きソース”で種類が異なります。
“たこ焼ソース”は、たこ焼きにソースをかけた時の色味のコントラストが良いように色が濃いソースとなっていたり、タレが落ちないようにとろみがついていたり、甘めでまろやかな仕上がりなのが特徴。また、関西のたこ焼きは、だし等の入った味の濃い生地を使うことも多いため、お好み焼きよりあっさり味のソースになっていることも。ソースたっぷりのタコ焼きにかつおぶしや削り粉、マヨネーズと青海苔をかけて食べると最高ですよ。
塩
タコ焼きの醍醐味といったら、外はカリッと生地を噛むと焼き目からとろりとダシの香る生地があふれるという、生地のカリトロ食感!そのおいしさを存分に味わえるのがシンプルな塩たこ焼きです。
塩たこ焼きは、何もつけない素焼き状態に、塩を少しかけて提供されるメニュー。シンプルゆえに、生地のおいしさと食感を楽しめるので、たこ焼きの食べ歩きをする際にもおすすめです。
ポン酢
ポン酢とは日本料理の調味料で、かんきつ果汁と酢でできた食酢加工品の一種のこと。
たこ焼きメニューとなる際には、刻んだネギをたっぷりのせたり、大根をすりおろしたおろしポン酢をかけて提供されることが多いです。
明石焼き
大阪のソースと並んで、関西のたこ焼きのもう一つの定番といえば兵庫県明石市発祥の明石焼きです。ふわふわ生地の中に歯ごたえのあるタコが入ったたこ焼きを、お出汁でいただくのが基本で、明石では「玉子焼」の名で親しまれ、別名「明石焼」として全国的にも知られています。
「たこ焼き」との違いは“ソースで食べるか、出汁で食べるか”だけではなく、生地に卵や「※じん粉」が使われていて、ふんわり触感で優しい味に仕上がる点。ちなみに明石市は、瀬戸内海で水揚げされる「明石鯛」や「明石ダコ」など、魚介が有名な美食どころでもあるため、ぷりっぷりのタコを楽しめるのも魅力です。
大阪のおすすめたこ焼き店!
関西一の美食の街・大阪を代表する粉もんグルメ・たこ焼き。大阪にはたこ焼き店が、なんと5,000軒以上あると言われています。ここからは地元の人からも愛されている道頓堀エリアのタコ焼きの名店を紹介します。
くくる
創業30年以上、道頓堀に本店を構えるたこ焼き専門店・くくる。
プリップリのタコが入った生地を香ばしく焼き上げ、カリッときつね色に焼けたら、特製たこ焼きソースとマヨネーズをかけて、最後に青海苔とかつお節をかけた逸品!ふわトロ食感が魅力です。
タコ料理専門店のため、しゃぶしゃぶや釜めしなども食べられるのも魅力。
Spot Information
たこ家道頓堀くくる道頓堀本店
- 大阪市中央区道頓堀1丁目10-5白亜ビル1階
- 場所:ククルは道頓堀に2店舗あり、どちらも運河沿いにある。ひとつはグリコの看板と戎橋のそばにあり、もうひとつは少し離れて川を渡った太左衛門橋のそばにある。
- 営業時間 月~金: 12:00~23:00、土: 11:00~23:00、祝日: 11:00~22:00 11:00- 22:00
- 定休日 なし
道頓堀赤鬼
一般的な茹でタコではなく、生のタコを使用した赤鬼のタコ焼き。甘口とピリ辛ソースが選べる王道のソースたこ焼き、醤油、岩塩、天然だしとたこ焼きのハーモニーが楽しめるちゃぷちゃぷ、ネギポン酢など楽しめる味もバラエティ豊かなので、食べ比べにおすすめ!
この店は2016年のミシュランガイドでビブグルマンに選ばれており、味もおいしさもお墨付き!
Spot Information
- 道頓堀 赤鬼
- 住所:大阪市中央区難波1-2-3
- アクセス:各線「難波」「日本橋」駅を下車いただき、なんばウォーク minamiOSプラザ口を出てすぐ
- 営業時間:11:00 - 22:00
- 定休日:なし 水
あっちち本舗
ふわふわのたこ焼きとリーズナブルな価格で知られている名店。銅製ではなく昔ながらの鉄製の鉄板を使用し、極限まで薄く焼いたあつあつのたこ焼きは、外はカリっ!中はトロッ!となっており、絶品!
毎朝地元の市場から刺身でも食べられる新鮮なタコを仕入れて調理したこ焼きのおいしさを保証しています。人気メニューのひとつはソースマヨネーズで、東大阪の工場で作った自社製オリジナルソースは冷めてもおいしくいただけます。
Spot Information
- あっちち本舗
- 住所:大阪市中央区宗右衛門町7-19
- アクセス:道頓堀の運河沿い、地下鉄日本橋駅徒歩10分
- 営業時間:【日~金・祝】9:00~翌2:00,【土・祝前】9:00~翌3:00日曜営業
- 定休日:なし
たこ焼十八番
行列のできる店たこ焼十八番は、たこ焼きファンにはたまらない名店です。たこ焼きの生地には生地にはだしと牛乳をブレンドし、クリーミーでふわふわ感が楽しめます。
タコ、紅ショウガ、小エビをまぶして、たっぷりの天カスをのせたら、ここからが高速!! カリッとした食感を出すために芸術ともいえる職人技で、生地に天カスを巻き込むようにクルクル。後は素早く小まめに返し、熱伝導率の良い銅板で生地表面を均一に焼きつけていきます。
Spot Information
- たこ焼き十八番 道頓堀店
- 住所:大阪府大阪市中央区道頓堀1-7-21 中座くいだおれビル 1F
- 営業時間 11:00 - 21:00
- 定休日:なし
たこ焼道楽わなか
かつては寿司と駄菓子の店だった「わなか」は、大阪では昔から人気があった。しかし、店主が副業としてたこ焼きを作り始めたことで、その人気は急上昇した。現在では大阪のあちこちに店舗を構え、道頓堀の人気スポットにも出店している。看板には初代の女性店主が描かれており、イートインかテイクアウトを選ぶことができる。レシピは、外はカリッと、中はふんわりと焼き上げた衣にしっかりとした味付けをすることにこだわり、生姜は紅生姜ではなく塩生姜を使用。いろいろな味を試してみたい人は、4つの味が一度に楽しめる「おおいる」プレートを選ぼう!焼き塩、ポン酢、だし醤油、ピリ辛、そして秘伝のタレを使ったレギュラーから選べる。
Spot Information
- わなか なんば店
- 住所:大阪市中央区難波3-7-24
- 場所:道頓堀のメインストリート沿い、中座くいだおれビルの向かい。
- 営業時間:平日: 11:30 - 21:00、土日祝: 11:00 - 21:00
- 定休日:火曜日
本家 大たこ
本家大たこ 道頓堀本店は昭和47年に創業した道頓堀で一番古いたこ焼き屋です。その名の通り、新鮮でやわらかい大きなブツ切りのタコを使用しており、おいしさで知られています。
秘伝のダシを効かせた薄口しょうゆ味の生地に、ぶつ切りタコがゴロゴロと入っており食感も楽しい一品
Spot Information
- 本家 大たこ 道頓堀店
- 住所:大阪府大阪市中央区道頓堀1-4-16
- アクセス:日本橋駅から315m
- 営業時間:10:00 - 23:00
- 定休日:なし
道頓堀くくる コナモンミュージアム
巨大なタコ看板が目印!大阪の粉もん文化を通して活気ある道頓堀の文化、歴史をを体験できるミュージアムです。たこ焼体験やたこ焼食品サンプルづくりの体験もでき、地下1階には1970年代を体感できる大阪万博をコンセプトにしたエキスポカフェも!
- 道頓堀コナモンミュージアム
- 住所:大阪府大阪市中央区道頓堀1丁目6−12 コナモンミュージアム内
- 場所:)地下鉄御堂筋線「なんば駅」14番出口から徒歩で4分
- 開館時間:11:00~22:00 サンプル作り 平日:11:30~19:15 土日祝:10:30~19:15
- 定休日 なし
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