日本には、全部で47の都道府県があります。
地域によって、街並みやアクティビティ、グルメなどの特徴が異なるように、地元の人々の県民性も様々。このシリーズでは、都道府県ごとの魅力や、ご当地あるあるを紹介し各県のローカル事情を掘り下げていきます。
今回取り上げるのはくまモンで有名な熊本県。熊本城や阿蘇山、近年SNS映えスポットして人気となっている鍋ヶ滝など、雄大な自然と見どころがいっぱいの熊本県について一緒に学んでいきましょう!
九州男児の中でもとくに頑固⁉「肥後もっこす」
熊本県民の気質を表す言葉に「肥後もっこす」という言葉がある。これは、九州男児の中でもとくに熊本の無骨な気性のことで、「肥後」は熊本の旧国名で、「もっこす」とは熊本弁で「頑固者」のこと。
「土佐いごっそう」や「津軽じょっぱり」と並んで日本三大頑固のひとつといわれているらしい。
A Strong Love for One's Hometown
熊本県民は自分の県を褒められるのが大好き!くまモンのいる県、だけではなく、ごはんも住環境も良く熊本は日本一住みやすい県だと信じているのだ。
しかし、熊本から福岡に出てきた人たちが再び熊本の住民として戻ってくることは実はまれだ。
水道水 > ミネラルウォーター
熊本の水道水は100%地下水。ミネラル分が豊富で、市販のミネラルウォーターよりもおいしいと言われている。
多くのスタイリッシュな人々!
熊本はアパレル関連企業の集積地とも言われ、ファッションは他県に比べてかなり進んでいる。あるアパレル・アイテムは、東京などで販売される前に熊本県で密かに販売されているという話もあるほどだ。
ご当地キャラ「くまモン」、わずか1年で巨額の収入
熊本県のご当地キャラクター「くまモン」。その関連商品の売上高は、なんと128兆円を超える。すでに大企業と言っていい。過去にはアメリカのウォール・ストリート・ジャーナルや中国のある放送局で特集が組まれたこともある。
ところで、くまモンの仕事は公務員である!肩書きは熊本県営業部長兼熊本しあわせ部長。熊本の魅力を全国に広めるために、全国を(時には海外も!)飛び回っているが、活動拠点は熊本市中央区にある「くまモンスクエア」なのだそう
熊本弁で話していると、口論をしていると誤解されることが多い
熊本弁は語尾の抑揚が強く、独特の語彙が多いため、他県の人が熊本弁を聞くと、言い争いをしているように感じることが多い。また、キツイ響きの言葉が多いため、他県の人が熊本弁で話しかけられると、「失礼なことを言われている」と感じることが多いようです。他県のお店で熊本弁を話すと、店員から「言い争いは店の外でやってください」と言われることさえある。
方角に敬語をつける
道案内をするとき、日本語では「ひだり(左)」「みぎ(右)」と言うのが普通だが、熊本弁では「ひだりさん」「みぎさん」と敬語をつけ、「きた(北)」などにも「きたさん」と言う。また、いろいろなものに「〜さん」という敬語をつける。熊本の方言はとても辛辣で意地悪だと言われているが、実際はとても親切で尊敬に値する方言である。
日本全国、県民性には驚くような、信じられないような特徴がいろいろある。これはシリーズの1つの記事ですので、右のコメント欄で皆さんのご意見をお聞かせください。どの県についてもっと知りたいですか?ぜひ教えてください!
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